授業コード 70017500 単位数 2
科目名 G/R Studies B (Examining the F クラス
履修期 第4学期 カリキュラム *下表参考
担当者 阿曽沼 春菜 配当年次 *下表参考

授業の題目 日本をめぐる報道記事を読む Japanese Speeches to the World
学修の概要 日本についての報道が、日本国内と海外で異なることがあり、そうした違いは日本社会のありようを再考する良い機会を提供してくれます。
この授業では、海外の報道機関を中心に英語で書かれた日本についての記事を読んで、日本政治経済の課題について議論します。扱うトピックは直近の報道記事から選びます(昨年取りあげた記事として、宗教と政治、COP28、高齢化社会、インバウンド向け観光パッケージなど)。
授業は2回の授業で1つのトピックを取り上げます。毎回記事の和訳をするのに加えて、教員がその問題の背景や海外の事情を紹介する1回目と、グループに分かれて、ディスカッションをする2回目の授業があります。ディスカッションでは、得た知識を踏まえて、日本と海外での問題の扱われ方の相違点や問題の対策について議論します。関連した映像資料を視聴することもあります。
こうした作業を通じて、現代日本をめぐる問題を多面的に眺め、自分の意見を述べる力を養います。
学修の到達目標 ①英語文法の知識を適切に使って、記事の内容を正確に和訳することができる。
②記事の内容を踏まえて、あるトピックについて得た事実に基づいて自らの意見を述べることができる。
授業計画 第1回 イントロダクション:
講義で扱う記事のトピックを概観し、授業の進め方や学習上の注意を理解する。
第2回 報道記事の講読:政治①
日本の政治に関する英文記事を和訳する。その問題の背景や現状について知識を得る。
第3回 報道記事を踏まえたグループワーク:政治②
第2回の課題記事の後半部分を和訳する。記事の内容に関連した課題について少人数グループで議論する。
第4回 報道記事の講読:皇室①
日本の皇室に関する英文記事の内容を理解し、問題の背景や現状について知識を身につけることができる
第5回 報道記事を踏まえたグループワーク:皇室②
第4回の課題記事の後半部分を和訳する。記事の内容に関連した課題について少人数グループで議論する。
第6回 報道記事の講読:外交①
日本外交に関する英文記事を和訳する。その問題の背景や現状について知識を得る。
第7回 報道記事を踏まえたグループワーク:外交②
第6回の課題記事の後半部分を和訳する。記事の内容に関連した課題について少人数グループで議論する。
第8回 報道記事の講読:経済①
日本経済に関する英文記事を和訳する。その問題の背景や現状について知識を得る。
第9回 報道記事を踏まえたグループワーク:経済②
第8回の課題記事の後半部分を和訳する。記事の内容に関連した課題について少人数グループで議論する。
第10回 報道記事の講読:社会①
日本の社会に関する英文記事を和訳する。その問題の背景や現状について知識を得る。
第11回 報道記事を踏まえたグループワーク:社会②
第10回の課題記事の後半部分を和訳する。記事の内容に関連した課題について少人数グループで議論する。
第12回 報道記事の講読:文化①
日本文化に関する英文記事を和訳する。その問題の背景や現状について知識を得る。
第13回 報道記事を踏まえたグループワーク:文化②
第12回の課題記事の後半部分を和訳する。記事の内容に関連した課題について少人数グループで議論する。
第14回 報道記事の講読:観光①
日本の観光に関する英文記事を和訳する。その問題の背景や現状について知識を得る。
第15回 報道記事を踏まえたグループワーク:観光②
第14回の課題記事の後半部分を和訳する。記事の内容に関連した課題について少人数グループで議論する。
授業外学習の課題 受講者は毎回、事前に課題の英文記事を読んで翻訳を提出することが求められます。各回2時間程度、予習に充ててください。授業後は間違えた箇所を確認し、文法規則を復習してください(1時間程度)。この授業では、英文読解の事前準備に加えて、議論への積極的な参加が求められます。記事に関連する報道記事を読んだりして、自分自身の考えをまとめてくるようにしてください。
履修上の注意事項 英和辞典(電子辞書、紙媒体のいずれも可)を持ってきてください。スマホの辞書機能は授業外学習での使用は認めますが、授業時の使用は認めません。

和訳の発表と議論を行うため、受講希望者が多い場合は、人数を制限することがあります。
遅刻やスマートフォンの使用(グループワークで認められた時を除いて)は厳禁です。
欠席の場合は事前に申し出ること。授業回数の三分の一以上欠席した場合は単位を修得できません。

公認欠席については以下の配慮を行います。
・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。
・公認欠席時の資料は後日配布します。
・翻訳テスト時に公認欠席となる場合は、追試等の代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 英文和訳の提出と発表(40%)
授業での発言及びグループワークへの積極的参加(30%)
翻訳テスト(30%)
テキスト 特になし。
資料は事前に配布する。
参考文献 授業中に適宜紹介します。
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
授業の前後に質問や相談に応じます。
授業前後以外の質問や相談については、メールでアポイントメントをとってください。
リアクションペーパーの内容は、共有することが有意義と思われる意見・疑問を次回の授業の冒頭で紹介します(個別の問い合わせはメールで応じます)。
翻訳テストの結果について、希望がある場合はフィードバックに応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) FGGP10315 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) FGGP10315 2023~2023 1・2・3・4 - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) 71200 2024~2024 1・2・3・4 - -