授業コード | 70017001 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールb(2024) | クラス | 01 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 阿曽沼 春菜 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 歴史から見る日本政治・外交(2) |
学修の概要 | この演習では、それぞれの参加者が自分の関心に基づいて日本政治外交に関連するテーマを設定し、調査を進めます。前期の演習を踏まえて、地域の歴史に着目します。広島県内など地域の歴史にまつわる建築物や文化的遺産など(例えば捕虜収容所などの戦争遺構、広電などの交通網、墓地、町の中華料理屋)を調べて、関連する歴史的事象の経緯、現代的意義を掘り下げる研究を行います。前半は文献講読を行いつつ、各自のテーマの調査を行い、後半では、中間報告と論文執筆(6000字~8000字程度)をすすめます。 講読する文献は、演習参加者で話し合って決定します。 |
学修の到達目標 | ①地域の歴史を日本政治外交史の流れの中に位置づけ、歴史事象を多面的に理解する ②研究テーマを設定し、資料を収集して計画的に研究を進める ③客観的証拠をもとに論述する実証的研究を行う |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:「研究」と「調べ学習」はどう違う? 演習のねらいと授業の進み方を理解する |
第2回 | 文献講読/研究テーマの設定 研究テーマを設定する際に気を付けることを知り、自分で研究テーマを見つけることができるようになる |
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第3回 | 文献講読/研究計画の作成 論文執筆までの計画を立てることができる |
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第4回 | 文献講読/先行研究を整理する 文献リストの作成ができるようになる |
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第5回 | 文献講読/実証性とはなにか 客観的証拠を集めることの重要性を知り、実践することができるようになる |
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第6回 | 文献講読/剽窃に関する注意 剽窃とは何かを知り、研究遂行において先行研究に経緯を払うことの大切さに気付くことができる |
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第7回 | 中間発表① 論文の論点を客観的証拠に基づいて伝えることができるようになる |
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第8回 | 中間発表② 論文の論点を客観的証拠に基づいて伝えることができるようになる |
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第9回 | クリティカル・ライティングのコツ クリティカル・ライティングの手法を知り、実践することができるようになる |
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第10回 | 章立て 各章の論旨を記述することができるようになる |
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第11回 | 論文執筆の際の諸注意①引用 引用・脚注についての基本的ルールを知り、自分で引用や脚注を付けることができるようになる |
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第12回 | 論文執筆の際の諸注意②構成 集めた事実やデータを説得的に説明する論文の構成を考えることができるようになる |
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第13回 | 論文執筆の際の諸注意③推敲 分かりやすく論理的な文章表現をすることができるようになる |
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第14回 | 編集者会議 他の演習参加者の論文を読み、良い点や改善点を指摘することができるようになる |
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第15回 | まとめ 論文執筆に必要な技術を説明することができるようになる |
授業外学習の課題 | 自分の設定したテーマについて、文献を調べて読む必要があり、設定したテーマによってはフィールドワーク・インタビューを行うことになります。また、発表の準備のためにはレジュメやポスターの作成が要求されます。かかる時間は人によって異なりますが、各回、3時間程度をあてて、計画的に研究を進めてください。(毎回の授業の冒頭で簡単に進捗状況を報告してもらいます) |
履修上の注意事項 | 無断欠席は厳禁です。やむを得ない理由で欠席する場合は必ず事前に連絡を行うこと。 授業回の三分の一以上欠席した場合は単位修得はできません。 公認欠席制度の配慮内容 ・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。 ・中間発表時に公認欠席となる場合、他の日に代替します。 ・公認欠席時の資料は後日配布します。 阿曽沼が担当する前期の演習「歴史からみる日本政治・外交(1)」を踏まえて展開するため、あわせて受講することが望ましい。 |
成績評価の方法・基準 | 中間発表(30%) 論文(50%) ディスカッションへの参加など、演習への積極的な貢献(20%) |
テキスト | 適宜、関連資料を配布します。 |
参考文献 | 必要に応じて授業内で紹介します。 |
主な関連科目 | 日本政治外交史 近代日本と戦争 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
メールもしくは授業の前後に質問・相談に応じます。それ以外はメールで面談時間の予約を取ってください。 論文へのフィードバックは授業時間内およびメールで行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30802 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30802 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30802 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30802 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |