授業コード | 90110185 | 単位数 | 4 |
科目名 | 研究指導 | クラス | 85 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 松尾 洋治 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 修士論文の作成 |
学修の概要 | 1年目は、各自の修士論文のテーマや問題を意識しながら、修士論文の目次・構成・スケルトンの作成、その基礎となるような学説・理論について学ぶとともに、各自の修士論文での研究・分析方法を決定する。授業では毎回、学習の経過について発表を求める。 2年目は、修士論文の完成に向けて、毎回各自に研究の進捗状況と成果報告を行い、それについて検討・指導しながら修士論文の完成を目指す。 |
学修の到達目標 | 1年目は、主として、修士論文を作成するうえで必要な論文の書き方や学説整理の仕方を学ぶとともに、基本文献の講読・ディスカッションを通じて関連知識を習得することができる。1年目の終わりに、中間報告書を提出する。 2年目は、中間報告書をブラッシュアップして修士論文を完成させることができる。 |
授業計画 | 第1回 | 年間修士論文作成のスケジュールと注意事項の確認。 修士論文作成までのプロセスについて理解することができる。 |
第2回 | テーマや問題の設定(1):研究テーマの具体化 修論執筆にあたり問題関心を議論し、大まかなリサーチクエスチョンを設定することができる。 |
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第3回 | テーマや問題の設定(2):研究テーマと研究分野の関連性 リサーチクエスチョンに関連する研究分野を確認するとともに、修論テーマと解くべき問題を具体化させていくことができる。 |
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第4回 | 先行研究調査(1):文献探索 データベースや図書館で修論テーマに関連した文献を探索することができる。 |
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第5回 | 先行研究調査(2):精読文献/重要文献の確定 入手した文献のなかから、論文執筆のために必要な精読文献/重要文献を確定することができる。 |
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第6回 | 参考文献リストの作成 論文執筆前の暫定的な参考文献リストを作成することができる。 |
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第7回 | 参考文献リストの修正 精読文献/重要文献の漏れや追加すべきものがあれば、リストを修正することができる |
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第8回 | 先行研究の報告(1):精読文献/重要文献の報告 精読文献/重要文献の内容を要約・報告し、ディスカッションすることができる。 |
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第9回 | 先行研究の報告(2):研究の位置づけを把握する 先行研究と自らの研究との関係性を明確にし、自らの研究成果の意義を確認することができる。 |
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第10回 | 論文の章構成(1):目次の作成 先行研究の報告を踏まえて、目次を作成し、発表することができる。 |
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第11回 | 論文の章構成(2):論文の章構成を検討する 章構成の流れを検討し、問題を洗い出すことで、課題を確認できる。 |
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第12回 | 論文の章構成(3):章構成の修正 前回指摘された目次の問題を修正し、発表することができる。 |
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第13回 | スケルトンの作成(1):スケルトンの原案作成と検討 目次に沿って、スケルトンを作成・報告し、ディスカッションする。問題を洗い出すことで、課題を確認することができる。 |
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第14回 | スケルトンの作成(2):スケルトンの修正 前回指摘されたスケルトンの問題を修正し、発表することができる。 |
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第15回 | 前期の内容を総括 前期の内容とこれまでの過程を振り返り、今後の課題を明確にすることができる。 |
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第16回 | 今後の進め方とスケジュールの確認 論文執筆の進捗状況や今後の進め方、スケジュールなどを確認することができる。 |
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第17回 | 序論の作成(1):序論の報告 序論を報告し、ディスカッションする。問題を洗い出すことで、課題を確認することができる。 |
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第18回 | 序論の作成(2):序論の修正 前回指摘された序論の問題を修正し、発表することができる。 |
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第19回 | 第1章の作成(1):第1章の報告 論文第1章を報告し、ディスカッションする。問題を洗い出すことで、課題を確認することができる。 |
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第20回 | 第1章の作成(2):第1章の修正 前回指摘された論文第1章の問題を修正し、発表することができる |
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第21回 | 第2章の作成(1):第2章の報告 論文第2章を報告し、ディスカッションする。問題を洗い出すことで、課題を確認することができる。 |
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第22回 | 第2章の作成(2):第2章の修正 前回指摘された論文第2章の問題を修正し、発表することができる |
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第23回 | 第3章の作成(1):第3章の報告 論文第3章を報告し、ディスカッションする。問題を洗い出すことで、課題を確認することができる。 |
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第24回 | 第3章の作成(2):第3章の修正 前回指摘された論文第3章の問題を修正し、発表することができる。 |
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第25回 | 結論の作成(1):結論の報告 結論を報告し、ディスカッションする。問題を洗い出すことで、課題を確認することができる。 |
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第26回 | 結論の作成(2):結論の修正 前回指摘された結論の問題を修正し、発表することができる。 |
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第27回 | 論文の推敲(1):内容面 論文全体のつながりと整合性をチェックし、内容をブラッシュアップすることができる。 |
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第28回 | 論文の推敲(2):形式面 論文の形式面での不備がないかチェックし、体裁を整えることができる。 |
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第29回 | 論文要旨の作成 論文要旨を作成・完成させることができる。 |
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第30回 | 後期の内容を総括 全体を総括し、残された課題や解けなかった問題を明確にすることができる。 |
授業外学習の課題 | ・修士論文の作成には関連文献の講読や論文の執筆など、授業外学習が必須である。 ・事前学修(2時間以上):関連文献を読み、発表の資料作成と報告準備。 ・事後学修(2時間以上):講義中に指摘された問題を解決すること。 |
履修上の注意事項 | ・熱意をもって、自主的に研究に取り組むこと。 ・修士論文の完成に向けて、日々準備・研究し、計画的に執筆を進めること。 ・洋書文献(原著)・海外で発表された先行研究(英語論文・ジャーナル)のサーベイは不可欠になるので、それなりの英語読解力が求められる。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。 |
成績評価の方法・基準 | ・1年目は、授業への取り組み(50%)、中間報告書(50%)によって総合的に評価する。 ・2年目は、授業への取り組み(50%)、修士論文(50%)によって総合的に評価する。 |
テキスト | 修士論文のテーマに合わせて適宜指示する。 |
参考文献 | 修士論文のテーマに合わせて適宜指示する。 |
主な関連科目 | マーケティング・マネジメント研究Ⅰ・Ⅱ など |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・中間報告書等の課題は提出後、授業の中でフィードバックを行う。 ・質問等は、授業中に適宜受け付ける。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M経営学専攻 | - | 2020~2022 | 1-2 | - | - | - | - | - |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1-2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学研究科M経営学専攻 | 12500 | 2024~2024 | 1-2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |