授業コード 70001103 クラス 03
科目名 体験実践論 単位数 1
担当者 木原 一郎 履修期 後期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 体験を言語化する
Contextualizing Self-Experience in Society
授業の概要  この科目の履修者は、事前授業において学外学習の意義を理解します。そして学外学習後の授業では、それぞれの「経験」を個別に内省し、そこに国際コミュニティ学部における学びとのつながりを発見し、他者にその気づきを語る「体験の言語化」プロセスを実践します。個人ワークと共有、ディスカッションの双方向型の学びを繰り返しながら、個人的体験を社会とのつながりの中で捉える力を養成します。
 この科目の単位は、1-2年次のうちに修得しなければいけません。また、この科目と同時に、「体験実践」を履修することが望まれます。
学習の到達目標 ①学外学習の経験を内省し、一般化・相対化して、大学における自らの専門領域との連関を説明することができる。
②自らの体験のふり返りを言語化して報告や発表にまとめ、他者と共有することができる。
③学外学習の意味や社会的マナーなどを理解し、自らの目標を立てて、学外学習に活かすことができる。
授業計画 第1回 事前学習①:授業ガイダンス、体験の言語化の意味
学外体験と体験実践論の関係性を理解し、スケジュールを把握する。
第2回 事前学習②:学外学習の意義と活動中の注意点
活動中の注意点を意識化し、4年間の学びと1年次の過ごし方のつながりを把握する。
第3回 事前学習③:体験の言語化にむけたスキル形成
体験実践論での学びに必要なスキルを確認し、準備をする。
第4回 (1)クラス形成、個別的体験のふり返りと共有
授業のスケジュールと目的を確認する。学外学習における個別の体験をふり返り、概要をメンバーに語る(他のメンバーが何をしてきたのか理解する) 。
第5回 (2)個別的体験の抽象化
学外学習においてかかわった人びととの関係を、内面(相手の気持ち)に着目して分析する。
第6回 (3)社会課題との連関を考える(1)(マッピング)
個別体験の社会課題との連関を分析する(自己の体験を社会の中に位置付ける)。
第7回 (4)社会課題との連関を考える(2)(体験の相対化)
社会課題と大学の学び連関を考える(自己の体験と大学の学びの関係を考える)。
第8回 (5)チーム報告のまとめ(抽象化と言語化)
クラス内発表にむけて、グループでポスターを作成し、発表時の役割分担を行う。
第9回 (6)クラス内発表による共有化
グループごとに体験と分析の成果を発表し、相互評価を行う。
第10回 (7)合同報告会
4クラス合同で、各グループの体験と分析の成果を発表し、気づきを得る。
第11回 なし
第12回 なし
第13回 なし
第14回 なし
第15回 なし
授業外学習の課題 ①体験実践での実習先の情報収集などにきちんと取り組み、各回で出された課題(宿題)について毎回1時間程度取り組んでください。
②社会の動きに関心を持ち、新聞記事を読んだり、ニュースを見たりしてください。これは毎日30分程度、取り組みましょう。
③考えをまとめるために、メモを取る、考えたことを文章化する作業をこまめに行いましょう。
④報告会の準備は、グループ単位で授業外時間に進める必要があります。メンバーとよく話し合い予定を決めてください。
履修上の注意事項 ①この科目の単位は卒業に必須です。1〜2年次のうちに修得しなければいけません。
②この科目と同時に、「体験実践」を履修することが望まれます。
③この授業は、前期は水曜2限、後期は水曜1限に、変則的に実施されます。スケジュール調整に注意してください。
④提出物(ワークシート、授業後課題、レポート等)は成績評価の対象になります。提出物の期限を守ってください。提出方法は授業の中で指示します。
⑤授業に関する情報は、Moodleを通じてアナウンスメールを発信することで、伝達します。アルファアカウントのメールを確認するようにしてください。
⑥グループワークが中心の授業です。そのため、欠席する場合は、クラス担当教員にメールで連絡をしてください。
⑦授業で使用するワークシートなどは、Moodleコース上で公開します。欠席した場合は自身で入手し、内容把握に努めてください。
⑧公認欠席については、チーム学習への貢献の評価においては配慮します。ワークや授業後課題への取り組みについては、事後的に取り組み指定する期日までに提出することを認めます。
成績評価の方法・基準 チーム学習への貢献       30%
ワークや授業後課題への取り組み 30%
最終レポート          40%
テキスト 使用しません。
参考文献 必要に応じて、資料を配付します。
主な関連科目 体験実践
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
個別の質問については授業が終わった後に、質問と相談に応じます。また、メールによって担当教員に緊密に連絡を取ってください(連絡先は授業時に伝達されます)。各回の成果に関しては授業内でコメントするほか、チーム発表については報告会のときに講評します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
国際コミュニティ学部国際政治学科(学科基礎科目) FGGP10205 2018~2022 1・2 - - - - -
国際コミュニティ学部国際政治学科(学科基礎科目) FGGP10205 2023~2023 1・2
国際コミュニティ学部国際政治学科(学科基礎科目) 71200 2024~2024 1・2
国際コミュニティ学部地域行政学科(学科基礎科目) FGRA10205 2018~2022 1・2 - - - - -
国際コミュニティ学部地域行政学科(学科基礎科目) FGRA10205 2023~2023 1・2
国際コミュニティ学部地域行政学科(学科基礎科目) 72200 2024~2024 1・2