授業コード | 70016903 | 単位数 | 2 |
科目名 | ゼミナールa(2024) | クラス | 03 |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 王 偉彬 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 比較文明研究 |
学修の概要 | 文明とは何か?文明は精神、宗教、政治、思想、芸術等の文化的要素と科学技術及び経済基盤等の物質的要素より構成される。ソフトウェアとハードウェアから構成されるパソコンのようなものを喩えることができる。一般的に文明が国、民族、又は地域等の形で存在する。地理、気候等に影響され、また経済発展の状況、科学技術の発達状況と政治、宗教、思想、歴史等の違いにより、文明が異なる。 史上、多くの文明が存在したが、滅んだもの、連続性がなかったものが多い。文化的連続性が保持できたのは中国文明のみである。また、新しい文明が絶えず生まれてくる。現在、世界に存在する主な文明は、西洋文明、中国文明、イスラム文明、インド文明、東方正教会文明、アフリカ文明、イスラエル文明、日本文明などである。 近世以降、諸文明の中に力強く生存し、世界に大きな影響を与えたのは西洋文明である。かつて輝かしい文明を築いた中国は、近代以後に衰退した。20世紀末期から経済の成長により、再び「中国の台頭」を見せている。「21世紀は中国の世紀」ともいわれるが、はたして中国文明の再起が可能であろうか。また、冷戦終結後、西洋文明とイスラム文明の衝突が起き、文明間の衝突が避けられないだろうか。さらに、日本は独自の文明であろうか。日本文明があるとすれば、どのような特徴を持っているか。 演習では、文明に関する知識を学び、文明又は文化の違いによりできた政治・経済・法律・教育・芸術及び生活様式等の異なりを調べ、なぜそのような違いがあったについて各自が関心のある文明または異文化問題を研究課題として設定し、比較研究を行う。 |
学修の到達目標 | レジュメの作成や発表・コメントの方法を習得する。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション 文明の基礎知識(1) 文明と現代世界の主要文明 文明について知り、現代世界の主要文明を列挙できる |
第2回 | 文明の基礎知識(2) 文明と文化・異文化を考える 文明と文化の違いを知り、述べることができる |
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第3回 | 研究課題の設定(1) 感心のある問題は何か 研究課題について知り、設定できるようになる (オンデマンド) |
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第4回 | 研究課題の設定(2) 資料をどう収集するか 発表のテーマに関する資料収集の方法を知り、自分で調べることができるようになる |
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第5回 | 中間発表(グループ1) | |
第6回 | 中間発表(グループ2) | |
第7回 | 中間発表(グループ3) | |
第8回 | 研究課題の設定(3) テーマをどうしぼるか 発表のテーマをどう絞るかについて学び、テーマを設定できるようになる |
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第9回 | 各自が研究課題(テーマ)を報告する。 研究課題の要旨を作成することができる |
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第10回 | 文献資料の収集と注意事項 文献資料収集時の注意事項を知り、資料収集できるようになる (オンデマンド) |
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第11回 | 期末発表(グループ1) | |
第12回 | 期末発表(グループ2) | |
第13回 | 期末発表(グループ3) | |
第14回 | 期末発表(グループ4) | |
第15回 | まとめ プレゼンテーションについての講評 (授業の進度や受講生の理解度により授業計画を変更することがある) |
授業外学習の課題 | ・事前学習(1時間程度):授業計画に基づき次回の学習内容について、各自で関連の知識を調べておくこと。 ・事後学習(2時間程度):授業で指示されたことや授業中に分からなかったことを中心に調べ、資料収集、レジュメ作成、発表準備等を行うこと。 |
履修上の注意事項 | ■ブレンド型授業を実施します。 ・Moodle使用 ・オンデマンド授業2回実施。課題又はリアクションペーパーは指定の時間内にMoodleに提出してください。 ■公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。 ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配布します。 |
成績評価の方法・基準 | 平常点(受講態度や授業への取り組み等) 20点 中間発表 30点 期末試験 50点 (欠席は減点) |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 適宜に紹介する。 |
主な関連科目 | 中国の歴史と社会 中国の政治と社会 東洋政治外交史" 文明論研究 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
①質問・相談は授業前後又はメール(wangwb@shudo-u.ac.jp)で受け付けます。 ③時間のかかる相談はメールで連絡してください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2018~2022 | 3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA30801 | 2023~2023 | 3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |