授業コード 90112000 単位数 4
科目名 観光ビジネス特殊研究 クラス
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 金 徳謙 配当年次 *下表参考

授業の題目 空間的・定量的視点からの観光ビジネス研究
学修の概要  情報通信技術の発展にともない、観光ビジネスは大きく変化しています。このような観光ビジネスを研究するためには、既存のデータの収集方法、アプローチの視点や分析手法では解決できない新しい方法を修得する必要があります。
 本講義では、より効率的にデータの収集・分析をするため、伝統的な研究方法はもちろん、新しい調査分析手法を検討しながら、両方法を実践的に修得し、受講者の研究への応用を図ります。
学修の到達目標 観光事象、とりわけ観光ビジネスの課題を空間的視点・統計学的視点から定量的に説明するためのデータの収集・解析・説明することができるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス
第2回 観光ビジネス①(三大観光業) →三大観光業について説明できるようになる
第3回 観光ビジネス②(その他の伝統的な観光業) →三大以外の観光業について説明できるようになる
第4回 観光ビジネス③(観光情報業) →観光情報業について説明できるようになる
第5回 文献講読①(概念や範囲の理解) →観光の概念を理解し説明できるようになる
第6回 文献講読②(観光トレンドの理解) →観光のトレンドを理解し説明できるようになる
第7回 文献講読③(マス・ツーリズムの変遷) →マス・ツーリズムの変遷を理解し説明できるようになる
第8回 文献講読④(経済効果に着目して) →観光の経済効果を理解し説明できるようになる
第9回 文献講読⑤(社会文化的効果に着目して) →観光の社会文化的効果を理解し説明できるようになる
第10回 研究方法論の検討①(研究と方法論の関係) →研究と方法論の関係を理解し、説明できるようになる
第11回 研究方法論の検討②(方法論の理解) → 研究に必要な方法論について検討し説明できるようになる
第12回 研究方法論の検討③(方法論と研究手法) →方法論と研究に用いる手法の関係と相違を理解し、説明できるようになる
第13回 研究方法論の検討④(研究方法論についての議論) →必要な方法論を検討し、研究に用いる方法論について説明できるようになる
第14回 研究方法論の検討⑤(研究方法論の検討) →研究に用いる方法論について討論し、検討、修正することができるようになる
第15回 データの収集①(研究内容の発表) →研究の内容をまとめ、説明できるようになる
第16回 データの収集②(必要データについて議論) →研究に用いるデータを検討し、必要性などを説明できるようになる
第17回 データの収集③(データの収集方法の議論) →必要なデータの収集方法を検討し、妥当性を説明できるようになる
第18回 データの収集④(データの収集方法における問題点について討論) →データの収集方法についての限界と改善点などを指摘できるようになる
第19回 データの収集⑤(データ収集の計画) →データ収集についての計画を立てることができるようになる
第20回 データの収集⑥(データ収集の実践) →実際にデータを収集することができるようになる
第21回 データの収集⑦(データ収集の結果の発表) →収集したデータをまとめ、その特徴を説明できるようになる
第22回 研究フレームの構築①(研究フレームの発表) →研究のフレームをたて、説明できるようになる
第23回 研究フレームの構築②(研究の着眼点を中心に) →研究の着眼点を説明できるようになる
第24回 研究フレームの構築③(研究フレームの検討) →研究フレームについての検討し評価できるようになる
第25回 研究フレームの構築④(研究の独創性を中心に) →従来の研究と比較し、研究の独創性を説明できるようになる
第26回 研究フレームの構築⑤(既存研究との比較) →従来の研究と比較し、研究フレームを評価し説明できるようになる
第27回 研究フレームの構築⑥(研究フレームについて討論) →研究フレームについて総合的に評価できるようになる
第28回 事例研究のまとめ →これまで行ってきた事例研究をまとめることができるようになる
第29回 事例研究の報告と討論 →事例研究の内容をまとめて報告し、説明できるようになる
第30回 事例研究の執筆指導
授業外学習の課題 ・事前学習(2時間程度):毎回の内容をよく読んで、関連する文献などを調べておくこと。
・事後学習(2時間程度):次回の授業に必要な資料を調べてまとめておくこと。
履修上の注意事項 ・毎回の授業の準備を欠かさずしてください。
・データの収集手法のスキルアップのため、毎回の内容を繰り返し復習してください。
・英文の文献、資料を使う場合もあります。
・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無
毎回のディスカッション(30%)、調査手法の修得度合い(40%)、課題と事例研究報告(30%)で評価します。
テキスト 未定。
その他、資料を配布します。
参考文献 授業中適宜紹介します。
主な関連科目 観光ビジネス研究Ⅰ・Ⅱ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中積極的に質問、発言をしてください。オフィスアワーは火曜3限ですが、研究室訪問も歓迎します。訪問前にメールなどで在室を確認してください。
その他、Google Classroom経由、随時受け付けます。

課題、レポート内容についての質問などはオフィスアワーまたは授業中に対応します。フィードバッグは授業中に行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学研究科D商学専攻 2021~2022 1・2・3 - - - - -
商学研究科D商学専攻 11600 2024~2024 1・2・3 -