授業コード | 64003000 | 単位数 | 2 |
科目名 | 基礎栄養学 | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 山内 有信 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 基礎栄養学(Basic nutrition):栄養生化学と代謝生理学(Nutritional biochemistry and metabolic physiology) |
学修の概要 | 生命の維持,発育といった生体における基本現象のみならず,健康の維持・増進においても食物摂取が重要な関わりを持っています。基礎栄養学は,専門基礎分野と管理栄養士としての実務的な専門分野とをつなぐ基礎となる科目です。そこで,栄養の概念,エネルギーや栄養素の体内代謝と生理的意義,健康との関わりについて,生理学や生化学といった専門基礎分野に重点を置きつつ,ライフステージ別栄養学(応用栄養学)や臨床栄養学といった専門分野への接続を意識して解説することで,人間栄養学としての知識を学修します。 |
学修の到達目標 | ①栄養とは何か,その意義を理解し,説明できる。 ②エネルギーや栄養素の代謝及び生理的意義を理解し,説明できるようになる。 ③応用栄養学,臨床栄養,公衆栄養学など管理栄養士業務を遂行するための土台を形成する。 |
授業計画 | 第1回 | 栄養の概念①:下記に関連する知識を得る。 ・栄養の定義 ・栄養と健康・疾病の関わり |
第2回 | 栄養の概念②:下記に関連する知識を得る。 ・栄養学研究の歴史 糖質の栄養①:下記に関連する知識を得る。 ・糖質の種類と役割 ・糖質の消化・吸収 |
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第3回 | 糖質の栄養②:下記に関連する知識を得る。 ・糖質の代謝と疾病 |
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第4回 | 脂質の栄養①:下記に関連する知識を得る。 ・脂肪の構成および脂肪酸の種類 ・脂質の消化・吸収 |
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第5回 | 脂質の栄養②:下記に関連する知識を得る。 ・脂質の体内輸送(リポたんぱく質)と代謝 ・脂質から生成される生理活性物質 |
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第6回 | たんぱく質の栄養①:下記に関連する知識を得る。 ・たんぱく質・アミノ酸の構造と種類 ・たんぱく質の消化・吸収 |
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第7回 | たんぱく質の栄養②:下記に関連する知識を得る。 ・たんぱく質・アミノ酸の代謝と機能 |
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第8回 | たんぱく質の栄養③:下記に関連する知識を得る。 ・たんぱく質の栄養価(生物学的評価法および化学的評価法) ・アミノ酸補足効果とアミノ酸インバランス |
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第9回 | ビタミンの栄養①:下記に関連する知識を得る。 ・ビタミン総論 ・脂溶性ビタミンの働きと健康 |
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第10回 | ビタミンの栄養②:下記に関連する知識を得る。 ・水溶性ビタミンの働きと健康 |
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第11回 | ミネラルの栄養①:下記に関連する知識を得る。 ・ミネラル総論 ・多量元素の代謝と健康 |
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第12回 | ミネラルの栄養②:下記に関連する知識を得る。 ・微量元素の代謝と健康 |
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第13回 | 水・電解質および食物繊維・難消化性糖質 ・体水分の分布・出納・役割 ・脱水症 ・体液と体液異常 ・食物繊維および難消化性糖質の種類と役割 |
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第14回 | エネルギー代謝:下記に関連する知識を得る。 ・食品のエネルギー量測定 ・エネルギー代謝の測定と推定方法 |
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第15回 | 摂食行動の調節:下記に関連する知識を得る。 ・中枢神経系(摂食中枢および満腹中枢)における食欲調節 ・食欲調節因子 分子栄養学:下記に関連する知識を得る。 ・遺伝子多型と健康 ・後天的遺伝子変異による疾病と栄養 |
授業外学習の課題 | 事前学習(2時間程度):授業で行われる予定範囲とその少し先のテキスト範囲に目を通して予習し,分からない用語等については事前に調べておくこと。 事後学習(2時間程度):テキストとノートを整理しながら復習すること。また,単元ごとに小テスト課題を課すので,必ずノートを整理はもちろんのこと,穴埋め式サポートノートあるいは第1回目に配布する管理栄養士国家試験準拠の問題・解答解説プリント冊子やMoodleに公開する自学習用e-ラーニングシステム等を用いて復習し直してから課題に取り組むこと。 |
履修上の注意事項 | 授業は対面で行います。 2/3(10回)以上の出席がない場合は評価対象外となります。 公認欠席は出席数(出席時間数)にカウントされませんので注意してください。なお,公認欠席で欠席した回については,成績評価における取り組み姿勢としての係数を出席した場合と同等とします。 基本的な受講マナーを厳守すること。とくに,不正出席登録は,取り組み姿勢として大幅に減点します。 |
成績評価の方法・基準 | 2/3以上の出席者について評価します(2/3以上の出席がない者は評価対象外)。 評価は,原則として以下に示す計算方法で行います。 ※ 期末試験を基本点(100%)としますが,期末試験の得点誤差,単元ごとの小テスト課題等に一定(一律)の係数を乗じた点数を加算するなどの補正を行ったうえで,取り組み姿勢などを考慮した個別の係数を乗じて最終評価とします。。 |
テキスト | 山内有信 編著『基礎栄養学-栄養生理化学-』(三恵社) 山内有信 編著『かんたん栄養学サポートノート』(三恵社) |
参考文献 | 薗田勝 編『栄養科学イラストレイテッド 生化学』(羊土社) 山内有信 編著『大学教養講義 健康・スポーツの栄養学』(三恵社) |
主な関連科目 | 生化学,解剖生理学,臨床医学,応用栄養学,臨床栄養学,公衆栄養学,スポーツ・健康の栄養学 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業終了時を含めて随時受け付けます。また,理解精度を上げるために授業中であっても重要な質問に対してはその場で補足説明を行いますので積極的に質問をしてください。 Moodleで実施した小テスト課題は,その解答解説もフィードバックとして閲覧できるようにします。 期末試験については,採点・評価後にその総評を一斉送信します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部健康栄養学科(基礎栄養学) | FHNU30101 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(基礎栄養学) | FHNU30101 | 2023~2023 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(基礎栄養学) | 62300 | 2024~2024 | 1・2・3・4 | ○ | ○ | - | - | - |