授業コード 70017004 単位数 2
科目名 ゼミナールb(2024) クラス 04
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 佐渡 紀子 配当年次 *下表参考

授業の題目 多様化する地域課題と世界の課題(各論) - Seminar b -
学修の概要 本ゼミナールではゼミナールaでの成果をもとに、国際社会や日本社会が直面する課題に関する6000字程度の論文を完成させることを目指す。3年次生については、基礎研究と先行研究の検討・分析に重点を置く。4年次生については、より専門的なテーマ設定を行い、研究論文を完成させる。
研究の途中経過をゼミにおいて発表し、他の履修生と議論することで、論文をより良いものとして完成させる。
また引き続き本ゼミナールは、グループのなかで議論を実りあるものにするために必要な行動を、実践する場としても位置づける。そのために本ゼミナールでは、プレゼンテーションやディスカッションの手法を実践する機会を設ける。
学修の到達目標 【内容面】
①研究分野および研究テーマについて、その問題の概要や取り上げる意義を説明できる。
②先行研究を批判的に読解し、評価することができる。
③自らの問いを設定し、用いる分析軸について説明できる。
④6000字程度の研究論文を完成させることができる。
【技術面】
①研究に必要な文献を収集し読み取り・分析ができる
②文献の性質を理解した活用ができる
③意見交換・発表の場で、考えや情報を多様かつ適切な手法で表現・伝達できる。
授業計画 第1回 イントロダクション(ねらいとルールの共有化、活動内容の検討と確定)
ゼミナールでの活動内容を検討し確定する。
第2回 ディスカッション・トレーニング(話題提供の役割を意識して)
グループ・ディスカッションにおける参加者の役割について理解し、実践する。
第3回 ディスカッション・トレーニング(多様な発言の形を意識する)
グループ・ディスカッションにおける発言のバリエーションを意識し、実践する。
第4回 初稿作成に向けた研究発表(1):分析手法に注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第5回 初稿作成に向けた研究発表(2):文献の利用方法に着目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第6回 初稿作成に向けた研究発表(3):論拠に注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第7回 初稿作成に向けた研究発表(4):論証方法に注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第8回 初稿作成に向けた研究発表(5):意義付けに注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第9回 初稿の総合分析とアドバイス
初稿に対する相互検証を行い、アドバイスを行う。
第10回 改訂稿にむけた研究発表(1):分析手法に注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第11回 改訂稿にむけた研究発表(2):文献の利用方法に着目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第12回 改訂稿にむけた研究発表(3):論拠に注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第13回 改訂稿にむけた研究発表(4):論証方法に注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第14回 改定稿にむけた研究発表(5):意義づけに注目して
研究の成果をもとに発表を行い、相互にアドバイスを行う。
第15回 総括:改訂稿の相互分析とアドバイス
改定原稿に対する相互検証を行い、完成原稿の作成につなげる。
授業外学習の課題 1. 先行研究を調査・分析する。
2. 文献読解・情報収集を行う。
3. 論文執筆を行う。
4. スピーチ、プレゼンテーション、ディスカッションの準備を行う。
5. 上記の作業には、週平均8時間を要する。
履修上の注意事項 1.この科目は、佐渡担当のゼミナールabとのセット履修科目です。
2.演習は参加者が協力して、共に学ぶ場として作り上げるものです。ついては、無断欠席は厳禁です。欠席をしなければならない場合には、できる限り事前に、それが難しい場合には事後速やかに、佐渡まで理由とともに欠席を知らせること。
3.公認欠席については、議論への貢献の評価において配慮します。発表の日に公認欠席となった場合には代替措置を講じます。
成績評価の方法・基準 発表の状況(調査・研究内容、レジュメ、プレゼンテーション)30%
議論へ貢献30%
論文 40%
テキスト なし
参考文献 川崎剛『社会科学系のための「優秀論文」作成術 : プロの学術論文から卒論まで』勁草書房、2010年
戸田山和久『論文の教室――レポートから卒論まで(新版)』NHK出版、2012年
山田剛史、林 創『大学生のためのリサーチリテラシー入門――研究のための8つの力』ミネルヴァ書房、2011年
主な関連科目 平和学、紛争と平和、リサーチリテラシー、ゼミナールa、卒業研究
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.質問、相談は、授業終了時に受け付けます。
2.時間をかけての質問や相談がある場合には、メールまたは直接、連絡をしてください。面談日程を調整します。
3.研究論文への講評は、個別に通知します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP30802 2018~2022 3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP30802 2023~2023 3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA30802 2018~2022 3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA30802 2023~2023 3・4