授業コード 81003204 単位数 1
科目名 教育実習事前事後指導 クラス 04
履修期 年間授業 カリキュラム ＊下表参考
担当者 山下　裕司 配当年次 ＊下表参考
授業の題目 教育実習の事前指導と事後指導 Guidance of Teaching Practice
学修の概要 　教育実習に向けて，教師として必要とされる知識・技術等の高揚に努めるとともに，教育実習の意義・心構えを更に深める。
　教育実習後については，実習報告を行うとともに，教師の仕事を実体験したことを基に，教師とはどうあるべきか等の議論を行う。
【実務経験内容：高等学校教諭として情報教育に携わり，学校現場で教科指導等を行った経験を有する教員による実践的な授業である。】
学修の到達目標 【事前指導】
(1) 実習校で行う教育実習に向けて，その意義を認識し，目標を定め，自覚を深めることができる。
(2) 教育実習に向けて，担当する科目の教材研究や学習指導案の作成に意欲的に取り組むことができる。
【事後指導】
(1) 教育実習終了後の反省や成果と課題について議論を通して思考し，教師としての役割と使命感を身に付けることができる。
(2) 教師を目指すものとして，教師としての服務についての心構えを身に付けることができる。
【全体を通して】
(1) 教育実習に関する課題に対して，探究心をもって粘り強く取り組む姿勢を身に付けることができる。
(2) 教育実習に関する課題に対して，他者の考えを柔軟に取り入れながら多面的・多角的に捉えることで，自らの学修を調整しようとする態度を身に付けることができる。
授業計画 第１回 事前指導①【教科合同実施】
　教職員の職務についての心構え
第２回 事前指導②【教科合同実施】
　教育実習についての心構え
第３回 事前指導③
　教育実習における目標設定
第４回 事前指導④
　教材研究及び学習指導案の作成
第５回 事前指導⑤
　学習指導上の留意点の整理・考察（教育実習を想定したシミュレーション）
第６回 事後指導①
　教育実習の反省点と成果及び課題について
第７回 事後指導②
　教育実習のまとめ（振り返り）
第８回 -
第９回 -
第１０回 -
第１１回 -
第１２回 -
第１３回 -
第１４回 -
第１５回 -
授業外学習の課題 授業外学習30時間に加え，次の学修を行うこと。
・事前指導
　教育実習に向けて，担当教諭との事前打合せを行い，検定教科書に基づいて学習指導案の原案作成を行うこと。（4時間）
・事後指導
　教育実習録の整理，教育実習で学んだこと，反省点についてなど，教育実習後の報告書の作成に取り組むこと。（2時間）
履修上の注意事項 ・高等学校教諭一種免許状（情報）を取得するための必修科目である。
・講義への遅刻・欠席は，教師を志す者としての資質が問われるものであることを自覚すること。
・課題提出，情報共有等でGoogle Classroomを使用する予定である。
・授業はGoogle Classroomを併用する。クラスコード等は教学システムの「授業課題情報」および初回の講義で指示する。
・教育実習の参加要件を満たすことが第一条件である。
・教育実習期間中は学生ではなく教師そのものであることを自覚すること。

公認欠席となった場合は、代替措置で対応する。
公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないよう配慮する。
公認欠席時の資料は後日配布するので、各自申し出ること。
成績評価の方法・基準 　教育実習に向かう事前準備への態度と取組状況（学習指導案の作成等）50％，事後の議論等への取組状況及びレポート50％
　以上を目安として総合的に評価する。
テキスト 教育実習録，教職履修カルテ
参考文献 文部科学省（平成31年）『高等学校学習指導要領解説情報編』
文部科学省（令和元年12月）「教育の情報化に関する手引き」
主な関連科目 教職関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応		 ・授業内で出された質問や相談については，授業中に時間を取りクラス全体のものとして共有する。
・メール等で寄せられた質問等についてのフィードバックは，原則として次回の授業で行う。
・教育実習生は実際に教壇に立つ。実習校との連携等で発生した疑問なこと・不安なことについては，事前・教育実習中を問わず，すぐに連絡・相談すること。迅速に対応するので，自分一人で判断しないこと。
■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
経済科学部経済情報学科（資格関連科目） － 2019～2022 3･4 - - - - -