授業コード | 70016909 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールa(2024) | クラス | 09 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 矢田部 順二 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 国際問題へのアプローチ(1)(個別研究)Approaches to International Issues #1 |
学修の概要 | このゼミに参加した人は、個別に国際問題に関わる研究テーマを定めて、調査分析を通じて研究報告にまとめ、最終的にゼミ論文を仕上げる個別研究にとり組みます。取り上げるテーマは原則として自由で、日本国内の多文化共生の問題でも、諸外国の民族問題についてでも、国際問題に関わるテーマであればかまいません。ただ資料の少ないテーマや授業担当者が指導できない分野のテーマは変更を求めることがあります。 前期のゼミナールaでは、研究テーマを絞り込み、論文の設計図(論文計画書)を書くことが最終課題です。 研究報告を重ねて研究テーマを深めることが主要な目標ですが、このほか、ゼミ報告の練習を兼ねた文献講読の報告や、論文作成スキルを高めるプログラムも授業計画に盛り込みます。 進路指導の時間も設けます。3年生は自分の問題関心をもとに研究するおもしろさを発見し、4年生には大学時代の学修を総仕上げする場としてください。 |
学修の到達目標 | ①テキストやみずから検索した資料を読みこなし、研究課題を発見し、絞り込むことができる。 ②報告者の発表を十分に聴き、理解した上で、自分なりの意見をまとめ、討論の中で発言することができる。 ③自身の課題テーマについて、論文作成のための調査分析の結果をもとに論文計画書にまとめることができる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス、クラス形成 ゼミの運営方法を理解する。履修者同士で知り合います。 |
第2回 | 昨年度の研究概要(研究テーマや研究報告) 昨年度少人数クラスで何を学んだのか、クラスに紹介します。 |
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第3回 | 学術論文の検索方法 研究テーマに関わる学術論文を探す方法を学びます。 |
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第4回 | 研究テーマの決定: 研究テーマに関し、ゼミ生全員が題名と問題意識について簡単に発表します。 |
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第5回 | 文献講読①:1冊目 指定する文献についてゼミ生で輪読し、内容把握を共有します。 |
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第6回 | 文献講読①:2冊目 指定する文献についてゼミ生で輪読し、内容把握を共有します。 |
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第7回 | 文献講読①:3冊目 指定する文献についてゼミ生で輪読し、内容把握を共有します。 |
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第8回 | 文献講読①:4冊目 指定する文献についてゼミ生で輪読し、内容把握を共有します。 |
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第9回 | 社会課題の発見①(ビデオ視聴) 研究テーマを深めるために関連するビデオ教材を視聴し、視聴後に議論します。 |
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第10回 | 研究報告1−①: 研究報告1人目、2人目による発表を聴き、そののち質疑応答します。 |
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第11回 | 研究報告1−②: 研究報告3人目、4人目による発表を聴き、そののち質疑応答します。 |
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第12回 | 研究報告1−③: 研究報告5人目、6人目による発表を聴き、そののち質疑応答します。 |
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第13回 | 研究報告1−④: 研究報告7人目、8人目による発表を聴き、そののち質疑応答します。 |
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第14回 | 論文計画書作成法、進路について: プロポーザルの書き方について説明を聴き、疑問点を解決します。現時点での進路選択についてアドヴァイスを聴きます。 |
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第15回 | まとめ、夏季課題の伝達 前期の学修をふり返ります。夏季休暇課題について説明を聴き、疑問点を解決します。 *参加者の状況(履修者数、研究の進捗状況など)に応じて適宜変更することがある。 |
授業外学習の課題 | ①毎回次回の課題が与えられるので資料を読みこなすなど準備して授業に臨む(180分程度)。 ②みずからのテーマについては時間的に十分余裕を持って日頃から研究に取り組む。 ③レジュメ、提示用ファイルの作成など、発表準備は少なくとも数日かけて準備する。 |
履修上の注意事項 | ①ゼミナールb(矢田部クラス)と同時履修すること。 ②無断欠席・遅刻は厳禁(ただし就職活動のため欠席する4年生には柔軟に対応する)。出欠の取扱いは、欠席は3回まで、無断欠席は2回でゼミから放逐します。 ③公認欠席の場合は、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないように配慮するので、必ず証明を添えて公認欠席届(様式1)を教学センターに提出してください。発表分担時に公認欠席した学生は、発表用資料をMoodle上に公開することとします。 ④報告者はレジュメとパワーポイントを使って報告します。 ⑤PCからのメールを受け取ることができるように使用機器を設定すること。また教員からの資料の配付、および参加者からの課題提出にはMoodleを利用します。 |
成績評価の方法・基準 | 学期末に参考文献一覧が添付された論文計画書を提出する(50%)。加えて平常点(積極的な参加態度、プレゼンテーションの到達度、議論の内容)をルーブリックにより得点化し(50%)、総合判断する。 |
テキスト | 教室でコピーを配布するほか、必要に応じて文献を指示します。 |
参考文献 | 斉藤孝・西岡達裕『学術論文の技法』新版、日本エディタースクール、2005年。 必要に応じて教室で紹介します。 |
主な関連科目 | ゼミナールb_09、西洋政治外交史、地域研究特論A |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
木曜日の昼休みをオフィスアワーとするほか、メール・LINE・Slackによって教員に対し連絡を密接に取ること。 各回の報告内容および研究計画書についてはその都度コメントします。ゼミ論文については論文指導する中でフィードバックします。 |
報告準備 | 研究テーマ | 報告の組み立て | プレゼンテーション | チームワーク | |
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十分に達成している (4点) | 十分に時間をかけて準備している | テーマが明確であり、研究の意義が明白に理解されている | 序論本論結論の流れの中で主張がまとめられている | 明快な補助資料を十分に利用し、議論を引き出す報告ができる | 積極的にリーダーシップを発揮してゼミをチームとして牽引する |
やや達成している (3点) | ある程度よく準備している | ある程度テーマを絞り込んだが、その意義がややぼやけている | 報告内容の主張はあるが、まとめ方が今ひとつである | 補助資料に自らの言葉を補足しながら報告している | 同級生を思いやる気持ちがあり、マナーをわきまえている |
改善の余地がある (2点) | 最小限の準備をしている | テーマがやや漠然とし、研究のねらいも曖昧である | 主張が漠然とし、まとめ方も今ひとつである | 補助資料の棒読み中心の報告である | ゼミ生同士で普通に会話できる |
あまり達成していない (1点) | 準備不足である | テーマが抽象的であり、研究のねらいもオジナリティに欠ける | 主張があまりなく、まとめ方も適切でない | 補助資料準備が不十分であり、意味不明な説明が多い | ほとんど同級生と会話しない |
全く達成していない (0点) | 前もって準備をしていない | テーマ設定の趣旨が理解できず、テーマが人まねである | 報告のまとまりがなく、主張も的外れである | 準備不足であり、意味不明な説明だらけである | コミュニケーションを図れず、同級生を誹謗中傷する |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |