授業コード | 70016905 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールa(2024) | クラス | 05 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 隅田 姿 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 開発途上国の開発(I) |
学修の概要 | 本演習では、開発途上国の開発をテーマに研究をするための計画を立てることを目的にします。3年次生については、関心のある論文テーマを見つけ研究のリサーチクエスチョンを決定します。4年次生については関心テーマに関する既存研究の問題点を見つけ、そこから、具体的な研究計画を立てます。 選択する国とテーマは自由ですが、既存研究と比べて独創的なものであることを重視します。調査手法に関しては、エビデンスに基づいた実証研究ができるよう、必要な研究方法を紹介します。調査データに関しては、一次データを収集(自分でデータ収集を行う)を推奨する(例えば、広島県内にいる開発途上国出身の留学生へのインタビューや、可能であれば開発途上国におけるフィールドワークなど)。 本演習では、ペアーワーク、グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッションなどの活動を多く取り入れることで、研究技術以外にも、ゼミ生が、自分の意見を正確に伝え、他の意見を正しく理解し、他と建設的な意見交換ができる技術を身に着けるための場とします。 |
学修の到達目標 | 1.関心のあるテーマに関して必要な情報を収集し、そこから独自の研究課題を見つけ出すことができる。 2.研究の調査・分析の計画を立てることができる。 3.研究の計画に関する発表を行い、他の学生と意見交換ができる。 4.研究の計画を計画書としてまとめることができる。 |
授業計画 | 第1回 | 開発途上国の開発に関する基本的知識 開発途上国の開発についての3つの分野を理解する |
第2回 | 開発途上国の開発に関する研究 各自研究対象の国を検討し、決定する |
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第3回 | 社会調査とは 社会調査と何かを、その目的と方法を理解をする |
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第4回 | 社会調査の方法(1):先行研究の整理 先行研究を整理し、そこからリサーチクエスチョンを見つける方法を理解する |
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第5回 | 図書館による文献検索ガイダンス 文献検察ガイダンスを受講し、文献検索の仕方を学ぶ |
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第6回 | 社会調査の方法(2):調査手法(オンデマンド) 調査手法について質的、量的の両方の手法を理解する |
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第7回 | 社会調査の方法(3):調査対象者の選定 調査対象者について複数の選定方法を理解する |
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第8回 | 社会調査の方法(4):研究計画書の作成 研究計画書に含める内容について理解する |
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第9回 | 先行研究まとめの発表(1):前半 先行研究のまとめを発表し、クラスメンバー及び教員からコメントをもらう |
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第10回 | 先行研究まとめの発表(2):後半 先行研究のまとめを発表し、クラスメンバー及び教員からコメントをもらう |
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第11回 | リサーチクエスチョンの検討と決定 各自、先行研究のまとめから研究課題(リサーチクエスチョン)を見つける |
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第12回 | 調査手法と調査対象者の検討と決定 各自、研究課題(リサーチクエスチョン)に合った調査手法と調査対象者を検討し決定する |
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第13回 | 研究計画の発表(1)前半 研究計画を発表し、クラスメンバー及び教員からコメントをもらう |
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第14回 | 研究計画の発表(2)後半 研究計画を発表し、クラスメンバー及び教員からコメントをもらう |
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第15回 | まとめ 14回の復習をする |
授業外学習の課題 | ・研究のテーマおよび国に関する先行研究の調査とまとめに90時間、研究計画の作成のために90時間の計180時間程度の授業外学習をしてください。 |
履修上の注意事項 | ・ブレンド型授業を実施します。オンデマンド授業回における受講の仕方および資料についてはMoodleにて指示をします。 ・ゼミナールb隅田クラスとセット履修をしてください。 ・本演習では、研究に関する知識と技術を、ペアワークやグループワークをとおして段階的に習得していく。そのため無断欠席は厳禁です。欠席をしなければならない事象が起きた場合には、事前に(それが難しい場合には事後速やかに)隅田まで欠席の旨を知らせてください。 ・公認欠席時の資料は後日配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 以下の3点で評価します。 1.先行研究の発表 30% 2.ディスカッションへの貢献 30% 3.研究計画書 40% |
テキスト | 使用しません。 |
参考文献 | 適宜紹介します。 |
主な関連科目 | |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
・随時、授業前後かメールで対応します。 ・先行研究のまとめおよび研究計画書へのフィードバックは、発表後すぐに行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |