授業コード | 90106200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 消費生活論研究Ⅰ | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 柏木 信一 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 消費生活論、日本における消費者保護 Consumer Economics and Comsumer Issues in Japan |
学修の概要 | 時間調整のため、履修希望される大学院生は、指導教員とご相談の上、 講義日前日の午後18時までに、 柏木メール:kassy■alpha.shudo-u.ac.jp (■はアットマーク) にご連絡ください。 講義内容は、 ①消費生活の経済的側面の基礎知識・基礎理論(流通と消費の関係に関する理論を含む) ②日本における消費者問題と消費者保護の法律(特に契約・損害賠償) のいずれかを15回で展開する予定ですが、修士論文のテーマや受講者の関心によって調整・変動もあります。 なお、修士論文で流通理論が必要な分野を扱う人に対しては、「消費と流通」に関する経済学や商業理論・流通理論を扱います。その場合、正規の講義の時間帯に加えてサブゼミ的に延長してアドバイスもしますので、指導教員の先生と協議の上ご一考ください。 |
学修の到達目標 | 消費者と経済全体との関連、消費者と流通経済の関連、消費者の権利保護、消費者取引と法の理解 |
授業計画 | 第1回 | ※講義内容・計画は、受講者の事情により変更する場合もあります。 消費者に関する基礎概念、消費者、消費者市民、消費者の権利 |
第2回 | 消費経済理論 アダム・スミスと消費 | |
第3回 | 消費経済理論 市場における自由と規制-ミルの自由論を元に- | |
第4回 | 消費経済理論 限界効用の理論 | |
第5回 | 消費経済理論 需要曲線はなぜ右下がりなのか | |
第6回 | 消費経済理論 消費の外部性について | |
第7回 | 消費経済理論 流通理論と消費者費用の理論1 | |
第8回 | 消費経済理論 流通理論と消費者費用の理論2 | |
第9回 | 消費経済理論 パッカード「浪費をつくりだす人々」「かくれた説得者」 | |
第10回 | 消費者保護の必要性と方法1 -経済学的根拠- | |
第11回 | 消費者保護の必要性と方法2 -民事法学的根拠- | |
第12回 | 消費者契約法と取消権 | |
第13回 | 消費者契約法と損害賠償 -不法行為責任、契約責任- | |
第14回 | 消費者契約法と不当条項 | |
第15回 | 消費者契約法と適格消費者団体による差止請求権 |
授業外学習の課題 | 最低でも流通、マーケティングの基礎理論を習得し、修士論文のテーマをしっかり詰めてください。 更に、消費者問題を専門として学んでいく方は、消費者法と経済理論に関する文献をしっかり読んで理解してください。 |
履修上の注意事項 | ■無断欠席は厳禁です。事情あって欠席するときは、当日午前11時までにメール連絡を。 ■特別欠席は、単位認定に不利益ないよう配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | 報告内容(50%)、論文式レポート(50%)で判定。 |
テキスト | 柏木信一『21世紀の商学原論-経済、商、法の3極思考』晃洋書房 |
参考文献 | ①正田彬『消費者の権利 新版』岩波文庫 ②柏木信一「消費経済と消費者行政」岩永他編『現代流通の基礎』五絃舎 ③柏木信一「消費者取引・金融取引」齋藤修編『慰謝料算定の理論』ぎょうせい ④岩本・谷村編『消費者市民社会をめざして』晃洋書房 |
主な関連科目 | 消費者保護、消費者法、流通理論、マーケティング理論など。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
研究室での個別対応もしくはメールで対応します。 柏木メール:kassy■alpha.shudo-u.ac.jp (■はアットマーク) |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M商学専攻 | - | 2021~2024 | 1・2 | - | - | - | - | - |