授業コード 81100200 単位数 2
科目名 人文地理学Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 由井 義通 配当年次 *下表参考

授業の題目 世界の諸地域における地域的課題:都市問題を通してみる地域
学修の概要 国内外の大都市や地方都市で生起する様々な地球的課題や地域的課題に関わる具体的な地理的事象の学習を通して、地理学の視点から持続可能な社会の担い手を育成するための資質能力の育成を図る。
学修の到達目標 中学校社会科と高等学校地歴科の教員免許取得のために必要な,人文地理学の基礎的知識の習得を図る。
さらに,地理学に関連する分野の研究成果を通して幅広く地域情報を収集し,地域を認識する能力の育成に努め、グローバルな視点とローカルな視点から国内外の諸地域でみられる地域的事象のメカニズムを理解し、課題解決のための資質能力を育成する。
授業計画 第1回 国内外の諸地域の地域的課題に対する地理学の見方・考え方に関するオリエンテーション
第2回 ヨーロッパの都市の課題①イギリスにおける都市問題と人口問題
第3回 ヨーロッパの都市の課題②イギリスにおける産業革命期の都市問題:歴史的視点
第4回 ヨーロッパの都市の課題③イギリスにおけるニュータウン開発
第5回 ヨーロッパの都市の課題④イギリスにおける都市再開発とジェントリフィケーション
第6回 ヨーロッパの都市の課題⑤ドイツの都市における戦災復興事業
第7回 ヨーロッパの都市の課題⑥ドイツの地方都市における観光開発:都市とお祭り
第8回 ヨーロッパの都市の課題⑦ドイツにおける住民参加の都市づくり
第9回 北米の都市の課題①アメリカ合衆国のインナーシティ問題とスラム
第10回 北米の都市の課題②アメリカ合衆国の郊外:ゲーテッドコミュニティ
第11回 アジアの都市の課題①インドの人口問題と大都市開発
第12回 アジアの都市の課題②インドの都市問題:アーバンビレッジ
第13回 アジアの都市の課題③インドの地方都市と農村の変化
第14回 アジアの都市の課題④シンガポールの都市開発と多文化政策
第15回 持続可能な都市形成に向けた課題
授業外学習の課題 経済・社会・文化的諸活動がいかなる地域(または地域間)で展開されているか,ニュース等によって現在の情勢を常に把握しておくことが望ましい。
授業中の指示にしたがって課題レポートを作成,提出する。課題レポートのテーマ・様式等,詳細については授業中に指示する。
大学設置基準「単位制度」で「授業外学修時間」は授業時間の2倍とされている。特に課題レポート作成に際しては,この程度の時間が必要である。
履修上の注意事項 授業に3分の2以上出席することが必要であり,出席回数が基準に満たない学生は定期試験を受験できないので,注意を要する。公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または定期試験の受験要件には影響しないように配慮します。また、病欠の場合は病院の診断書を後日提示してください。
原則として,出席登録およびリアクションペーパーの提出をもって出席とみなします。
提出期限を過ぎたレポート類は,いかなる理由があっても受理しません(課題レポート,リアクションペーパーを含む)。
授業資料を見たり、PCを用いた課題を授業中に課すことがあるので、授業にはPCを持参すること。
成績評価の方法・基準 定期試験50%,不定期に課す課題レポート25%,リアクションペーパー25%の割合で評価する。
テキスト テキストは使用せず,パスワード付きの授業資料を教学システムにアップロードするので授業ではPCを持参すること。
参考文献 授業中に適宜紹介する。
主な関連科目 人文地理学Ⅰ
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業中,および授業終了後に適宜対応する。
なお,リアクションペーパー等に関するフィードバックは,事後の授業で行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
経済科学部現代経済学科(資格関連科目) 2023~2024 2・3・4 - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部人間関係学科社会学専攻(資格関連科目) 2023~2023 2・3・4 - -
人文学部教育学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
人文学部教育学科(資格関連科目) 2023~2023 2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) 2019~2022 2・3・4 - - - - -
人間環境学部人間環境学科(資格関連科目) 2023~2024 2・3・4 - -