授業コード | 90107900 | 単位数 | 4 |
科目名 | 保険論特殊研究 | クラス | |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中井 教雄 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 保険論特殊研究 |
学修の概要 | 本講義では、保険経営の原則、保険経営の機能、保険企業の組織と形態について解説を加えていく。その際、保険会社の経営の特殊性に焦点を当てて議論を進める。これは、保険経営の主体(民間企業、公・国営企業)を通常の事業会社と経営組織、意思決定機関、構成員などを比較した場合、大きく異なる点が多種多様に存在するためである。さらに、保険とリスクマネジメントの関係性についても解説を加えていく。 |
学修の到達目標 | 保険論に関する専門書の読解力をつけ、基礎知識を修得する。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション 研究の考え方について修得する。 |
第2回 | リスクの種類と分類 リスクの種類と分類について修得する。 |
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第3回 | リスクの評価方法 リスクの評価方法について修得する。 |
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第4回 | リスクへの対応 リスクへの対応方法について修得する。 |
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第5回 | 年金制度と年金保険の仕組み 年金制度と年金保険の仕組みについて修得する。 |
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第6回 | マネジメントレビューとリスクコミュニケーション リスク管理とその対話方法について修得する。 |
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第7回 | 企業のリスクマネジメント(1):危機管理とリスクコスト 危機管理とリスクコストの関係性について修得する。 |
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第8回 | 企業のリスクマネジメント(2):事業継続計画(BCP) 事業継続計画(BCP)特徴について修得する。 |
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第9回 | ケーススタディ・トレーニング 事業継続計画(BCP)の作成方法について修得する。 |
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第10回 | 金融機関のリスクマネジメント(1):銀行のリスクマネジメント 銀行のリスク管理について修得する。 |
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第11回 | 金融機関のリスクマネジメント(2):証券会社のリスクマネジメント 証券会社のリスク管理について修得する。 |
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第12回 | 金融機関のリスクマネジメント(3):保険会社のリスクマネジメント 保険会社のリスク管理について修得する。 |
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第13回 | 家計のリスクマネジメント(1):「保険論」を踏まえて 家計にリスク管理について修得する。 |
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第14回 | 家計のリスクマネジメント(2):パーソナル・ファイナンスを踏まえて 家計における資産運用方法を修得する。 |
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第15回 | 本講義前半のまとめ これまでの授業における重要スキルを修得する。 |
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第16回 | 保険の仕組みと基本 保険の仕組みと基本について修得する。 |
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第17回 | 保険契約と保険の分類(1):個人・法人を対象とする保険事業 保健事業について修得する。 |
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第18回 | 保険契約と保険の分類(2):生命保険・損害保険・海上保険 各種保険の特徴について理解するスキルを修得する。 |
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第19回 | 年金制度と年金保険の仕組み 年金制度と年金保険の仕組みについて修得する。 |
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第20回 | 保険契約と保険の分類(3):養老保険 養老保険について修得する。 |
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第21回 | 保険契約と保険の分類(4):その他の保険・新種保険 比較的新しい保険について理解するスキルを修得する。 |
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第22回 | 金融仲介機関としての保険会社(1):保険会社の経営戦略を通して 保険会社の経営戦略について修得する。 |
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第23回 | 保険市場と保険産業 保険市場と保険産業の関係性について修得する。 |
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第24回 | 金融仲介機関としての保険会社(2):金融コングロマリットを通して 金融コングロマリットについて修得する。 |
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第25回 | 保険政策と保険規制 保険政策と保険規制の関係性について修得する。 |
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第26回 | 日本の保険市場と欧米の保険市場 保険市場について日欧米にて比較するスキルを修得する。 |
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第27回 | 保険会社の海外展開 保険会社の海外展開の方法について修得する。 |
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第28回 | InsTechと保険の将来 InsTechの導入方法について修得する。 |
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第29回 | 本講義後半のまとめ 応用的な保険について修得する。 |
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第30回 | 総括 保険と各種研究領域域との関係性について修得する。 |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):毎講義の最後に次回の講義のテーマを発表するので、各自でできる限り調べて予備知識を集めておき、関係する事柄について調べておくこと。 事後学修(2時間程度):授業時に作成したノートおよび配布した資料を復習し、わからなかった用語については、次回までに各自で調べること。 |
履修上の注意事項 | 報告と討論のための事前準備が必要です。 課題の提出期限は厳守してください。 公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないように配慮します。 公認欠席時の資料は、後日配布します。 プレゼンテーション時に公認欠席となる場合は、代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 授業への取り組み40点、平常の報告・討論内容60点で総合的に評価する。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 必要に応じて、その都度、紹介する。 |
主な関連科目 | 保険経営論研究、リスクマネジメント論研究 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
講義ガイダンス資料記載のメールアドレスにて、質問を承ります。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科D商学専攻 | - | 2021~2022 | 1・2・3 | - | - | - | - | - |
商学研究科D商学専攻 | 11600 | 2024~2024 | 1・2・3 | ○ | ○ | ○ | ○ | - |