授業コード | 70008607 | 単位数 | 2 |
科目名 | 卒業研究 | クラス | 07 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 船津 靖 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 卒業論文執筆 |
学修の概要 | 各自テーマを設定し8000字前後の卒業論文を執筆する。 論文執筆は(理想的には)次のような手順を踏むことが多い。 1、具体的なテーマを教員の指導を受けながら選ぶ 1、先行研究、方法論を学ぶための基本書や論文を選ぶ 1、独自研究の素材探索のため、資料を広く渉猟する 1、全体の構成を練る。「はじめに」の草稿を書く 1、各章・節の資料選択と執筆をしながら、構成を修正・改善する 1、推敲と事実確認を繰り返す 1、「おわりに」を書く 【実務経験】 共同通信社の地方3支局(司法、県政)、外信部(経済デスク含む)、モスクワ、エルサレム、ロンドン特派員、ニューヨーク支局長、国際局次長、編集・論説委員 |
学修の到達目標 | ディプロマポリシーが掲げるThink Globally、世界の諸問題への知識、国際社会の多様性とダイナミズムを理解する専門的能力を養うのが到達目標。各自が選んだテーマで破綻のない論文を書き上げられるようになる。英語の記事・論文・資料を利用できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ①聴取: 研究関心 学生の研究関心を詳しく聴き取る |
第2回 | ②先行研究: 書籍の選定 先行研究を学ぶ基本書、独自性を付加する書籍を選ぶ |
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第3回 | ③著者: 個人と研究の履歴 基本書や独自資料の著者の個人的履歴や研究の発展過程をたどる |
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第4回 | ④タイトル: 字数、比較検討 最も重要な論文のタイトルを複数考え、字数を含め優劣を比較検討できる |
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第5回 | ⑤着手: はじめに 当該論文を執筆する動機、目的、要約の草稿を書くことができる |
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第6回 | ⑥構成: 目次 章・節・小見出しの連関や効果を比較検討することができる |
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第7回 | ⑦第1章: 第1~2節草稿 全3章計6節の論文を基本型とし、書き始めることができる |
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第8回 | ⑧第2章: 第3~4節草稿 論文の中核部分の草稿を書き進めることができる |
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第9回 | ⑨第3章: 第5~6節草稿 論文の最終章の草稿を破綻なく終えることができる |
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第10回 | ⑩推敲: 削除と補足 論文の草稿全体を読み返し、機能していない余剰部分を削除し、説明不足の部分を認識・補足できる |
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第11回 | ⑪確認: 事実の点検 事実関係の誤りは致命傷となる。固有名詞、数字などに集中して間違いを探す |
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第12回 | ⑫註: 註と参考文献 註や参考文献の形式を整えることができる |
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第13回 | ⑬校閲: 誤字・脱字・事実 誤字は論文の印象を著しく悪くする。徹底的に校閲することができる |
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第14回 | ⑭草稿審査: 教員の質問・論評 論文草稿を教員が点検・論評する。学生は教員の質問に答え、論評に応答することができる |
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第15回 | ⑮おわりに: 自己評価と課題 論文草稿の執筆を終えた時点での自己評価、課題、発展の方向性を示すことができる |
授業外学習の課題 | 1コマ4時間を基本とし計約60時間。これを資料の収集や分析、論文構成、事実確認、執筆、推敲などの作業に、教員の指導を随時受けながら、自分の裁量と判断で振り分ける。 |
履修上の注意事項 | 担当教員のゼミナールを履修すること。 ★卒業論文を提出した場合は、ゼミナールbの期末レポートを代替することができる。 履修する場合はできるだけ早めにメールで連絡を。 公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件や期末レポート提出資格に影響しないように配慮する。公認欠席時にMoodle掲載以外の資料があれば後日配布する。プレゼンテーション等についても代替措置を講じる。生成AIの使用状況を尋ねたり、万一盗用などの疑いが生じれば問いただしたりすることがありうる。 |
成績評価の方法・基準 | 完成論文100% 構成の論理性、資料・データの具体性・信頼性、専門性、文章の質が評価基準。 |
テキスト | 学生の必要と関心に応じ、指定する。 |
参考文献 | 随時紹介する。教員の近年の研究関心を知るには『聖書の同盟 アメリカはなぜユダヤ国家を支援するのか』(河出書房新社、2024年6月出版) |
主な関連科目 | ゼミナールb, 政治と社会(アメリカ、中東)、国際ジャーナリズム論、メディア論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
進路を含め、いつでも受け付ける。メールは funatsu@shudo-u.ac.jp まで。学期中の評価は授業中やMoodleで個別にも対応。論文への評価や批評は執筆中も提出締め切り後にも、個別の面談やメールなどで対応する。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP40801 | 2018~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) | FGGP40801 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA40801 | 2018~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) | FGRA40801 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |