授業コード 70014100 単位数 4
科目名 インターンシップB(デザイン・クリエイティブセンター神戸(K クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 三浦 浩之 配当年次 *下表参考

授業の題目 “社会課題+クリエイティブ”という着想で社会課題の解決に取り組む“創造教育拠点”での体験
学修の概要 デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)は、デザイン都市・神戸の拠点であり、“みんながクリエイティブになる”、そんな時代の中心になる、あらゆる世代を対象とした創造教育拠点です。
KIITOのコンセプトは『+クリエイティブ』、これはデザインやアートに加え、既成概念にとらわれないアイデアや⼯夫を採り入れ、⾝のまわりの社会的課題を解決していく手法です。社会課題に対して“社会課題+クリエイティブ”という着想で、その解決に取り組んでいます。

そこで開催される「ちびっこうべ」に関することが体験のメインになります。
「ちびっこうべ」では、神戸の子どもたちとクリエイターがいっしょに、夢のまちをつくります。プロの知識や技を楽しく学んでまちをつくりあげていく、体験型プログラムです。「シェフ」「建築家」「デザイナー」と子どもたちが一緒になり、プロの専門知識や技術を学びながら夢のお店「ユメミセ」をつくり、10月に夢のまちがオープンします。
ちびっこうべでは、プロの知識や技術、考え方を学び、体感することで、子供たちがじぶんのクリエイティブを育てていきます。
学修の到達目標 インターンシップ準備、実習及び報告会を通じ
・創造教育への関⼼を⾼め、⼦どもとのコミュニケーション⼒と地域の将来に対する認識を獲得する。
・仕事をすることの意味を理解し、実社会で求められる⼈材像・⼼掛けなどを⾝につける。
・体験を通じて⾃らが得たものや今後の課題について、説明することができる。
授業計画 第1回 事前指導:プログラム・ガイダンス、実習受⼊れ先についての事前学習、及び提出書類の作成
 実習プログラムを把握し、実習する受入先の事業内容を理解する。また、提出書類を作成する
第2回 事前指導:ビジネスマナー講習の受講
 実習先において必要なビジネスマナーを獲得する
第3回 実習:受⼊先での実習内容・スケジュールの説明
 実習内容、スケジュールを確認し、必要となる事前学修内容を理解する
第4回 実習:施設見学、KIITO300キャンプ/ファーム見学
 KIITOの施設と機能、利用者の実態を把握する
第5回 実習:神戸市役所訪問
 神戸市の政策におけるKIITOの担う役割を理解する
第6回 実習:ちびっこうべ参加クリエーターの情報整理
 ちびっこうべを共に企画するクリエーターについての知識を獲得する
第7回 実習:ゆめのまちのコンセプトづくりのサポート
 ゆめのまちのコンセプトづくりのサポートを行う
第8回 実習:クリエーターワークショップ全体の準備
 クリエーターチームによるワークショップの準備を行う
第9回 実習:クリエーターワークショップ①準備
 建築家チームによる、ユメミセづくりのためのワークショップの準備を行う
第10回 実習:クリエーターワークショップ①運営・片付け
 建築家チームによる、ユメミセづくりのためのワークショップの運営を担う
第11回 実習:クリエーターワークショップ②準備
 デザイナーチームによる、ユメミセづくりのためのワークショップの準備を行う
第12回 実習:クリエーターワークショップ②運営・片付け
 デザイナーチームによる、ユメミセづくりのためのワークショップの運営を担う
第13回 実習:クリエーターワークショップ③準備
 シェフチームによる、ユメミセづくりのためのワークショップの準備を行う
第14回 実習:クリエーターワークショップ③運営・片付け
 シェフチームによる、ユメミセづくりのためのワークショップの運営を担う
第15回 実習:ユメミセ全体ワークショップ準備
 ゆめのまちでのユメミセづくりのためのワークショップの準備を行う
第16回 実習:ユメミセ全体ワークショップ運営・片付け
 ゆめのまちに完成したユメミセの発表会をサポートし、翌日より始まる「ちびっこうべ2024」の準備に取り掛かる
第17回 実習:「ちびっこうべ2024」 会場設営
 会場設営を行う
第18回 実習:「ちびっこうべ2024」 会場設営・確認
 引き続き会場設営を行い、準備完了後の確認作業も行う
第19回 実習:「ちびっこうべ2024」(1日目)  受付・運営
 来場者の受付と対応、実施者である子どもたちのサポートを行う
第20回 実習:「ちびっこうべ2024」(1日目)  運営・片付け
 来場者の対応、実施者である子どもたちのサポート、終了後の翌日に向けての準備を行う
第21回 実習:「ちびっこうべ2024」(2日目)  受付・運営
 来場者の受付と対応、実施者である子どもたちのサポートを行う
第22回 実習:「ちびっこうべ2024」(2日目)  運営・片付け
 来場者の対応、実施者である子どもたちのサポート、終了後の翌日に向けての準備を行う
第23回 実習:「ちびっこうべ2024」(3日目)  受付・運営
 来場者の受付と対応、実施者である子どもたちのサポートを行う
第24回 実習:「ちびっこうべ2024」(3日目)  運営・片付け
 来場者の対応、実施者である子どもたちのサポート、終了後の翌日に向けての準備を行う
第25回 実習:「ちびっこうべ2024」(4日目)  受付・運営
 来場者の受付と対応、実施者である子どもたちのサポートを行う
第26回 実習:「ちびっこうべ2024」(4日目)  運営・片付け
 来場者の対応、実施者である子どもたちのサポート、終了後の片づけを行う
第27回 実習:実習先での活動報告会準備・情報収集
 自身の活動に関する報告会の準備と関連情報の収集を行う
第28回 実習:実習先での活動報告会
 実習受入先において他の参加学生と共に活動報告を行う
第29回 事後指導:実習の振り返りとレポート作成、報告会準備
 実習全体のふり返りを行い、レポートの作成と学内報告会の準備を行う
第30回 報告会
 自身の実習についてのプレゼンテーションを行うとともに、他の実習学生の体験を知る
授業外学習の課題 実習時
・事前学修(30分程度):授業計画の各回に記載の実習テーマ等について各自で調べて予備知識を集めておくこと。なお、第1回に向けては、受け⼊れ先についての事前情報を収集すること。第29回では実習報告書案や発表パワーポイントを⼗分時間をかけて作成すること。第30回ではパワーポイントによる発表の練習を⼗分にすること。
・事後学修(30分程度):実習内容について各自で振り返りを行うとともに、記録しておくこと。
事前事後指導時
・事前学修(2時間程度):実習先のミッション、取り組み内容や組織体制等について情報収集し、理解しておくこと。
・事後学修(2時間程度):指導にもとづいて実習レポートを完成させ、提出すること。また、報告会のプレゼンテーション資料を作成し、プレゼンテーションの練習をしておくこと。
履修上の注意事項 現在の授業計画は、KIITOでのプログラムの実施にあわせて変更されることがあります。
実習先は神⼾市中⼼部にあり、通える範囲の場所での滞在が必須となります。このため、現地までの交通費と滞在費が必要となります。
KIITOのコンセプトである+クリエイティブと創造教育へ関心を有していること。子どもとのコミュニケーションが好きな方が望ましい。
事前事後指導についての連絡等は、主にGoogle Classroom で行います。また、レポートの提出や指導もGoogle Classroom で行います。

*公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。
 ・事前・事後指導の時は日程調整を行いますため、公認欠席の対象外です。
 ・報告会でのプレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置で対応します。
成績評価の方法・基準 事前・事後学習への取り組み状況10%、報告書及び報告会のプレゼンテーション30%、実習受け⼊れ先の評価60%を目安に総合的に評価する。
テキスト なし
参考文献 事前・事後学習の中で適宜紹介する。
主な関連科目 ソーシャルイノベーション論、地域コミュニケーション、合意形成論、都市・地域戦略論、
社会教育経営論Ⅰ・Ⅱ、生涯学習支援論Ⅰ・Ⅱ、社会教育演習、行政特論A(地域資源創造論)
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時相談に応じます。⼤学alphaメールにてコンタクトください。
さらに、実習の事前及び事後指導の際にも、時間を設けます。
フィードバックは、基本的にClassroom機能を利用して行い、事前事後指導時に直接行うこともあります。また、報告会においても行います。
URLリンク KIITOのHP
URLリンク ちびっこうべ

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) 2018~2022 2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(キャリア・実習科目) 2023~2023 2・3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) 2018~2022 2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(キャリア・実習科目) 2023~2023 2・3・4 - -