授業コード | 81003403 | 単位数 | 2 |
科目名 | 教育実習Ⅱ | クラス | 03 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 玉繁 克明 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 教育実習 Teaching Practice |
学修の概要 | 教育実習は,教職課程で学修した内容を基に実践する科目である。つまり,教育実習の中心は,専門教科での授業実習に加えて,ホームルーム活動・部活動等,学校の教育活動全体を通して,実践的,多面的に学校教育を学ぶことにある。 「教育方法論」「生徒指導論」「商業科教育法」「職業指導」等,教職に関する科目で学んだことの集大成でもあることを自覚し,教育実習体験を通して教師として教壇に立つことの意義と役割について体得する。 教育実習期間は,通常6月前後の2週間である。 (下記の授業計画に示す第1回から第15回の内容については,シラバス上で示したものであり,教育実習中は,実習校の指導教員の指示に従うこと。) |
学修の到達目標 | (1) 学校教育の現状を把握し,教育の効果や問題点等について理解するとともに,直面する様々な事象に対して自ら考察することができる。 (2) 教科指導の実際を通して,教員としての学習指導,学習方法を体験し,指導技術の資質・能力を高めることができる。 (3) 教育実習における授業の参観や研究授業の実施を通して,教材研究の意義や生徒理解の役割を把握することができる。 (4) 実習校の管理職をはじめ指導教員等の助言を積極的に聴き取るなど,他者の考えを柔軟に取り入れるとともに,探究心をもって取り組むことができる。 |
授業計画 | 第1回 | 教育実習の心得,手続き,注意事項 |
第2回 | 観察実習を中心とした実習① 観察実習,授業観察記録【授業計画(授業デザイン)の視点】 |
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第3回 | 観察実習を中心とした実習② 観察実習,授業観察記録【教授方法(教授スタイル)の視点】 |
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第4回 | 観察実習を中心とした実習③ 観察実習,授業観察記録【学習方法(学習スタイル)の視点】 |
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第5回 | 観察実習を中心とした実習④ 観察実習,授業観察記録【授業で生徒に付けたい力(教育的タクト)の視点】 |
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第6回 | 観察実習を中心とした実習⑤ 観察実習,授業観察記録【授業づくりにおける教師の役割(教育的タクト)の視点】 |
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第7回 | 観察実習を中心とした実習⑥ 観察実習,授業観察記録【学習評価の視点】 |
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第8回 | 授業研究を中心とした実習① 教材研究,学習指導案の作成【授業計画(授業デザイン)の視点】 |
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第9回 | 授業研究を中心とした実習② 教材研究,学習指導案の作成【教授及び学習方法(授業スタイル)の視点】 |
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第10回 | 授業研究を中心とした実習③ 教材研究,学習指導案の作成【授業で生徒に付けたい力(教育的タクト)の視点】 |
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第11回 | 授業研究を中心とした実習④ 教材研究,学習指導案の作成【授業づくりにおける教師の役割(教育的タクト)の視点】 |
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第12回 | 授業研究を中心とした実習⑤ 教材研究,学習指導案の作成【学習評価の視点】 |
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第13回 | 授業実習を中心とした実習① 授業実習,授業実習記録【実践⇒検証】 |
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第14回 | 授業実習を中心とした実習② 授業実習,授業実習記録【改善⇒実践】 |
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第15回 | 教育実習全般を通しての振り返り【反省と課題の整理】 |
授業外学習の課題 | ・教育実習が始まる前に学校訪問を行い,教育実習担当教員と教育内容,教育方法,教育方針等についてミーティングを行うこと。 ・教材研究や学習指導案の作成については,実習校の指導教員と十分に連携を取りながら行うこと。 ・教育実習では,2時間以上の予習,2時間以上の復習は必須である。 (事前学修)研究授業の実施に向けて授業構想を練り,学習指導案や授業教材の作成を行うこと。 (事後学修)授業づくりの実践力の育成のため,自身が実施した授業の振り返りを行い,授業改善に向けた指導力を身に付けること。また,他者の参観授業から得られたことを自身の実践力に生かしていくことができるように心がけること。さらに,日ごろから授業づくりのヒントとなるものを探すためのアンテナを張ることができるように習慣づけること。 |
履修上の注意事項 | ・教育実習により授業を欠席する場合は、公認欠席になるため,該当者は公認欠席届を教学センターに提出すること。 ・教育実習の実施期間については,教職課程認定上の実施時間数を充足することが大前提である。 ・教育実習期間中,やむを得ず実習を欠席する事由が生じた場合は,速やかに教学センターに連絡すること。 ・この科目は,高等学校教諭一種免許状(商業)を取得するための必修科目である。 ・教育実習の参加要件を満たすことが第一条件である。また,教育実習期間中は学生ではなく教師そのものであることを自覚し,具体的な実施内容等については教育実習校の指示に従うこと。 ・授業計画に記載されている内容は,すべて教育実習校で行う内容であるため,回数及び内容の詳細は,あくまでも目安である。 |
成績評価の方法・基準 | ・教育実習期間を通しての取組姿勢・教育実習校から提出される評価(80%) ・教育実習者が提出する教育実習録(20%) ・上記の他,教育実習訪問時の教育実習の進捗状況についてのミーティング等を考慮して総合的に評価する。 |
テキスト | 教育実習録 |
参考文献 | 教育実習先で紹介された書籍,資料等 文部科学省(平成22年5月)『高等学校学習指導要領解説商業編』実教出版 文部科学省(平成31年)『高等学校学習指導要領解説商業編』実教出版 ¥804 日本商業教育学会(2019)『商業科教育論 21世紀の商業教育を創造する』実教出版(¥2,400+税) 広石英記(2014)『新教職課程シリーズ教育方法論』一藝社 ¥2,420 文部科学省(令和元年12月)「教育の情報化に関する手引き」 |
主な関連科目 | 教職関連科目 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・教育実習中の相談ごとについては,すぐに授業担当教員に連絡・相談すること。 ・教育実習中に寄せられた相談等については,教学センターと連携して迅速に対応するので,自分一人で判断しないこと。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
商学部商学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
商学部経営学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
経済科学部経済情報学科(資格関連科目) | - | 2019~2022 | 4 | - | - | - | - | - |