授業コード | 70016915 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールa(2024) | クラス | 15 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山中 雄次 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 身近な地方自治を考える(1) |
学修の概要 | 地方自治論を学ぶゼミである。特に将来、公務員として活躍することを希望する学生を歓迎する。 まずは、文献の講読を行い、学術的な理論を踏まえた上で、地方自治体の現場と課題に目を向ける。ゼミナールbでゼミ論文を書くことを目指し、各自が最も関心のある地方自治のテーマを探る。コロナ禍の各種手続き、広報紙、採用試験、ごみ問題など、どのような内容でも立派なゼミ論文のテーマとなる。 また、「話すこと」と「議論」を積極的に行うスタンスである。毎回冒頭では、各自が関心のある地方自治体の時事を取り上げ、プレゼンテーションを求める。さらに、定期的に討論の機会を設けていく。 さらに、機会があれば、現役の地方公務員をお招きした意見交換会や、現場見学を行いたいと考えている。 |
学修の到達目標 | ・プレゼンテーション及び討論を重ねる中で、以下を実現する。 ・様々な事象を整理し、自身の意見をもつことができる。 ・第三者に分かりやすく伝える能力(表現力、論理性、資料作成力)を身に着けることができる。 ・地方自治体に関する報道に触れた際に、どうして、地方自治体がそのような意思決定し、また行動をとったのか、その背景を考え、それに対する自分の意見をもつことができる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション ゼミナールaの概要を理解する。 |
第2回 | 文献購読1:集権と分権、自治体議会 地方議会と行政の関係性を理解する。 | |
第3回 | 文献講読2:税財政、市民ニーズと参加 地方自治体の財政や市民参加について理解する。 | |
第4回 | 文献講読3:決定と実施、評価と広報 地方自治体の政策形成と評価について理解する。 | |
第5回 | 討論1:身近な地方自治のテーマをもとに議論 少人数でディスカッションができるようになる。 | |
第6回 | 文献講読4:協働、広域連携 自治体間連携について理解する。 | |
第7回 | 文献講読5:都道府県と市町村の関係、多様な地方自治制度 地方自治の仕組みについて理解する。 | |
第8回 | 文献講読6:その他の文献 関連テーマの文献を通じて、地方自治に関する関心を高めることができる。 | |
第9回 | 討論2:身近な地方自治のテーマをもとに議論 少人数でディスカッションができるようになる。 | |
第10回 | 論文執筆のためのルール1:論文の形式 論文執筆に必要な基礎知識を得る。 | |
第11回 | 論文執筆のためのルール2:先行研究 先行研究の調査方法とまとめ方を理解する。 | |
第12回 | 論文執筆のためのルール3:分析手法 論文執筆に必要な分析手法を理解する。 | |
第13回 | ゼミ論文の研究テーマの設定1:論文テーマ 各自の関心テーマを簡潔に説明できる。 | |
第14回 | ゼミ論文の研究テーマの設定2:ゼミ論文に向けた準備 ゼミ論文執筆に向けた計画を立てることができる。 | |
第15回 | 総括、振り返り ゼミ論文執筆に向けた基礎を身に着ける。 |
授業外学習の課題 | ・毎回3時間、授業の事前・事後学修として、以下に取り組むこと。 (1)多くの地方自治体では、職員が毎朝、新聞を全紙閲覧し、業務に関連する記事のクリッピングを行っている。新聞を精読する習慣をつけ、本ゼミナールで得た地方自治の知識を前提に、ゼミ論文のテーマを探索する。 (2)授業前、講読する文献について、自身の担当箇所以外も精読する。 (3)授業後、授業時間内に紹介した文献を読み込む。 (4)綿密な発表準備をする。 |
履修上の注意事項 | ・受講者数によって、内容や進め方を変更する場合がある。 ・継続して、ゼミナールbを受講すること。 ・欠席・遅刻をしないこと。個別の事情がある場合は、事前に相談すること。 ・地方自治体の現場見学や自治体職員との意見交換の機会を取り入れたいと考えている。この場合、スケジュールを柔軟に変更する。 ・公認欠席については、公認欠席時に配布した資料を後日配布する。プレゼンテーションの日が公認欠席となった場合は順番を変更するなど、適宜配慮する。 |
成績評価の方法・基準 | ゼミへの参加態度・意欲(60%)、報告内容(40%) |
テキスト | 野田遊:『自治のどこに問題があるのか』日本経済評論社、2021年 |
参考文献 | ・その他の参考文献は、適宜紹介します。 |
主な関連科目 | 地方自治論、公共政策論、地方財政論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・適宜、ゼミ生からの相談を受け付けます。まずはメールで連絡をください。 ・報告内容のフィードバックは授業時間内に行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |