授業コード 64006411 単位数 2
科目名 卒業基礎ゼミ クラス 11
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 山内 有信 配当年次 *下表参考

授業の題目 卒業基礎ゼミ(Basic seminar for graduation thesis)
学修の概要  これまでの教育課程で修得した知識と技能を総合して実験や調査を行い,管理栄養士や関心のある分野により深い理解を得るために,研究の進め方や研究方法論の基礎を学ぶことを目標とします。
 本ゼミでは,食品成分(例えば,健康茶,茶カテキン,核酸高含有玄米発酵食品など)の健康効果について,栄養生理・生化学的に検証することを主体として予定しています。また,その他に,それぞれ分野・内容が異なりますが,「食育に活用できるキッチンサイエンス」なども想定しています。
学修の到達目標 ① 調査・研究のための文献検索ができる。
② 調査・研究のテーマを指導教員の助言のもとに自ら考えることができる。
③ 調査・研究を実施するための計画を考えることができる。
授業計画 第1回 ガイダンス(全体計画・要件等について)
※ 以下の予定は,概ね実施する内容を目安として記載したものです。個人やグループが取り組むテーマや,調査・研究の途中経過や進行状況などによって順番・回数などが変更される場合があります。
第2回 テーマに関連した文献検索(先行研究検索)
第3回 研究準備1(研究計画書の作成)
第4回 研究準備2(予備実験試薬等の確認・調整の検討)
第5回 研究準備3(分析・解析法の確認,分析シミュレーション)
第6回 予備実験(分析基本操作訓練-1回目)
第7回 予備実験(分析基本操作訓練-2回目)または修正実験
第8回 本研究のための計画見直調整(追加実験の必要性など)
第9回 本実験(1回目)
第10回 本実験(2回目)
第11回 解析・統計処理
第12回 ディスカッション
第13回 論文・レポートの作製準備(作成方法の説明を含む)
第14回 論文・レポートの作製
第15回 最終ディスカッション
授業外学習の課題 事前学習(1時間程度):実験を行う前には,必ず実験計画書に目を通して,何を目的としているかの理解はもちろんのこと,実際に自分が操作するイメージトレーニングを実施すること(とくに操作手順についてしっかり確認しておくこと)。また,関連しそうな先行研究論文等を図書館やWeb文献検索システムで検索・ファイリングしていくこと。

事後学習(3時間程度):実験によって得られたデータを処理し,レポートとしてまとめる準備を行う。また,参考文献の収集を継続するとともに,収集した参考文献を熟読し,論文調のレポートを作成していくこと。
履修上の注意事項 「卒業基礎ゼミ」は,事前に関心のあるゼミ担当者の研究室等を訪問し,想定される調査・研究内容の展望や方針について理解したうえで,興味・関心のある分野に希望を提出します。その際,必ずしも第1希望とならないことがあることを理解しておいてください。
なお,本授業は卒業論文等を作成するために必要となる基本的な作業(実験・実習・調査や実践・見学活動等)を実施しますが,これらの活動は,様々な環境的な出来事によって90分の授業時間内で収まらないことがよくあります。したがって,時間割表記以外の時間や日程を使用しての実施が欠かせないことも理解しておいてください。とくに,実験による分析等においては,授業時間の隙間ではできないこともあるため,場合によっては土曜日等に行う場合もあります。
公認欠席は,出席時間数にカウントされませんが,取り組み姿勢は出席と同等に扱います。
成績評価の方法・基準 2/3以上の出席者を評価対象とし,授業・研究活動への取り組み姿勢(50%),レポート・発表等(50%)で評価します。
テキスト とくにありません。
参考文献 先行研究論文(自分で検索したものと教員が配布したもの)
主な関連科目 卒業ゼミ,基礎栄養学,生化学,解剖生理学,臨床医学,臨床栄養学,応用栄養学,食品学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
随時受け付けます。
経過報告書等に対しては,その場でコメントします。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部健康栄養学科(ゼミナール) FHNU40201 2018~2022 3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(ゼミナール) FHNU40201 2023~2023 3・4
健康科学部健康栄養学科(ゼミナール) 62400 2024~2024 3・4