授業コード 81115200 単位数 2
科目名 学校栄養教育論Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 鍛島 尚美 配当年次 *下表参考

授業の題目 学校栄養教育論Ⅱ (School nutrition education Ⅱ)
学修の概要 小学校・中学校の教育現場において、食と栄養に関する指導を行うために必要な基礎的事項について理解を深めます。さらに、食と栄養に関する学習指導案の書き方、教育効果、評価方法などを学び、栄養教諭としての実践的資質を高めます。具体的には、次の学修を行う。① 地域の食文化や食生活に関する歴史的・文化的事項、② 食に関する指導の全体計画、③ 食に関する指導の展開(学習指導の実践と評価)、④ 食生活学習教材、⑤給食の時間における食に関する指導、⑥ 家庭科・体育科・道徳・特別活動・生活科等の関連教科と連携させた食に関する指導、⑦ 模擬授業の実施と検討会
学修の到達目標 食生活に関する歴史的及び文化的事項に対する理解を深めることができるようになるとともに、食に関する指導を行うための実践的資質を身に付けることができるようになる。
授業計画 第1回 食生活に関する歴史的・文化的事項
第2回 地域の食文化と生活
第3回 地場産物の活用と郷土食・伝統食
第4回 食に関する指導の全体計画
第5回 食に関する指導の展開(カリキュラムと指導計画)
第6回 食に関する指導の展開(学習指導の実践と評価)
第7回 発達に応じた食に関する指導と食生活学習教材(小学校低学年)
第8回 発達に応じた食に関する指導と食生活学習教材(小学校中学年)
第9回 発達に応じた食に関する指導と食生活学習教材(小学校高学年)
第10回 発達に応じた食に関する指導と食生活学習教材(中学生)
第11回 給食の時間における食に関する指導(題材の検討と指導案の作成)
第12回 給食の時間における食に関する指導(指導の実施と検討)
第13回 家庭科・体育科・道徳等の関連教科と連携させた食に関する指導
第14回 特別活動・総合的な学習の時間、生活科等の関連教科と連携させた食に関する指導
第15回 まとめ(模擬授業の実施と検討会)
授業外学習の課題 事前学習(2時間程度):各回で取り上げるテーマについて、教科書、資料等を読み予習しておくこと。
事後学習(2時間程度):授業内容を復習し、学習指導案の作成や教材研究等の模擬授業の準備を行うこと。
履修上の注意事項 定期試験は行いません。学習指導案・教材・レポートの提出を求めます。
受講生の理解度や意欲もある程度考慮しながら、さらに到達目標が達成できるように、上記の内容について選択的に行う場合があります。
公認欠席は欠席として扱います。公認欠席時の資料は後日配布しますので取りに来てください。
成績評価の方法・基準 授業への取り組み(50%)、学習指導案・教材・レポート(50%)によって総合的に評価します。
テキスト 金田雅代編著『栄養教諭論 ―理論と実際―』(建帛社)最新版
文部科学省編『食に関する指導の手引-第二次改訂版-』(健学社)(平成31年3月)
文部科学省編『小学校学習指導要領解説 特別活動編』(東洋館出版社)(平成30年2月)
参考文献 栄養教諭を中核としたこれからの学校の食育(平成29年3月)
小学生用食育教材「たのしい食事つながる食育」(平成28年2月)
中学生用食育教材「食」の探求と社会への広がり(令和3年3月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/index.htm
主な関連科目 学校栄養教育論Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時、面談またはメールにて質問・相談を受けます。指導案等のフィードバックについては、指導案等提出後の授業時間に行います。次回の指導案等では、それらの事項を生かして作成をしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部健康栄養学科(資格関連科目) 2019~2022 3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(資格関連科目) 2023~2024 3・4 -