| 授業コード | 81115702 | 単位数 | 1 |
| 科目名 | 書写 | クラス | 02 |
| 履修期 | 前期授業 | カリキュラム | ＊下表参考 |
| 担当者 | 松本 仁志 | 配当年次 | ＊下表参考 |
| 授業の題目 | 書写実技 |
| 学修の概要 | 小学校国語科書写における低・中・高学年の各指導事項にそって、技能理論の講義及び毛筆実技、硬筆実技の実践を行う。その際、児童の実態を紹介しながら、児童理解に基づいた指導方法や評価のあり方についても検討する。 |
| 学修の到達目標 | １．小学校国語科書写の指導に必要な実技的力量（硬筆実技・毛筆実技）を身につけることができる。 ２．小学校国語科書写の指導事項を理解し、指導方法や評価を工夫する力を身につけることができる |
| 授業計画 | 第１回 | 書写指導のねらいと内容 |
| 第２回 | 筆の持ち方,基本点画の書き方 | |
| 第３回 | 字形の整え方① 点画の長短・画と画の間 | |
| 第４回 | 字形の整え方② 点画の方向 | |
| 第５回 | 字形の整え方③ 点画の接し方 | |
| 第６回 | 字形の整え方④ 点画の交わり方 | |
| 第７回 | 筆順について（オンデマンド）MoodleにPowerPoint動画をアップする | |
| 第８回 | 部分の組立て方① 左右の関係 | |
| 第９回 | 部分の組立て方② 上下の関係 | |
| 第１０回 | 部分の組立て方③ 内外の関係 | |
| 第１１回 | 平仮名の書き方① | |
| 第１２回 | 平仮名の書き方② 五十音表 | |
| 第１３回 | 文字の大きさと配列① | |
| 第１４回 | 文字の大きさと配列② | |
| 第１５回 | 書写教育の考え方 |
| 授業外学習の課題 | 〇予習事項 第１回：書写指導のねらいについて、自分なりの考えをまとめておくこと。 第２回：点画の書き方について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第３回：画の長短、画と画の間について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第４回：点画の方向について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第５回：点画の接し方について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第６回：点画の交わり方について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第７回：筆順の意義について、自分の考えを整理した上でテキストの関連ページを読んでおくこと。 第８回：左右からなる漢字の組立て方の理論について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第９回：上下から成る漢字の組立て方の理論について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第10回：内外から成る漢字の組立て方の理論について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第11回：平仮名の特徴について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第12回：平仮名の書き方について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第13回：文字の大きさと配列について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第14回：文字の大きさと配列について、テキストの関連ページを読んでおくこと。 第15回：書写教育の考え方について、自分なりの考えをまとめておくこと。 〇復習事項 第１回：授業で扱った書写指導のねらいについて、説明できるようにしておくこと。 第２回：授業で扱った点画の書き方を生かして、硬筆で練習すること。 第３回：授業で扱った画の長短、画と画の間について、確認しながら硬筆で練習すること。 第４回：授業で扱った点画の方向について、確認しながら硬筆で練習すること。 第５回：授業で扱った点画の接し方について、確認しながら硬筆で練習すること。 第６回：授業で扱った点画の交わり方について、確認しながら硬筆で練習すること。 第７回：授業で扱った筆順のルールについて、確認しながら硬筆で練習すること。 第８回：授業で扱った左右からなる漢字の組立て方について、毛筆で復習しておくこと。 第９回：授業で扱った上下から成る漢字の組立て方について、毛筆で復習しておくこと。 第10回：授業で扱った内外から成る漢字の組立て方について、毛筆で復習しておくこと。 第11回：授業で扱った平仮名の特徴について、自身の日常の文字と照らし合わせて復習すること。 第12回：授業で扱った平仮名の書き方について、確認しながら硬筆で練習すること。 第13回：授業で扱った文字の大きさと配列について、確認しながら硬筆で練習すること。 第14回：授業で扱った文字の大きさと配列について、確認しながら硬筆で練習すること。 第15回：授業で扱った書写教育の考え方について、生活の中で掘り下げて考えること。 |
| 履修上の注意事項 | ①半紙（毎回２０枚程度）、墨液、毛筆（大小）、下敷き等、書写用具一式を準備すること。 ②小学校における国語科書写を対象にした授業であり、芸術表現を中心とした書道の授業ではない。そのことを理解した上で受講すること。 ③書道史に関する内容は扱わない。学芸員の資格取得を目指す人は、毛筆実技力の向上が毛筆史料の解釈力の向上に資するという認識で受講すること。 ④授業は基本的に対面で行うが、第７回はオンデマンド授業を行う。 |
| 成績評価の方法・基準 | １．毎回の作業物（85％） 授業における作業物を毎回提出し、その成果によって評価する。技能に対する理解度、技能の到達度が評価の観点になる。 ２．小レポート（15％） 詳細については、第14回の授業において説明する。 |
| テキスト | 全国大学書写書道教育学会『国語科書写の理論と実践』萱原書房、2020年、1000円、ISBN978-4-86012-102-0 |
| 参考文献 | 松本仁志『「書くこと」の学びを支える国語科書写の展開』三省堂、2009年、1470円 松本仁志『筆順のはなし』中央公論新社、2012年、903円 |
| 主な関連科目 | |
| オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールで対応する。アドレスは以下の通り。 hmatumo@hiroshima-u.ac.jp |
| 所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
| 知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
| 人文学部教育学科（資格関連科目） | － | 2019～2022 | 1･2･3･4 | - | - | - | - | - |
| 人文学部教育学科（資格関連科目） | － | 2023～2023 | 1･2･3･4 | ○ | ○ | - | ○ | - |