授業コード 70001300 クラス
科目名 Hiroshima Studies 単位数 2
担当者 豊田 泰子 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 ヒロシマを英語でガイド
Advanced Studies on English I (Guiding Hiroshima in English)
授業の概要 原爆ドームと宮島、二つの世界遺産がある広島は、外国人にも人気の観光地です。外国人から質問されて答えられなかった経験はありませんか?英語力も必要ですが、背景知識も欠かせません。授業では広島の魅力を英語で語る基礎作りをしていきます。テキストなどを参考にモニュメントなどの説明を英語で簡潔にまとめ、ガイドになったつもりで、積極的に発話していくことが求められます。最終授業では、平和公園で実際に訪日外国人に声がけし、ガイド実習を行います。

*2008年より全国通訳案内士(英語)として外国人観光客をご案内する仕事をしています。実際のガイド事例を紹介しながら授業を進めていきます。
The purpose of this course is to provide students with basic knowledge about Hiroshima as a popular sightseeing area. The course focuses on the World Heritage site in Hiroshima--- the A-bomb Dome and the Peace Memorial Park, and extends students’ knowledge of the history of Hiroshima before and after World War Ⅱ. In class, students are encouraged to actively speak in English, providing concise summaries of explanations about monuments and other topics using texts and references. In the last session, students actually guide foreign tourists at the peace park.
学習の到達目標 広島の観光地や平和公園の基礎的な内容について理解し、英語でガイドできる。
授業計画 第1回 イントロダクション:外国人観光客をガイディングする際の心得や必要な準備について学び、実際のガイドのイメージができるようになる。
第2回 広島の概要、歴史:広島の人口、地理的特徴、特産品や歴史的な背景について基礎知識を得て、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる
第3回 広島の観光地(広島城・縮景園など):広島の観光地の見どころについて学び、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
第4回 原爆ドーム・爆心地:原爆投下前また投下後の原爆ドームの役割、また爆心地の様子について知識を得て、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
第5回 動員学徒慰霊碑・原爆の子の像(平和公園内のモニュメント):原爆で犠牲になった学生や子供たちの当時の様子、またモニュメント建設のいきさつなどについて基礎知識を得て、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
第6回 平和の灯・原爆死没者慰霊碑(平和公園内のモニュメント):平和の灯が象徴するメッセージや公園内中心に位置する原爆死没者慰霊碑の役割、建設者の想いについて学び、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
第7回 第1回~6回の復習(教室内でガイド練習):英語での質疑応答、反復練習を行うことで復習を実施し、第1回~6回で学修した事柄についていくつか英語でプレゼンできるようになる。
第8回 広島観光の旅程案作成、発表:平和公園でのガイド実習を見据え、実際のツアー事例について知識を得て、公園内のウォーキングルート、市内の観光、食事などを含めた1日のツアープランを作成、発表できる。
第9回 広島平和記念資料館・国立広島原爆死没者追悼平和祈念館:建物内の展示内容、鑑賞ルートについて知識を得て、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
第10回 平和公園周辺の被爆建物:公園内にある被爆建物レストハウス(戦前は大正屋呉服店)について、原爆当時の様子、生存者の証言などについて知識を得て、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
第11回 原爆供養塔・原爆投下前の広島:原爆投下前の広島と投下後の惨状や復興について知識を得て、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
第12回 韓国人原爆犠牲者慰霊碑・実習準備:慰霊碑建設の背景などの知識を得て、英語で簡潔にまとめ、説明できるようになる。
平和公園実習の役割分担、計画案を作成できる。
第13回 実習準備(ガイドのリハーサル):教室内で担当箇所を英語で練習し、メモなしで説明できるようになる。
第14回 現地実習  現地実習は14回、15回の2講分で3時間(目安)
平和公園で訪日外国人に声がけし、公園内のモニュメントを英語で説明し案内できる。広島の観光地や特産品に関する質問に英語で答えることができる。
第15回 現地実習  現地実習は14回、15回の2講分で3時間(目安)
平和公園で訪日外国人に声がけし、公園内のモニュメントを英語で説明し案内できる。広島の観光地や特産品に関する質問に英語で答えることができる。
授業外学習の課題 *事前学修(1時間半程度):毎回講義の最後に提示されるテキストの範囲内の英語表現や単語を覚えてくる。
*事後学修(1時間半程度):講義内容についての質問事項に対し、答えを記入後、次の授業で提出する(英語で)
*レポートをテーマごとに3回作成。(3時間程度/回)レポートでは、講義で得た知識を参考に自分で調べた情報を加えて分析を行い、自分の考えを提案をする。
履修上の注意事項 *対面授業
*TOEIC-Bridge140点レベルを目安に授業を構成。
*履修期間中に必ず一度は自分の目で、平和公園、および平和記念資料館を見ること。 
*14回、15回の2講分(3時間)は平和公園で現地実習を行います。当日実習参加が難しい場合は教室内、あるいはオンラインの発表で対応します。 
 
*公認欠席制度の配慮内容は以下の通りです。
 ・公認欠席は単位認定要件に影響しないよう配慮します。
 ・公認欠席時の資料は後日配布します。
 ・公認欠席によるマイナス評価は行いません。
成績評価の方法・基準 レポート課題30%、受講態度30%(小テスト、クラス内での発表)、実習40%によって総合的に評価する。欠席は減点する。
テキスト 『英会話しながら広島ガイド』 HIP 平和のためのヒロシマ通訳者グループ ¥800+税
参考文献 適宜紹介、配布資料
主な関連科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義の終了後に質問・相談に対応します。メールでの質問・相談にも応じます。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) FGGP10302 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) FGGP10302 2023~2023 1・2・3・4
国際コミュニティ学部国際政治学科(国際コミュニケーション領域) 71200 2024~2024 1・2・3・4
国際コミュニティ学部地域行政学科(学科連携科目) FGRA20701 2018~2022 2・3・4 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(学科連携科目) FGRA20701 2023~2023 2・3・4