授業コード | 70014900 | 単位数 | 1 |
科目名 | キャリアデザイン(ワークルール) | クラス | |
履修期 | 第1学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 矢野 秀徳 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | ワークルールについて学ぶ |
学修の概要 | ワークルールとは「働く上でのルール」、つまり働く側と働かせる側の双方の権利義務について定めた規則のことである。企業間での健全な競争が成立し、労働者が健康で安定した生活を送るためには、両者ともにワークルールを遵守することが必要不可欠である。 しかし残念ながら、いわゆる「ブラック企業」のように、働かせる側がワークルールを無視あるいは濫用し、その結果働く側に重大な健康的・経済的被害が生じたという事件は後を絶たない。ブラックな職場にいきなり正面から対峙することはハードルが高く難しいかもしれないが、せめて自分の職場がブラックなのかホワイトなのか、あるいはグレーなのかを判断するための基準や知識ぐらいは身につけておいたほうがよい。それは労働者自身の自衛のためでもあるし、労働社会の健全化のためでもある。 以上のような観点から、この講義は、以下の諸点について理解を深める。 ①ワークルールの基礎を学ぶ ②ワークルール違反があった場合の対応機関・相談窓口を知る ③職場を変えざるを得ない場合の窓口を知る |
学修の到達目標 | ワークルールについて理解し、自分の労働環境や処遇が適切かどうかを判断できるようになる。 ワークルールの基本的な事項に関し、説明できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | 就業前のワークルール:面接・内定など 面接や内定に関するワークルールを説明できるようになる |
第2回 | 就業開始時のワークルール:労働条件・労働契約・就業規則・労働協約 労働条件・労働契約・就業規則・労働協約に関するワークルールを説明できるようになる |
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第3回 | 就業中のワークルール①:賃金と労働時間 賃金と労働時間に関するワークルールを説明できるようになる |
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第4回 | 就業中のワークルール②:労働条件の変更、ハラスメントといじめ 労働条件の変更、ハラスメントといじめに関するワークルールを説明できるようになる |
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第5回 | 就業中のワークルール③:有給休暇と産休・育休 有給休暇と産休・育休に関するワークルールを説明できるようになる |
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第6回 | 就業中のワークルール④:労働組合(ユニオン)の役割 労働組合について説明できるようになる |
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第7回 | 就業終了に関するワークルール:解雇・退職勧奨・雇止め 解雇・退職勧奨・雇止めに関するワークルールを説明できるようになる |
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第8回 | 定期試験と解説 試験の実施と試験に関するフィードバックを行う |
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第9回 | ---------------------------------- | |
第10回 | ---------------------------------- | |
第11回 | ---------------------------------- | |
第12回 | ----------------------------------- | |
第13回 | --------------------------------------- | |
第14回 | -------------------------------------- | |
第15回 | ---------------------------------------- |
授業外学習の課題 | ●事前学習(2時間程度):講義時に紹介する資料を読む。 ●事後学習(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べておく。 |
履修上の注意事項 | ●授業中の私語には厳しく対処する(退場のうえ自動的にX評価とする)。 ●授業で使用する資料やレジュメは前日までにMoodle上にアップしておくので、各自印刷・ダウンロードして用意しておくこと(原則として教室では配布しない)。 ●ターム制で、週1回の授業がある。 ●定期試験は第8回授業の前半に実施する。 ●授業時には出欠を取らないので、公認欠席に該当する場合でもその手続きを取る必要はない。欠席時のレジュメはMoodleから入手可。 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験(100点満点)で評価する。出欠状況による加点・減点はない。 |
テキスト | テキストは使用せず、教員作成のレジュメと資料を基に授業を進める。 |
参考文献 | 道幸哲也ほか『ワークルール検定:初級テキスト』旬報社、2015年 |
主な関連科目 | 社会政策論 政策特論B(労働政策論) キャリアデザイン |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
●原則として授業後に対応するが、別の日時を指定して対応することもある。 ●定期試験の正答例は第8回授業の後半(定期試験終了後)に公表する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) | - | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) | - | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) | - | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) | - | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | - | - |