授業コード | 70007200 | 単位数 | 2 |
科目名 | 地域コミュニケーション | クラス | |
履修期 | 第2学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 木原 一郎 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 地域コミュニケーションにおけるデザインの力 Introduction to Local Design and Communication |
学修の概要 | 地域コミュニケーションは、持続可能なコミュニティの発展に寄与できる人材ならびに地域課題から新しい価値の創造ができる人材の育成を図る科目である。コミュニケーション力とデザイン力に着目して、地域イノベーションを実現できる立案力やバランス感覚を育む。 観察と情報整理をもとに、地域の人との会話や現地訪問で感じたことを発言やデザインにつなげていき、地域の未来を構想する。 |
学修の到達目標 | 広い意味でのデザインについて理解できるようになる。 地域コミュニケーションに必要な準備ができるようになる。 多様な地域とその多様性を尊重しながら地域コミュニケーションをとることができるようになる。 地域課題をデザインと対話を用いて解決するプロセスを立案できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス:地域コミュニケーションとは 地域コミュニケーションについて理解できるようになる。 |
第2回 | 地域コミュニケーションとデザイン:デザインとは 広い意味でのデザインについて理解できるようになる。 |
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第3回 | 地域コミュニケーションとデザイン:伝える 対話の中で考えや意見を伝える際における振る舞いや準備を理解できるようになる。 |
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第4回 | 地域コミュニケーションとデザイン:聞く、発展させる 対話の中で他者の考えや意見を聞く際における振る舞いや心構え、準備を理解できるようになる。 |
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第5回 | 地域コミュニケーションとデザイン:整理する・共有する 対話の中で自身や他者の考えをまとめることができるようになる。 |
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第6回 | 地域コミュニケーションとデザイン:共感を呼ぶ 対話の中でまとめた考えを、目的や目標に応じて共感や賛同を得ることができるようにデザインすることができるようになる。 |
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第7回 | 地域コミュニケーションとデザイン:地域課題とデザイン 対象地域の地域課題を特定し、現状をまとめて、他者に伝える準備ができるようになる。 対象地域に関してレポートとしてまとめることができるようになる。 |
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第8回 | 地域コミュニケーションとデザイン:ピッチ ピッチ(短い時間での投げかけ)ができるようになる。 |
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第9回 | 地域コミュニケーションと観察1:地域特定とグループ対話 対象地域を決め、グループを形成することができるようなる。 |
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第10回 | 地域コミュニケーションと観察2:地域ビジョン設定 対象地域の将来像についてデザインし、対話できるようになる。 |
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第11回 | 地域コミュニケーションとデザインテーマ1:アクション案に関するグループ対話 対象地域の将来像をもとにしたアクション案(実行計画)について、対話できるようになる。 |
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第12回 | 地域コミュニケーションとデザインテーマ2:アクション設定 対象地域の将来像をもとにしたアクション案(実行計画)について、立案できるようなる。 |
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第13回 | 地域コミュニケーションとデザイン実践1:評価指標に関するグループ対話 立案したアクション案(実行計画)の効果を測る評価指標を立案できるようなる。 |
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第14回 | 地域コミュニケーションとデザイン実践2:プレゼンテーション準備 対話を通してグループで考えをまとめ、プレゼンテーションできる用意ができるようになる。 |
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第15回 | 地域コミュニケーションとデザイン:プレゼンテーション、課題の総評とまとめ プレゼンテーションができるようになる。他者のプレゼンテーションを聞いて自己評価できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 【事前学習】 各テーマやレポート対象地域に関連する事例調査、動画閲覧、発表準備(各回1時間程度) 【事後学習】 対話の振り返り、レポート執筆、グループ発表資料作成・精査(各回2時間程度) 1) 対話は振り返りが重要です。授業中に感じたことなどのメモをしっかり見返し、関連事例を自主的に調査・整理しておいてください。後半の実践編で活用してください。 2) 対象地域の地域課題とデザインに関するレポートを課しますので、事前に関連する項目を調査しておいてください。 3) 後半の実践編では対象地域を実際に自主的に訪問することが望ましいです。またグループで時間を決めて別途対話したり、作業分担をしたりしながら取り組んでください。 |
履修上の注意事項 | 1)Moodle等は積極的に活用しますので、事前に各自メディアリテラシーを高めるよう努めてください。 2)現地調査に必要な経費は自己負担とします。 3)中間レポートの一つとしてNHK地域づくりアーカイブス https://www.nhk.or.jp/chiiki/ の中からレポートの対象地域とは異なる地域のVTRを3本以上閲覧し、それぞれの地域課題を比較しまとめてください。詳細は授業において指示します。 --公認欠席について-- ・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。 ・公認欠席時の資料は後日配付またはmoodle上で閲覧可能状態にします。 ・公認欠席時の課題については、代替措置(提出期日延長など) で対応します。 ・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合、代替措置(動画提出)で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 次の項目により評価をおこなう。 1) ミニッツペーパーなど(質問や感想、意見等)(15%) 2) 対象地域に関する中間レポート(30%) 3) 対象地域デザインテーマに関する初期案発表(25%) 4) グループによる対象地域におけるデザイン提案(提案資料+プレゼンテーション)(30%) |
テキスト | 授業の進行に伴い,適宜,提示する。 |
参考文献 | 筧 裕介,『ソーシャルデザイン実践ガイド――地域の課題を解決する7つのステップ』,英治出版 ソーシャルデザイン会議実行委員会 ,『希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン』,宣伝会議 筧 裕介,『人口減少×デザインーー地域と日本の大問題を、データとデザイン思考で考える。』,英治出版 筧 裕介,『持続可能な地域のつくり方――未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン 』,英治出版 |
主な関連科目 | 体験実践A・B、体験実践論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
必要があればいつでも相談を受け付けます。メールやSNSにてアポをとった上で面談形式でおこないます。また授業の後も受け付けます。その際はアポは必要ありません。 中間レポートの講評は、後日授業内で配布します。 デザイン提案のフィードバックは講評時またはMoodle等で実施します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(学科連携科目) | FGGP20703 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(学科連携科目) | FGGP20703 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(行政領域) | FGRA10402 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(行政領域) | FGRA10402 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
国際コミュニティ学部地域行政学科(行政領域) | 72200 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |