授業コード 70008311 単位数 2
科目名 基礎演習 クラス 11
履修期 年間授業 カリキュラム *下表参考
担当者 木原 一郎 配当年次 *下表参考

授業の題目 持続可能な地域イノベーションの立案・実践

Project for Hiroshima's Co-creative Perspectives

Communication of Rural Area
学修の概要  CBL (Community Based Learning)・PBL(Problem Based Learning)型授業として実施します。実際にフィールドワーク (学外実習)を実施し、対象地域について考察します。その考察の結果を基に、対象地域の地域課題解決・地域資源の再価値化や活用の取組を立案します。

 具体的には、広島市中区、西区、佐伯区(コイン通り)、廿日市市(宮島口)、三次市、安芸太田町のいずれか実習地として想定しています。連携するコミュニティパートナーの状況に合わせて日程等を調整いたします。
学修の到達目標 地域住民と対話や協働していく準備ができるようになる。
現状を把握し、政策との関連を理解できるようになる。
対象地域の将来像を理解しまたは打ち立て、アクションプランを立案できるようになる。
立案した取組の実施までの段取りができるようになる。
地域イノベーションの重要性を理解できるようになる。
授業計画 第1回 【 第1回目の授業は2024/04/16 (火) 5限に実施します。 】
ガイダンス: PBL型授業への取組の注意点、チームビルディング、今後の進め方
本授業の運営方法や各自の目標を理解することができる。
第2回 地域の方との対話の用意
学外実習における準備をすることができるようになる。
第3回 地域の方との対話の練習
学外実習における対話の注意点を理解することができるようになる。
第4回 調査・課題や魅力の把握1:フィールドワーク
地域課題発見に関する現地調査ができるようになる。
*第4回、第5回はまとめて1日で実施します。
第5回 調査・課題や魅力の把握2:フィールドワーク
地域課題発見に関する現地調査の成果をもとに、現地の方々と対話できるようになる。
*第4回、第5回はまとめて1日で実施します。
第6回 フィールドワークの位置付け、フィールドの現状調査共有
調査や対話の振り返りを通して、ビジョン立案や評価の指標を持つことができる。
第7回 ビジョンの確認とアクションプランの検討
調査や対話の振り返りをして、ビジョン立案や評価、アクションプラン立案につなげることができるようになる。
第8回 企画・提案1:フィールドワーク
ビジョン立案または評価に関する調査ができるようになる。
*第8回、第9回はまとめて1日で実施します。
第9回 企画・提案2:フィールドワーク
ビジョン立案または評価に関する調査の成果をもとに、現地の方々と対話できるようになる。
*第8回、第9回はまとめて1日で実施します。
第10回 フィールドワーク振り返りと今後の展開検討2
調査や対話の振り返りを通して、アクションプランの立案や評価の指標を持つことができる。
第11回 アクションプラン立案に向けた段取り検討
実践することを前提としたアクションプランの立案ができるようになる。
第12回 企画・提案修正・実施1:フィールドワーク
アクションプランの立案に関する対話ができるようになる。
*第12回、第13回はまとめて1日で実施します。
第13回 企画・提案修正・実施2:フィールドワーク
立案したアクションプランについてプレゼンテーションし、アクションプランを評価・修正することができるようになる。
*第12回、第13回はまとめて1日で実施します。
第14回 フィールドワーク振り返りと今後の展開検討3
調査や対話の振り返りを通して、アクションプラン実践のプロセスを理解できるようになる。
第15回 ビジョン・アクションプランの再考、まとめ
持続可能な地域イノベーションの立案・実践のプロセスを理解できるようになる。
授業外学習の課題 【事前学習】 実習対象地域の地域課題などに関する事前調査、プレゼンテーション資料作成(各回1時間以上)
【事後学習】 実習中の対話の振返り、レポート作成、実践案立案(各回2時間以上)

実際に対象地域に足を運びます。そのため対象地域が決まったら、事前にその地域の情報を自主的に集めるようにしてください。(実習地の概要・地域課題・地域資源の把握、類似地域の調査・先進的な取組の調査など)グループを作り、進めていく場合があります。準備や立案の進行具合によっては自主的にグループのメンバーで集まり、予習復習の代わりに、対話をするようにしてください。現地での発表などの前は、通常よりも多く時間が必要になる場合があります。
履修上の注意事項 0)学研賠(保険)に入ってもらいます。年間で340円程度です。
1)遠隔地でのフィールドワーク時の現地までの交通はマイクロバスなどを用意する予定です。
   現地の方々と遠隔対話を実施する場合があります。詳細は授業で説明します。
2)一般的なマナー等は各自事前に修得してください。
3)SNSやMoodle等は積極的に活用しますので、事前に各自メディアリテラシーを高めるよう努めてください。
4)今後の進め方を第1回目の授業の際に説明します。
5)実習地の概要・地域課題・地域資源の把握、類似地域の調査・先進的な取組の調査は進行状況に応じて独自に調べてもらう場合があります。

--公認欠席について--
・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。
・公認欠席時の課題については、代替措置(提出期日延長など) で対応します。
・実習時に公認欠席となる場合、代替措置(レポート等)で対応します。
成績評価の方法・基準 【期末試験】無 
1) 現地での活動状況・地域の方々とのやり取り(60%)
2) 事前調査・データ分析・立案内容(40%)

上記の割合を基本とし、総合的に評価する。
テキスト 適宜、資料を配布します。
参考文献 筧 裕介、『持続可能な地域の作り方 - 未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン -』、英治出版
主な関連科目 体験実践、体験実践論、地域コミュニケーション
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
必要があればいつでも相談を受け付けます。メールやSNSにてアポをとった上で面談形式で行います。また授業の後も受け付けます。その際はアポは必要ありません。

レポートなど提出物の講評は次回授業の冒頭に行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP20801 2018~2022 2 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(演習科目) FGGP20801 2023~2023 2
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA20801 2018~2022 2 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(演習科目) FGRA20801 2023~2023 2