授業コード | 81105202 | 単位数 | 2 |
科目名 | 体育科教育法 | クラス | 02 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 中西 紘士 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 良い体育授業の在り方と実際的指導 |
学修の概要 | この科目では、小学校の体育科授業が行える最低限の知識や実践的指導力を養うことを目的とする。体育科は小学校の教科の中で唯一教科書が存在しない。そのため、学習指導要領解説や学校の体育科カリキュラムに沿って、年間計画や単元計画を作成し、授業づくりを行う力量が求められる。また、体育科の運動領域は、体つくり運動、陸上運動、器械運動、水泳運動、ボール運動、表現運動と多岐にわたっている。これら全ての領域を網羅し、実践的指導力を育成することは15回の講義では難しいため、クローズドスキル、オープンスキルとして代表される、器械運動、陸上運動、ボール運動の3領域を取り扱うことで、他領域の授業へと知識や実践的指導力を転換していけるような力量を形成していくための授業構成とする。 |
学修の到達目標 | 1.現代の生活環境・生活様式と人間の体力や運動能力のかかわりを理解し問題点や課題を提示し、大学の内外における思考と行動にわたる幅広い学修への視点を広げることができる。 2.子どもの主体的な体育学習を引き出し、体育科のねらいにせまっていくために、教材及び具体的指導法を工夫しながら、学生を対象に模擬授業として体育授業を具体化することができる。また、模擬授業の分析によって良い体育授業の在り方を考えることができる。 3.小学校教育にあたって生涯にわたり自立的に学習を進めることができる基本的な態度を身につけることができる。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーションⅠ(授業の概要、模擬授業、授業評価について)・体育の特異性 |
第2回 | 体育科における歴史的変遷と現代的課題・体育科の目標と内容 | |
第3回 | 器械運動領域の理解 | |
第4回 | 器械運動領域における動画教材の作成(ICTの活用) | |
第5回 | 陸上運動領域の理解 | |
第6回 | ボール運動領域における教材の理解 | |
第7回 | ボール運動領域のおける学びのモデル | |
第8回 | 単元計画、授業計画の作成(ICTの活用) | |
第9回 | 作成した授業計画の交流 | |
第10回 | 模擬授業の準備 | |
第11回 | 模擬授業の実施と振り返り①グループA | |
第12回 | 模擬授業の実施と振り返り②グループB | |
第13回 | 模擬授業の実施と振り返り③グループC | |
第14回 | 模擬授業の実施と振り返り④グループD | |
第15回 | 振り返りとまとめ(オンデマンド) |
授業外学習の課題 | 事前学修(2時間程度):与えられた課題に関する論文や新聞の切り抜き記事などの資料や情報を収集し、読み深めておくこと。 事後学修(2時間程度):他の学生の発表や講義中にわからなかった用語について、次回までに各自で調べ、復習すること。 |
履修上の注意事項 | ・ブレンド型授業を実施します。使用ソフトはgoogle classroomです。 google classroomは、学校現場の多くで活用されています。まずは、学習者としてgoogle classroomの使用に慣れてください。 ・欠席回数が4回以上の場合、成績評価の対象外となることを注意しておくこと(忌引き、実習等のやむ負えない場合は考慮する場合もある)。 ・模擬授業や実技を伴う授業においては、体育授業にふさわしい服装を必ず着用すること。 公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ※単位認定要件または期末試験等の受験要件として、一定の出席回数を定める場合。 ・公認欠席時の資料は後日配付します。 ・小テストやプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 1.模擬授業の取り組み及び成果(30%) 2.課題の提出(50%) 3.テスト(20%) |
テキスト | ・文部科学省(2017)『小学校学習指導要領(平成29年告示)解説 体育編』 ・木原成一郎・大後戸一樹・久保研二・村井潤 共編著(2019)『改訂版 初等体育科教育の研究』学術図書出版社 |
参考文献 | ・雑誌『体育科教育』大修館書店 ・岩田靖(2012)『体育の教材を創る』大修館書店 ・文部科学省「教育の情報化に関する手引」 https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/mext_00117.html 他 授業で適宜紹介する |
主な関連科目 | 初等教育(体育) |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業修了時ならびにメール等で随時受け付けます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
人文学部教育学科(資格関連科目) | - | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |