授業コード | 70004300 | 単位数 | 2 |
科目名 | 日本政治外交史 | クラス | |
履修期 | 第3学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 阿曽沼 春菜 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 日本政治外交史 Japanese Political Diplomatic History |
学修の概要 | 近代以降の日本政治外交の歴史的展開を、東アジア国際秩序の変化と国内政治システムの変容のなかに位置付けて説明します。現代日本外交の諸課題を学び、日本政治外交に関する知識を修得することを目指します。 |
学修の到達目標 | ①日本政治外交史を理解する上で基本となる歴史的事実を知り、その背景と意義を説明することができる。 ②現代日本外交の課題について、その歴史的経緯を説明することができる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション:日本政治外交の課題 授業の狙いと今後の授業計画を理解する。 江戸時代末期から1970年代までのおよそ150年間の日本外交の大局的変化について説明することができるようになる |
第2回 | 伝統的東アジア秩序と日本:〈鎖国〉期の日本外交 江戸末期の日本の外交政策の特徴と経過を説明することができる。 【キーワード】朝貢冊封体制、近代国際法、自由貿易 |
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第3回 | 近代主権国家秩序の展開:日本の〈開国〉 幕藩体制から明治新政府への政治体制の移行と統一国家の形成過程を説明することができる。 【キーワード】戊辰戦争、五箇条の御誓文、廃藩置県 |
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第4回 | 不平等条約改正問題と日本の近代国家化: 明治期の日本の不平等条約改正交渉の課題と経過を説明することができる。 【キーワード】岩倉使節団、陸奥宗光、日英同盟 |
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第5回 | 日清戦争: 日清戦争の原因と経過を説明することができる。 【キーワード】台湾出兵、甲午農民戦争、下関条約 |
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第6回 | 日露戦争: 日露戦争の原因と経過について知識を得る。 【キーワード】北清事変、ポーツマス講和会議、韓国併合 |
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第7回 | 第一次世界大戦: 第一次世界大戦の原因と経過、日本の戦争への関与について説明することができる。 【キーワード】二十一箇条要求、地中海派遣、シベリア出兵 |
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第8回 | パリ講和会議と日本: 第一次世界大戦後の国際秩序の変容と1920年代の日本外交の特徴・展開について説明することができる。 【キーワード】ヴェルサイユ条約、五・四運動、ワシントン会議 |
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第9回 | 日中戦争: 日中戦争の原因と経過について説明することができる。 【キーワード】満州事変、国際連盟脱退、盧溝橋事件 |
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第10回 | 第二次世界大戦: 第二次世界大戦の原因と経過について説明することができる。 【キーワード】日独伊三国同盟、仏印進駐、ミッドウェー海戦 |
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第11回 | 終戦と占領: 第二次世界大戦の終戦に至る過程と占領期の日本の政策の特徴について知識を得る 【キーワード】ポツダム宣言、GHQ,日本国憲法 |
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第12回 | 講和と独立: サンフランシスコ講和と55年体制の特徴について説明することができる。 【キーワード】多数講和、日米安保 |
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第13回 | 1960年代の日本と世界: 1950年年代後半から60年代までの国際環境の変化と日本外交の特徴について説明することができる。 【キーワード】日ソ国交回復、日米安保改定、LT貿易、OECD、日韓基本条約 |
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第14回 | 1970年代の変化と日本と世界: 1970年代の国際環境の変化と日本外交の特徴について説明することができる。 【キーワード】沖縄返還、石油危機、サミット、日中国交回復 |
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第15回 | まとめ: 幕末から1970年代までの日本外交の経過とその特徴を確認し、わからなかった箇所が説明できるようになる。 |
授業外学習の課題 | 各回の授業のテーマについて参考文献などを読んで、概要を理解して授業に臨むようにしてください(90分程度)。授業後は、配布資料を読み直し、論点を整理してわからないところはさらに調べてください(90分程度)。日本の政治や外交に関するニュース報道をこまめにチェックし、現代と過去のつながりに関心を持つようにしてください。 |
履修上の注意事項 | 上記の授業計画は授業の進度などとの関係で変更することがあります。 私語、認められた時以外のスマートフォンの使用は厳に慎むこと。 欠席時の資料はMoodleからダウンロードできます。 公認欠席制度の配慮事項 ・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。 ・小テストの際に公認欠席となる場合、追試の措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 各回のリアクションペーパー(10%) 小テスト(20%) 定期試験(70%) |
テキスト | 適宜資料を配布します |
参考文献 | 五百旗頭薫・奈良岡聰智『日本政治外交史』(放送大学教育振興会、2019) 清水唯一朗・瀧井一博・村井良太『日本政治史』(有斐閣、2020) 五百旗頭真編『戦後日本外交史』第3版補訂版 (有斐閣アルマ、2014) 簑原俊洋・奈良岡聰智編著『ハンドブック日本政治外交史』(ミネルヴァ書房、2016) 大矢根聡編『戦後日本外交からみる国際関係』(ミネルヴァ書房、2021) その他の参考資料については、授業内で適宜指示します。 |
主な関連科目 | 西洋政治外交史 東洋政治外交史 日本と世界の現代史 近代日本と戦争 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
各回の内容に関することはリアクションペーパーに記入してください。共有するのが有意義と思われる質問については次回の授業の冒頭で回答します。 授業の前後に質問や相談に応じます。 授業前後以外の質問や相談については、メールでアポイントメントをとってください。 個別に要望があれば、定期試験のフィードバックに応じます。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
国際コミュニティ学部国際政治学科(地域研究領域) | FGGP20501 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部国際政治学科(地域研究領域) | FGGP20501 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(政治領域) | FGRA20302 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
国際コミュニティ学部地域行政学科(政治領域) | FGRA20302 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |