授業コード 64004100 単位数 2
科目名 臨床栄養学Ⅱ クラス
履修期 後期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 栢下 淳子 配当年次 *下表参考

授業の題目 臨床栄養学II ( Clinical Nutrition Ⅱ )
学修の概要 臨床栄養学の栄養治療編として、各疾患・病態別に栄養状態や心身機能の特徴を理解した上で、身体状況に応じた栄養管理の方法を学修します。具体的には、消化器疾患、循環器疾患、腎・尿路疾患、内分泌疾患、神経疾患、摂食障害、呼吸器疾患、血液系疾患、筋・骨格疾患、免疫・アレルギー疾患、感染症、癌等の栄養管理ついて学修します。各種疾患別に、栄養スクリーニング、アセスメント、栄養ケア計画、実施、評価、フィードバック等の一連の栄養ケア・マネジメントについて理解を深めます。栄養管理の専門職としてチーム医療に携われるように、各疾患や疾病者に対応するための栄養ケアマネージメントを理解し、臨床に関わる適切な栄養管理についての知識を深める。消化器疾患、代謝性疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、腎臓疾患等の病態や症状、栄養管理について学ぶ。
【実務経験内容:公的医療機関(日本赤十字社経営病院)(405床)にて29年間,臨床栄養管理と給食経営管理に従事した経験】
学修の到達目標 各臓器の役割と疾患の関係性を明らかにし、栄養アセスメント、栄養診断、栄養介入、モニタリング、評価方法を習得することを目的とする。
授業計画 第1回 病態生理と栄養療法 代謝性疾患と栄養障害
第2回 病態生理と栄養療法 内分泌系疾患
第3回 病態生理と栄養療法 消化器系疾患(1)食道・胃
第4回 病態生理と栄養療法 消化器系疾患(2)小腸・大腸
第5回 病態生理と栄養療法 消化器系疾患(3)肝臓・胆のう・膵臓
第6回 病態生理と栄養療法 循環器系疾患 心疾患
第7回 病態生理と栄養療法 循環器系疾患 脳血管疾患
第8回 病態生理と栄養療法 腎尿路系疾患(1)
第9回 病態生理と栄養療法 腎尿路系疾患(2)
第10回 病態生理と栄養療法 呼吸器系疾患
第11回 病態生理と栄養療法 ガン・周術期
第12回 病態生理と栄養療法 血液疾患・感染症
第13回 病態生理と栄養療法 小児疾患
第14回 病態生理と栄養療法 摂食嚥下障害
第15回 病態生理と栄養療法 低栄養
授業外学習の課題 授業計画に記載した教科書の部分を事前学修(2時間程度)し、講義中の不明な用語は事後学習として調べておくこと(2時間程度)。随時、課題レポートを課します。
定期的に小テストを課しますので、間違えたところは各自、自主的に学習すること。
履修上の注意事項 教室での対面授業とします。
一般的受講マナーの厳守は当然であるほか、無断欠席はもちろんのこと、途中退室は厳禁とします。公認欠席は欠席として扱います。公認欠席時の資料は配布するので取りに来てください。
成績評価の方法・基準 期末試験(60%)出席状況(20%)と受講態度(小テスト含む)(20%)を目安に総合的に評価する。
テキスト 栄養科学イラストレイテッド 臨床栄養学 疾患別編 第3版(羊土社)
参考文献 『臨床栄養』(医歯薬出版)等での最新情報を随時紹介します。
主な関連科目 臨床医学、臨床栄養学Ⅱ、臨床栄養学Ⅲ、臨床栄養学演習、臨床栄養学実習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
研究室在席時は、随時対応します。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部健康栄養学科(臨床栄養学) FHNU30402 2018~2022 2・3・4 - - - - -
健康科学部健康栄養学科(臨床栄養学) FHNU30402 2023~2023 2・3・4 - - - -
健康科学部健康栄養学科(臨床栄養学) 62300 2024~2024 2・3・4 - - - -