授業コード | 90101200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 商学研究 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 柏木 信一 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 商学説・商業学説 -Commercial Sciences in Japan- |
学修の概要 | ※履修希望者は指導教員と相談の上、講義日前日の21時までに柏木までメール連絡すること。 本講義では、日本における商学説および商業学説について「日本語」で講義する。資料は日本語の資料を用いるが、内容によっては英語の資料を提示する場合もある。 日本の大学では、商学=商業学であるかのように講義している所が多いが、これは正しくない。正確には、商業学は商学の一分野である。また、「商」と「商業」も違うし、「商業」も広義の商業と狭義の商業がある。以上の点に注意して、商学の原論部分が何かを理解・説明できるようにしたい。 |
学修の到達目標 | 1.商と商業の違いを正しく理解すること 2.商学の原論と各論の関係を理解できること 3.学問のプロとして、第三者(特に学部学生)に対して説明できるようになること |
授業計画 | 第1回 | Ⅰ 商学総論 基礎概念の整理(取引、商と商業、商人の概念、狭義の商業、広義の商業) |
第2回 | 取引の主体、客体、媒体、目的と関係形成 | |
第3回 | 商学の原論と各論 | |
第4回 | 日本の商学説 | |
第5回 | 日本の商業学説 | |
第6回 | 商業学の森下理論(森下二次也『現代商業経済論』の概要) | |
第7回 | 商学および商業学の福田理論(福田敬太郎『商学原理』の概要) | |
第8回 | Ⅱ 商学各論 -特に商業論、市場理論- 流通費用と流通時間 |
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第9回 | 商業の存立根拠 | |
第10回 | Aldersonの品揃え形成原理 | |
第11回 | L.P.Bucklinの延期・投機の原理 | |
第12回 | 市場システム | |
第13回 | 競争の次元 | |
第14回 | 最終報告第1組 | |
第15回 | 最終報告第2組 |
授業外学習の課題 | ※学習時間の目安 大学院生はプロ予備軍。プロなら、1日に3時間以上の調査・読み込みは当然。 ※修士論文を書くための文献、論文を、 前期の間に最低でも10冊は読んでおくこと(これでもまだ少ない)。 |
履修上の注意事項 | ※履修登録と併せ、alphaアカウントでclassroom登録もしておくこと。 ※教材は、classroom「大学院 商学研究」にアップする。 |
成績評価の方法・基準 | ■最終提出物(100%)で評価。事情あって欠席する場合は当日11時までにメールすること。 ■無断欠席、正当事由のない欠席・遅刻は即刻D評価とするので絶対しないこと。 ■特別欠席は、単位認定に不利益ないよう配慮する。 |
テキスト | ①柏木信一(2021)「商学および商学教育の本質」修道商学61巻2号 ②柏木信一(2019)『21世紀の商学原論講義-経済・商・法の3極思考-』晃洋書房 |
参考文献 | ①宮澤永光他編(1992)『現代商業学』同文館 ②渋沢栄一『論語と算盤』(道添進訳(2017)『今こそ名著 論語と算盤』)日本能率協会マネジメントセンター |
主な関連科目 | 商学専攻のすべての科目。 ※特に、流通論、商業論、マーケティング論、消費経済論(消費生活論)とは直結している。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中の質問は歓迎する。授業以外に質問したい場合はメールで連絡をとること。 柏木メール:kassy■alpha.shudo-u.ac.jp (■はアットマーク) |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学研究科M商学専攻 | - | 2021~2024 | 1・2 | - | - | - | - | - |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2020~2022 | 1・2 | - | - | - | - | - |
商学研究科M経営学専攻 | - | 2023~2023 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
商学研究科M経営学専攻 | 12500 | 2024~2024 | 1・2 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |