授業コード | 90110131 | 単位数 | 4 |
科目名 | 研究指導 | クラス | 31 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中園 宏幸 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 研究指導(経営学) |
学修の概要 | 本講義では、修士論文を作成するために研究を進める。 コースワークで得た知識を活用しながら自らの研究関心を深め、論文を作成する。 |
学修の到達目標 | 論文とレポート、研究と勉強の違いをそれぞれ理解して研究を進められるようになること。 自らの問題意識に基づいて経営現象を分析できるようになること。 広島修道大学大学院商学研究科として十分な水準にあると認められる修士論文を執筆すること。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:スケジュール、進め方 研究の進め方を理解する |
第2回 | テキスト報告:研究するということ 学習と研究の違いを説明できるようになる |
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第3回 | テキスト報告:文章を書くということ 国語の復習によってわかりやすい文章とは何かを理解する |
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第4回 | テキスト報告:考えるということ、勉強するということ 研究実践の下地となる能力の重要性について説明できるようになる |
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第5回 | テキスト報告:テーマを決める 研究テーマを設計できるようになる |
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第6回 | 図書館の活用法、オンライン資料の活用ガイダンス 必要な文献を入手できるようになる |
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第7回 | 論文報告:日本経営学会誌の論文を入手して読解できるようになる | |
第8回 | 論文報告:組織科学の論文を入手して読解できるようになる | |
第9回 | 研究報告:テーマを決める テキスト報告:仮説と証拠を育てる 構想されたテーマをもとに仮説を仮として設定できるようになる |
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第10回 | 研究報告:テーマにかかわる仮説と証拠を育てる テーマと仮説の対応から、どのようにテーマを修正するのか、それに応じて仮説をどのように修正するとよいのかを、自ら考えられるようになる |
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第11回 | 研究報告:テーマにかかわる仮説と証拠を議論する テーマと仮説の修正を、他者との議論によってさらに深められるようになる |
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第12回 | テキスト報告:小さな工夫、ふだんの心がけ 研究を進めていくにあたって必要な細部事項を理解する |
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第13回 | テキスト報告:文章に表現する わかりやすい文章を書けるようになる |
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第14回 | 研究報告:ここまでの研究成果を報告する 研究の進捗を一度パッケージングすることの重要性を理解する |
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第15回 | 中間成果物の提出 一度テキストに起こすことによって、何が足りていないのかを自ら理解できるようになる |
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第16回 | 中間成果物の修正と課題の抽出 成果物を修正・再検討することによって、今後の課題を見つけられるようになる |
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第17回 | 論文報告:Research Policyの論文を入試して読解できるようになる | |
第18回 | 論文報告:Strategic Management Journalの論文を入試して読解できるようになる | |
第19回 | 論文報告:Journal of Managementの論文を入試して読解できるようになる | |
第20回 | 論文報告:Industrial and Corporate Changeの論文を入試して読解できるようになる | |
第21回 | 論文報告:Academy of Management Journalの論文を入試して読解できるようになる | |
第22回 | テキスト報告:研究するということ テキスト報告:テーマを決める 研究報告:テーマを再考する 論文を読解したうえで自らの研究を再考できるようになる |
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第23回 | 研究報告:情報収集 研究テーマにもとづいて必要な情報を収集できるようになる |
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第24回 | 研究報告:事例収集 研究テーマにもとづいて必要な事例を収集できるようになる |
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第25回 | テキスト報告:仮説と証拠を育てる 研究報告:仮説を設定する 事例をもとに仮説を修正できるようになる |
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第26回 | 研究報告:先行研究を渉猟する 仮説に関連する先行研究を入手できるようになる |
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第27回 | 研究報告:先行研究をレビューする 先行研究の文献情報から実際に論文を読解できるようになる |
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第28回 | 研究報告:考察を深める 論文の読解からどのように考察すればよいのかを理解できるようになる |
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第29回 | テキスト報告:止めを打つ 研究報告:要旨報告 研究の課題を明確にできるようになる |
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第30回 | 最終成果物の発表としてプレゼンテーションができるようになる |
授業外学習の課題 | 毎回報告の準備が求められる。 事前学習課題としては、テキストや課題論文の内容を理解するためのレジュメ作成および自らの研究にかかわるレジュメ作成を与える。3時間程度の時間を要する。 事後学習としては1時間程度で各回の議論内容を整理することが求められる。 長期休暇期間にもフィールドワークや資料収集などの授業外学習が求められる。 |
履修上の注意事項 | 研究は一朝一夕で完成するものではないため、日々の積み重ねが非常に重要である。 着実に進められるように準備を進めること。 英語文献を読む必要があるので、英語の復習を欠かさないこと。 なお、公認欠席は欠席として扱うが単位認定要件には影響しないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | 毎回の講義報告40% 中間成果物10% 最終成果物50% 最終成果物に剽窃等の研究不正が認められる場合は、それ以前の点数蓄積にかかわらず単位認定不可となる。 |
テキスト | 佐藤郁哉(2021)『ビジネス・リサーチ』東洋経済新報社。 |
参考文献 | 戸田山 和久(2022)『最新版 論文の教室』NHK出版。 酒井 聡樹(2017)『これからレポート・卒論を書く若者のために 第2版』共立出版。 酒井 聡樹(2018)『これから学会発表する若者のために 第2版』共立出版。 佐渡島 紗織・吉野 亜矢子(2021)『これから研究を書くひとのためのガイドブック[第2版]』ひつじ書房。 入山 章栄(2019)『世界標準の経営理論』ダイヤモンド社。 田中 草大(2022)『#卒論修論一口指南』文学通信。 石原 尚(2021)『卒論・修論研究の攻略本:有意義な研究室生活を送るための実践ガイド』森北出版。 |
主な関連科目 | 経営戦略論研究Ⅰ、経営戦略論研究Ⅱ、経営学原理研究Ⅰ、経営学原理研究Ⅱ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問・相談には講義終了後に対応する。オフィスアワーについては初回講義時にお知らせする。 毎回の報告資料については、講義内にて適宜フィードバックを行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M経営学専攻 | - | 2020~2022 | 1-2 | - | - | - | - | - |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1-2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
商学研究科M経営学専攻 | 12500 | 2024~2024 | 1-2 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |