授業コード 70017002 単位数 2
科目名 ゼミナールb(2024) クラス 02
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 宇野 伸浩 配当年次 *下表参考

授業の題目 世界の少数民族・先住民族(2)
学修の概要 自分が関心を持つ少数民族・先住民族を1つ選び、その歴史と現状を調べ、彼らの歴史・文化・民族問題について考え、その成果をゼミで発表し、レポートをまとめることが課題です。関心を持つことができる少数民族・先住民族が見つからない場合は、少数民族・先住民族ではない民族を選ぶことでもよいことにします。 
前期に作成した「レポート作成計画書」をもとに、調査と分析をさらに進め、その成果を、まず口頭で発表し、最後にレポートにまとめて提出します。
学修の到達目標 少数民族や先住民族がかかえる問題について、自分なりの意見を持つとともに、それを口頭発表という場で、あるいはレポートという形式で、自分の意見を論理的に説得力ある形で伝えられるようになること。レポートの作成を通じて、明解な文章語を書けるようになり、文章を書くことに自信を持てるようになること。
授業計画 第1回 イントロダクション 後期のゼミナールの進め方、発表の準備の仕方などについて理解する。
第2回 現在の国際問題についてのグループ・ディスカッション①欧米 現在の国際問題に関する新聞記事をもとにして、小グループでディスカッションができるようになる。
第3回 現在の国際問題についてのグループ・ディスカッション②アジア 現在の国際問題に関する新聞記事をもとにして、小グループでディスカッションができるようになる。
第4回 現在の国際問題についてのグループ・ディスカッション③日本 現在の国際問題に関する新聞記事をもとにして、小グループでディスカッションができるようになる。
第5回 各自のテーマについての口頭発表①および解説 自分が選択したテーマについて、パワーポイントを使って発表できるようになる。また他人の発表について、適切に質問やコメントができるようになる。
第6回 各自のテーマについての口頭発表② 自分が選択したテーマについて、パワーポイントを使って発表できるようになる。また他人の発表について、適切に質問やコメントができるようになる。
第7回 各自のテーマについての口頭発表③ 自分が選択したテーマについて、パワーポイントを使って発表できるようになる。また他人の発表について、適切に質問やコメントができるようになる。
第8回 各自のテーマについての口頭発表④および中間講評 自分が選択したテーマについて、パワーポイントを使って発表できるようになる。また他人の発表について、適切に質問やコメントができるようになる。
第9回 各自のテーマについての口頭発表⑤およびレポート執筆要領の説明①基礎 自分のテーマについて、発表した内容をさらに発展・充実させてレポートを作成するために、レポート作成に必要な事柄を理解できるようになる。
第10回 各自のテーマについての口頭発表⑥およびレポート執筆要領の説明②発展 自分のテーマについて発表した内容をさらに発展・充実させレポートを作成するために、レポート作成に必要な事柄を理解できるようになる。とくに問いの立て方とその重要性について理解できるようになる。
第11回 各自のテーマについての口頭発表⑦およびレポートの添削方法の説明 自分のテーマについて発表した内容をさらに発展・充実させレポートを作成するために、レポート作成に必要な事柄を理解できるようになる。レポート作成途中で添削指導を行うが、その意義を理解できるようになる。
第12回 口頭発表予備日
第13回 レポート指導(前半)レポートを途中まで書いた段階で添削指導を行うことによって、レポートの書き方を自分のレポートに即して理解できるようになる。
第14回 レポート添削(後半)脚注も含めて完成したレポートを提出し、添削指導を行うことによって、自分のレポートに不十分な点を理解できるようになる。
第15回 まとめ、レポートの提出 完成したレポートを提出し、個別に講評を受けることにより、自分のレポートの特徴、長所、完成度を理解できるようになる。
授業外学習の課題 ゼミ発表のためのパワーポイントの作成などの発表の準備、レポートの執筆・完成などが授業外の学習になります。口頭発表の準備、レポートの作成にそれぞれ目安として5時間以上をかけて、しっかり取り組んでください。そのほか、授業外の学習として、参考文献にあげてある本や自分が関心を持った本など、先住民族や少数民族に関する本を読み、先住民族や少数民族に対する興味関心を広げ理解を深めてください。テレビのドキュメンタリーなど、自分がテーマとする先住民族・少数民族の映像に触れることもとても重要です。
履修上の注意事項 自分が興味を持つことのできるテーマに取り組み、本を読み、しっかり考え、よいレポートを完成することを目指してください。コピペを絶対に行わないこと。
公認欠席については、欠席時に配布した資料などは後日配布します。公認欠席の日が発表の日に当たった場合は、後日発表できるように配慮します。
成績評価の方法・基準 ゼミ発表のパワーポイントと発表内容(25%)、レポートなどの提出物(60%)、グループディカッションの内容と授業参加度(15%)を総合的に評価します。
テキスト グループ・ディスカッションでは、適宜新聞記事などを用意します。
参考文献 深山直子『先住民族からみる現代社会』昭和堂
萱野茂ほか『アイヌ語が国会に響く』草風館
宇梶静江『すべてを明日の糧として』清流出版
主な関連科目 「民族と社会」「総合教養講義a(歴史人類学)」「異文化理解論」「卒業研究」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
ゼミの前後に適宜受け付けます。授業外で連絡が必要なときは、メールで連絡をください。質問・相談にはメールで対応しますが、必要に応じて面談を行います。
口頭発表については発表時にコメントをし、レポートについては提出までに授業内で各自にコメントをすることによりフィードバックを行います。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP30802 2018~2022 3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP30802 2023~2023 3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA30802 2018~2022 3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA30802 2023~2023 3・4