授業コード | 90111800 | 単位数 | 2 |
科目名 | 商学特講(海外ビジネス研修) | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 新本 寛之 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 広島およびベトナムハノイにおける観光資源を知る -課題解決旅行プランの作成- |
学修の概要 | 旅行会社の業務の大きな柱の一つである旅行プラン作成のプロセスを実践的に学びます。具体的には、旅行会社より旅行プランの作成方法を学んだ後、「学生らしい」かつ「オリジナリティ度が高い」ハノイ発広島旅行プランおよび広島発ハノイ旅行プランをグループで作成します。作成プロセスを通じて、観光業に含まれる旅行業、宿泊業、運輸業、飲食業、製造業等について学びます。 両プラン作成にあたり、事前にベトナム人および日本人観光客のトレンド、テーマとターゲット設定、各地域における観光資源、ホテル、交通、食、お土産等の情報収集および分析を進め、旅行プラン(試案)を作成します。 その上で、広島、ハノイ現地において旅行プラン(試案)に係る提案内容の実現性について実地検証(ハノイには8月下旬渡航を予定)し、旅行プランのブラッシュアップに努めます。ハノイでは、観光資源視察、現地旅行会社でのヒアリングおよび旅行プランのプレゼンテーション(日本語)、現地日系企業訪問等を予定しています。 帰国後は、グループで旅行プランの完成を目指し、西日本日中旅行社広島支店を対象とした最終報告会に臨みます。加えて、この授業によって学び得た財産およびそれを自身の将来にどう活かしていくかについてレポートを作成します。 国内外を問わず観光業界に関心のある学生はもちろん、国際的視野を広げ、グローカル人材に必要な資質を成長性高いハノイで磨きたい、広島とハノイの地域活性化に貢献したいと考える学生を歓迎します。 【実務経験内容】 ◎協力企業等(順不同、予定) 西日本日中旅行社広島支店:旅行業務(旅行プラン作成を含む) JTB-TNT Co.,Ltd. HANOI OFFICE:旅行業務 日本航空ベトナム支店:航空業務 広島銀行ハノイ駐在員事務所:海外ビジネス支援 KURETAKE INN KIM MA 132:宿泊業 株式会社KAD:人材派遣業 |
学修の到達目標 | ◎旅行プラン作成に必要な知識を修得し、旅行プランを作成できる。 ◎広島およびハノイの観光資源について知識を得ることができる。 ◎観光業界における国際的知識を修得できる。 ◎国際的職業観の涵養、海外ビジネスマナーの習得、国際コミュニケーション能力および課題解決能力の向上により、“Think Globally,Act Locally!” 思考を磨くことができる。 |
授業計画 | 第1回 | ◎第1回~第8回は本学で実施(隔週開講)します。 ガイダンス ハノイ研修の目的、ハノイ研修スケジュール、広島観光資源研究について理解し、説明できる。 |
第2回 | ベトナム(ハノイ)の経済社会研究 ベトナム(ハノイ)の経済社会事情について学び、その内容を説明できる。 |
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第3回 | 旅行プラン作成の知識 旅行プランの作成方法について学び、テーマにそって旅行プランを作成できる。 |
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第4回 | 課題解決旅行プラン作成① -テーマ設定- 設定したテーマについて、内容および選択した理由を説明できる。 |
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第5回 | 課題解決旅行プラン作成② -ターゲティング- 設定したターゲットについて、内容および選択した理由を説明できる。 |
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第6回 | 課題解決旅行プラン作成③ -広島およびハノイ観光資源情報収集- 収集した広島およびハノイの観光資源情報について、その特徴を説明できる。 |
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第7回 | 課題解決旅行プラン作成④ -スケジューリング- 旅行プランのスケジュールについて説明できる。 |
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第8回 | 中間報告会とその講評 中間報告会に向けて資料作成を進め、同資料をもとにプレゼンテーションができる。 |
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第9回 | ◎第9回〜第12回はハノイ8日間で実施します。 夏季休暇中:ハノイ研修 -空港視察、ハノイ治安情報、添乗員業務- |
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第10回 | 夏季休暇中:ハノイ研修 -航空業界およびベトナム航空事情、ホテル視察、添乗員業務- | |
第11回 | 夏季休暇中: ハノイ研修 -課題解決旅行プラン検証、添乗員業務- | |
第12回 | 夏季休暇中:ハノイ研修 -現地旅行会社においてプレゼンテーション、ヒアリング、意見交換会、添乗員業務- | |
第13回 | ◎第13回~第15回は本学で実施します。 課題解決旅行プラン作成⑤ -グループごとにプラン内容指導- 最終報告会に向けて旅行プランの内容についてブラッシュ・アップできる。 |
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第14回 | 課題解決旅行プラン作成⑥ -グループごとに報告指導- 最終報告会に向けてプレゼンテーション・スキルについてブラッシュ・アップできる。 |
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第15回 | 最終報告会とその講評 最終報告会に向けて資料作成を進め、同資料をもとにプレゼンテーションができる。 |
授業外学習の課題 | ◎事前学修(2時間程度):各授業のテーマおよびグループ内の分担課題について事前に情報収集して予備知識を持って授業に参加してください。 ◎事後学修(2時間程度):授業で得た知識を復習するとともに、各テーマにそってグループ内でまとめた内容について確認してください。観光業界、広島およびベトナムに関連する新聞記事等を読むことを勧めます。 |
履修上の注意事項 | ◎履修登録前の事前説明会への出席を条件に履修者を決定します。 ◎本学実施の授業(第1回~第8回、第13回~15回)は、原則火曜日の5限、隔週で開講します。 ◎下記「主な関連科目」の履修を勧めます。 ◎渡航費用が別途必要です。 ◎公認欠席制度の配慮内容は下記の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・ミニテストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 【不測の事態により、ハノイ研修プログラムが変更ならびに中止となることがあります。】 |
成績評価の方法・基準 | ◎事前研修、ハノイ研修および事後研修80%、レポート20%で評価します。 ◎ハノイ渡航が実現しない場合、単位認定されません。 |
テキスト | 必要に応じて資料を配布します。 |
参考文献 | 岩井美佐紀著・編(2023)『現代ベトナムを知るための63章【第3版】(エリア・スタディーズ 39)』明石書店. 朝日新聞出版編(2018)『Vietnam guide 24H』朝日新聞出版. 福森哲也(2021)『<決定版>ベトナムのことがマンガで3時間でわかる本』明日香出版社. その他、授業の中で紹介します。 |
主な関連科目 | 観光論、国際観光、観光ビジネス、国際貿易論、アジア経済論など。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
◎授業後あるいはオフィス・アワーで対応します。オフィス・アワーは水曜日13時~17時です。ただし、会議等で不在の場合もあるのでメール等での事前連絡が望ましいです。メールやリモート(Zoom等)でも対応します。メール・アドレスは最初の授業で伝えます。 ◎レポート課題に関するフィードバックは個別に対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M商学専攻 | - | 2021~2024 | 1・2 | - | - | - | - | - |