授業コード 90110126 単位数 4
科目名 研究指導 クラス 26
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 米田 邦彦 配当年次 *下表参考

授業の題目 国際経営の研究
学修の概要 国際経営に関連する修士論文作成の指導をする。
 国際経営は新しい研究分野であるため研究テーマは数多い魅力的な学問である。各自研究テーマを考え,それを論理的な形で修士論文として完成させるための指導をする。
 1年生と2年生で交互に中間報告をしてもらう。他の人の報告から学ぶこともあるだろうし,他の人の報告に対して何かコメントをすることも大切である。その中で指導をしていく。
学修の到達目標 1年次は、自分の研究テーマに関する先行研究を読み、自分の研究テーマを決定できる。
2年次は、修士論文を完成させる。
授業計画 第1回 ガイダンス
・これまでの自分の研究を振り返り、今後の論文テーマのアイデアを得る
第2回 図書館の資料・データベースの使い方 その1:図書、雑誌
・図書館の資料の使い方を学ぶことで自分で研究を進める知識を得る
第3回 図書館の資料・データベースの使い方 その2:新聞記事、財務データ
・図書館の資料の使い方を学ぶことで自分で研究を進める知識を得る
第4回 インターネット上の有益な情報へのアクセス事例の紹介
・政府機関、業界団体などから得られる情報に関する知識を得る
第5回 研究計画書の作成
・改めて自分の研究計画を作成することでスケジュールを確認できる
第6回 研究計画の発表:リサーチクエスチョン
・リサーチクエスチョンを説明することで新たな知見を得る
第7回 先行研究のまとめ:研究に関連する代表的論者の著書より
・研究に関連する代表的な論者をまとめることで新たな知見を得る
第8回 先行研究のまとめ:日本経営学会誌より
・日本経営学会誌に掲載された論文で自分の研究に関連する論文をまとめ新たな知見を得る
第9回 先行研究のまとめ:組織科学より
・組織科学に掲載された論文で自分の研究に関連する論文をまとめ新たな知見を得る
第10回 先行研究のまとめ:アジア経営研究より
・アジア経営研究に掲載された論文で自分の研究に関連する論文をまとめ新たな知見を得る
第11回 先行研究のまとめ:国際ビジネス研究より
・国際ビジネス研究に掲載された論文で自分の研究に関連する論文をまとめ新たな知見を得る
第12回 中間報告 (先行研究を受けて、リサーチクエスチョンの精緻化)
・先行研究から学んだことを活かして自分のリサーチクエスチョンを精緻化することで論文の質を上げる
第13回 中間報告会の準備
・9月にある中間報告会へ向けての準備をすることで論文の質を上げる
第14回 中間発表 その1  修士論文研究の進捗報告(修士論文第1稿)提出
・これまでの自分の研究を振り返り、修士論文の知見を得る
第15回 前期のまとめと夏季休暇中および後期の研究計画,修士論文第1稿原稿の返却
・これまでの自分の研究を振り返り、修士論文の知見を得る
第16回 中間報告会の課題のまとめ
・後期の授業開始前に行われた中間報告会での質疑応答から得られた課題をまとめることで論文の質を上げる
第17回 中間発表 修士論文研究の進捗報告(修士論文第2稿)提出
・修士論文でできたところまで提出することで進捗状況を確認し、新たな知見を得る
第18回 研究進捗状況報告(先行研究、リサーチクエスチョン、研究方法)
・修士論文の進捗状況のうち、先行研究、リサーチクエスチョン、研究方法について確認し、新たな知見を得る
第19回 研究進捗状況報告(論証の資料)
・修士論文の進捗状況のうち、リサーチクエスチョンにもとづいて論証した資料の検討をすることで、新たな知見を得る
第20回 中間発表 修士論文研究の進捗報告(修士論文第3稿)提出
・修士論文の第3稿を提出し報告することで、進捗状況を確認し、新たな知見を得る
第21回 研究論文執筆および添削指導① 論文題目,章・節題目と内容の妥当性の確認,校正原稿の返却
・修士論文の題目、各章の構成などを確認し、修正点等の新たな知見を得る
第22回 研究論文執筆および添削指導② 各章の構成および内容についての確認と添削指導①(はじめに、第1章)
・修士論文のはじめに、第1章の内容を確認し、指導することで新たな知見を得る
第23回 研究論文執筆および添削指導③ 各章の構成および内容についての確認と添削指導②(第2章)
・修士論文の第2章の内容を確認し、指導することで新たな知見を得る
第24回 研究論文執筆および添削指導④ 各章の構成および内容についての確認と添削指導③(第3章)
・修士論文の第3章の内容を確認し、指導することで新たな知見を得る
第25回 研究論文執筆および添削指導⑤ 各章の構成および内容についての確認と添削指導④(第4章)
・修士論文の第4章の内容を確認し、指導することで新たな知見を得る
第26回 研究論文執筆および添削指導⑥ 各章の構成および内容についての確認と添削指導⑤(おわりに)
・修士論文の結論部分の内容を確認し、指導することで新たな知見を得る
第27回 研究論文執筆および添削指導⑦ 参考文献リストの作成と確認
・修士論文の参考文献リストの内容を再確認することで論文の書式を整える
第28回 論文要旨の添削① (内容的な修正)
・修士論文の最終的な修正を内容面から確認する
第29回 論文要旨の添削② (様式的な修正)
・修士論文の最終的な修正を様式的な修正点を確認する
第30回 最終発表とまとめ
・完成した修士論文を報告することで、発表のレベルを上げる
授業外学習の課題 自分の研究テーマに関する文献収集,調査,文献読み込み,まとめる。
事前学修(最低でも2時間以上):各自で次回の報告の準備をする
事後学修(最低でも2時間以上):研究指導中にわからなかった用語、課題については、次回までに各自で調べること
履修上の注意事項 自分の問題意識に基づいて、文献収集、文献読み込み、自分独自のアイディア、資料収集を積極的に行うこと。
・公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
・公認欠席時の資料は後日配布する。
成績評価の方法・基準 1年次は、授業への取り組み20%、報告内容50%、レポート内容30%によって評価する。
2年次は、授業への取り組みと報告内容30%、修士論文70%によって評価する。
テキスト なし。
参考文献 明石芳彦『社会科学系論文の書き方』ミネルヴァ書房、2018年。
田村正紀『リサーチ・デザイン ー経営知識創造の基本技術』白桃書房、2006年。
片岡 信之・佐々木 恒男・高橋 由明・渡辺 峻・斉藤 毅憲(共編著)『経営・商学系大学院生のための論文作成ガイドブック』文眞堂,2004年。
藤本 隆宏・新宅 純二郎・粕谷 誠・高橋 伸夫・阿部 誠 (著) 『リサーチ・マインド 経営学研究法』有斐閣,2005年。
主な関連科目 国際経営論研究Ⅰ・Ⅱ,経営学関連の科目,貿易関連の科目。
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.質問・相談は,基本的に講義終了時に受け付ける。
2.メールでの問い合わせは yoneda&&alpha.shudo-u.ac.jpで受け付ける。
(&&の部分を@に変更すること。迷惑メール対策で,ネット上で自動的にメールを収集するプログラムの網にかからないようにするためこのようにしている。)
3.提出物に関するフィードバックは授業中、次回の授業、メール等で回答する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学研究科M経営学専攻 2020~2022 1-2 - - - - -
商学研究科M経営学専攻 2023~2023 1-2 -
商学研究科M経営学専攻 12500 2024~2024 1-2 -