授業コード 70007300 クラス
科目名 社会政策論 単位数 2
担当者 矢野 秀徳 履修期 第3学期
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 現代日本の労働政策
授業の概要 現代日本の福祉国家のあり方を、労働・雇用に関する「制度(ルール・仕組)」の面から解説する。
学習の到達目標 現代日本の社会政策(特に労働・雇用政策)についての理解を深め、この分野での諸問題や政策について説明できるようになる。
授業計画 第1回 現代日本の生活保障レジーム
生活保障レジームとは何か、その日本的特質について説明できるようになる
第2回 日本型雇用レジームの形成(1):日本型雇用の骨格
日本型雇用の特質について理解できるようになる
第3回 日本型雇用レジームの形成(2):日本型雇用を支える諸政策
日本型雇用の背景にあった諸政策について理解できるようになる
第4回 日本型雇用レジームの変容(1):日本型雇用の流動化
日本型雇用の変容について説明できるようになる
第5回 日本型雇用レジームの変容(2):生活保障の不安定化
日本型雇用の変容の影響について説明できるようになる
第6回 働き方の多様化(1):非正規雇用の種類・類型・概要
非正規雇用の定義や種類、日本における現状について説明できるようになる
第7回 働き方の多様化(2):非正規雇用の問題点
非正規雇用のメリットとデメリットについて説明できるようになる
第8回 働き方の多様化(3):新しい働き方(シェアエコノミー、テレワーク、ギグワークなど)
近年登場した新しい働き方について説明できるようになる
第9回 賃金制度(1):賃金のあり方と決め方
賃金の種類と決定方法について説明できるようになる
第10回 賃金制度(2):賃金をめぐる議論と政策
賃金のあり方をめぐる議論について説明できるようになる
第11回 労働市場政策(1):労働市場政策の類型と歴史
労働市場政策の類型などについて説明できるようになる
第12回 労働市場政策(2):現代日本の労働市場政策
現代日本の労働市場政策について説明できるようになる
第13回 働き方改革(1):どのような改革が目指されてきたか
働き方改革の論点や方向性について説明できるようになる
第14回 働き方改革(2):働き方改革の問題点と目指すべき方向性
働き方改革の今後について説明できるようになる
第15回 全体のまとめ
授業全体の諸項目を相互に関連付けて説明できるようになる
授業外学習の課題 ●事前学習(2時間程度):講義時に紹介する資料を読む。
●事後学習(2時間程度):講義中にわからなかった用語については、次回までに各自で調べておく。
履修上の注意事項 ●政策特論B(労働政策論)/特殊講義E(労働政策論)と合わせて履修することが望ましい(順番はどちらが先でも構わない)。
●授業中の私語には厳しく対処する(退場のうえ自動的にX評価とする)。
●授業で使用するレジュメや資料は前日までにMoodleにアップするので、各自印刷・ダウンロードして用意すること(原則として教室では配布しない)。
●ターム型で、週2コマの授業がある。
●授業時は出欠を取らないので、公認欠席に該当する場合でもその手続きを取る必要はない。欠席時のレジュメはMoodleから入手可。
成績評価の方法・基準 期末試験(100%)で評価する。出欠状況による加点・減点はない。
テキスト テキストは使用せず、教員が用意するレジュメや資料を基に授業を進める。
参考文献 久本憲夫『日本の社会政策 改訂版』ナカニシヤ出版、2012年。
櫻井純理編著『どうする日本の労働政策』ミネルヴァ書房、2021年。
その他、講義中に適宜紹介する。
主な関連科目 政策特論B(労働政策論) キャリアデザイン  労働法
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義前後に質問を受け付ける。
定期試験の正答例をMoodleにて公表する。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(学科連携科目) FGGP30703 2018~2022 3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(学科連携科目) FGGP30703 2023~2023 3・4 - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(政策領域) FGRA20502 2018~2022 2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(政策領域) FGRA20502 2023~2023 2・3・4 - -