授業コード 81114100 単位数 2
科目名 教職実践演習(栄養) クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 鍛島 尚美 配当年次 *下表参考

授業の題目 教職実践演習(栄養) Teaching practice exercises(Nutrition)
学修の概要 これまでの学修と教育実習等で得た実践力とのさらなる統合を図り、教師としての資質を構築し、実践的指導力を確認します。具体的には、次の学修を通して、教育現場において、対人関係を含む広領域の問題を解決することができる視点を養います。① 教職の意義、児童生徒の理解と学級経営、教師の資質と倫理観等を再確認します ② 履修カルテを授業と並行して作成し、これまでの学修の振り返りを行い、実践力向上のための課題に取り組みます ③ 自己課題をふまえて作成した学習指導案に基づき授業研究を行い、より教育効果を高める指導法を検討します。その際、最近特に必要性が高まってきているICTの活用方法について着目することとする。

担当者である教職専任教員のもとに、教科に関する科目担当教員の協力を継続的に求め、また、ゲストスピーカーとして広島県教育委員会と広島市教育委員会の指導主事を招きます。
学修の到達目標 教職課程の総仕上げとして、教育実習に結実したそれまでの教職諸科目の履修と、その他の学生生活でのさまざまな経験を有機的に統合することができるようになる。
教員として求められる実践的な資質能力を形成することができるようになる。
授業計画 第1回 イントロダクションとして、これまでの学修のふりかえりについての講義を通して、栄養教諭の意義を再確認する。(担当:牧瀬翔麻)
第2回 各自の教育実習の体験についてのふりかえり
ふりかえりから抽出された、教員として体験する問題場面(教員の役割、職務内容、子どもに対する責任などに関して)についてのグループ討論(担当:牧瀬翔麻)
第3回 広島県の教育と栄養教諭
ゲストスピーカーとして広島県教育委員会指導主事を招き、広島県の教育について、その方向性や具体的施策を理解し、その中での栄養教諭の役割を考える。(担当:牧瀬翔麻)
第4回 広島市の教育と栄養教諭 
ゲストスピーカーとして広島市教育委員会指導主事を招き、広島市の教育について、その方向性や具体的施策を理解し、その中での栄養教諭の役割を考える。(担当:牧瀬翔麻)
第5回 教育実習の体験をふまえての、各教科の指導力についての講義とグループ討論(児童生徒の栄養的特徴)(担当:鍛島尚美)
第6回 栄養教諭教育実習の研究授業解題➀(教育実習での研究授業の再実践と自己課題向上のためのディスカッション)研究授業に関する報告には各自ICTを活用し取り組む(担当:村上淳)
第7回 栄養教諭教育実習の研究授業解題②(教育実習での研究授業の再実践と自己課題向上のためのディスカッション)研究授業に関する報告には各自ICTを活用し取り組む(担当:村上淳)
第8回 研究授業を事例とし指導教材等をICTを活用した分析を行い、その結果をもとに今後の取り組みについてディスカッションの実施(担当:村上淳)
第9回 教科内容等の指導力を充実させるための模擬授業の実施と相互評価 1(担当:佐々木惠子,村上淳)
第10回 教科内容等の指導力を充実させるための模擬授業の実施と相互評価 2(担当:佐々木惠子,村上淳)
第11回 教科内容等の指導力を充実させるための模擬授業の実施と相互評価 3(担当:佐々木惠子)
第12回 教科内容等の指導力を充実させるための模擬授業の実施と相互評価 4(担当:佐々木惠子)
第13回 教科内容等の指導力を充実させるための模擬授業の実施と相互評価 5(担当:佐々木惠子)
第14回 教科内容等の指導力を充実させるための模擬授業の実施と相互評価 6(担当:佐々木惠子)
第15回 栄養教諭としての資質・能力の再確認(履修カルテ等をもとに)(担当:佐々木惠子,村上淳,鍛島尚美)
授業外学習の課題 事前学修(2時間程度):①学校栄養教育実習の体験についての振り返り(教員の役割・職務内容・児童生徒の理解・学級経営、児童生徒の栄養的特徴・食に関する指導 等) ②履修カルテを活用した総合的な振り返り ③学習指導案の作成と教材研究を行う。
事後学修(2時間程度):それぞれの授業において、課題を提示しますので指示にしたがってください。
履修上の注意事項 受講学生の理解度や意欲もある程度考慮しながら、さらに到達目標が達成できるように、上記の内容について選択的に行います。
出席確認は厳正に行います。遅刻は出席と区別して対応します。10分以上の遅刻は欠席扱いとします。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮します。公認欠席時の資料は配布するので取りに来てください。
成績評価の方法・基準 受講態度(50%)、提出物(50%)を総合的に評価し、教員として最小限必要な資質能力が身についているかを確認し、単位認定を行います。
テキスト 使用しません。
参考文献 必要に応じて紹介し、また、プリントとして配布します。
食に関する指導の手引-第二次改訂版-(平成31年3月)
栄養教諭を中核としたこれからの学校の食育(平成29年3月)
小学生用食育教材「たのしい食事つながる食育」(平成28年2月)
中学生用食育教材「食」の探求と社会への広がり(令和3年3月)
https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/syokuiku/index.htm
主な関連科目 学校栄養教育実習 学校栄養教育実習事前事後指導
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
いつでも、面談またはメールにて質問・相談を受けます。レポート課題等のフィードバックについては、課題提出後の授業時間に行います。次回のレポート等では、それらの事項を生かして作成をしてください。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部健康栄養学科(資格関連科目) 2019~2022 4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(資格関連科目) 2023~2024 4 -