授業コード 90110022 単位数 4
科目名 特殊研究指導 クラス 22
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 下村 英嗣 配当年次 *下表参考

授業の題目 環境法の研究
学修の概要  選んだテーマに沿って、先行研究を検討し、資料を収集・分析し、自らの研究論文を作成する。
学修の到達目標  各自が選定したテーマに関連する先行研究の内容を理解し、テーマに関連する文献資料、裁判例を収集し、分析できるようになる。そのうえで、研究論文を作成できるようになる。
授業計画 第1回 ガイダンス、研究の進め方
研究の進め方を理解する。
第2回 研究課題の設定
各自の研究課題を設定する。
第3回 先行研究の検討と分析枠組み構築①:憲法と環境法
憲法と環境法の関係を理解する。
第4回 (オンデマンド)先行研究の検討と分析枠組み構築②:基本法・基本計画
環境基本法、生物多様性基本法、循環型社会形成推進法、環境基本計画の要点を理解する。
第5回 先行研究の検討と分析枠組み構築③:環境法の法原則
環境法の法原則を理解する。
第6回 先行研究の検討と分析枠組み構築④:テーマに関する環境問題のメカニズム理解
環境問題のメカニズムの知識を得る。
第7回 先行研究の検討と分析枠組み構築⑤:テーマに関する環境問題の具体的事例の整理
環境法判例から重要な判例を選定し、事件内容を理解する。
第8回 先行研究の検討と分析枠組み構築⑥:テーマに関する環境問題の法的論点の抽出
環境法判例の法的論点を抽出する。
第9回 先行研究の検討と分析枠組み構築⑦:テーマに関する海外の事例
研究課題に関連する海外の著名な環境法判例を選定する。
第10回 先行研究の検討と分析枠組み構築⑨:テーマに関する海外の環境法
研究課題の参考になる海外の環境法の制度を理解する。
第11回 文献資料の収集と検討①:基本書・体系書に関する報告 一次案
研究課題に関連する基本書・体系書の内容を報告する。
第12回 文献資料の収集と検討:基本書・体系書に関する報告 修正案
前回の指導に従い、研究課題に関連する基本書・体系書の内容を再度報告する。
第13回 文献資料の収集と検討:基本書・体系書に関する報告 完成版
前回の指導に従い、研究課題に関連する基本書・体系書の内容の最終報告をする。
第14回 文献資料の収集と検討:学術雑誌論文に関する報告 一次案
研究課題に関連する参考資料とその概要を報告する。
第15回 文献資料の収集と検討:学術雑誌論文に関する報告 修正案
前回の指導に従い、研究課題に関連する参考資料とその概要を再度報告する。
第16回 文献資料の収集と検討:学術雑誌論文に関する報告 完成版
前回の指導に従い、研究課題に関連する参考資料とその概要の最終報告をする。
第17回 文献資料のまとめ
文献資料の整理を行う。
第18回 判例・裁判例の収集と検討①:地裁判決
研究課題に関連する地裁判決を収集し、判決内容を理解する。
第19回 判例・裁判例の収集と検討②:高裁判決
研究課題に関連する高裁判決を収集し、判決内容を理解する。
第20回 判例・裁判例の収集と検討③:最高裁判決
研究課題に関連する最高裁判決を収集し、判決内容を理解する。
第21回 判例・裁判例の収集と検討:判例に関する報告 一次案
研究課題に関連する判例・裁判例の評釈を行う。
第22回 判例・裁判例の収集と検討⑤:判例に関する報告 修正案
指導をもとに、研究課題に関連する判例・裁判例の評釈を再度行う。
第23回 判例・裁判例の収集と検討⑥:判例に関する報告 完成版
指導にもとづいて、研究課題に関連する判例・裁判例の評釈を行う。
第24回 仮説命題の設定と報告① 一次案
研究課題の仮説命題を設定する。
第25回 仮説命題の設定と報告② 修正案
指導にしたがい、研究課題の仮説命題を設定する。
第26回 仮説命題の設定と報告③ 完成版
指導にしたがい、研究課題の仮説命題を設定する。
第27回 論文要旨の作成① 一次案
研究論文の要旨を2000~3000字でまとめる。
第28回 論文要旨の作成② 修正案
指導にしたがい、研究論文要旨を修正する。
第29回 論文要旨の作成③ 完成版
指導にしたがい、研究論文要旨を完成させる。
第30回 目次と構成にもとづいた概要の説明
目次と構成を作成し、各章の概要を説明する。
授業外学習の課題 ①文献資料および判例・裁判例の内容把握と分析検討
②論文の執筆と完成
③授業外学習として、事前の課題取り組みに2時間、事後の指導への対応に2時間必要になる。
履修上の注意事項 【ブレンド型授業を実施します】 *オンデマンド時はMoodleを使用する。
この授業は、論文完成を目的とする。
論文完成に向けて、毎回の課題を着実に遂行することが必要になる。

※公認欠席時、欠席として扱うが、資料は後日配布し、課題は代替措置で対応する。
成績評価の方法・基準 論文作成への取り組み50%、論文の出来具合50%
テキスト 授業中に適宜提示する。
参考文献 授業中に適宜提示する。
主な関連科目 企業環境法Ⅰ、企業環境法Ⅱ、企業環境法特殊研究
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中に応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
商学研究科D経営学専攻 2023~2023 1-3 -
商学研究科D経営学専攻 12700 2024~2024 1-3 -