授業コード | 64000600 | 単位数 | 2 |
科目名 | 公衆衛生学 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 新田 由美子 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 公衆衛生学 Public Health |
学修の概要 | 公衆衛生の歴史、疫学の概念・指標・研究方法(横断、縦断研究等)および科学的根拠に基づいた公衆衛生対策について学びます。 ヒトの生活環境の保全、ヒトの感染症とその予防について、地球規模で考え、知識を養います。 日本の社会制度を自助と共助、公助に分けて知識を積み上げます。自助と共助は地域活動をいい、公助には医療・介護の保障、ヒトの属性ごとの保健対策および「健康日本21」をはじめとする行政施策が分類されます。 発展的課題として、健康づくりに寄与する公衆衛生学的施策でどのようなことが可能かを考えます。 |
学修の到達目標 | 「人々の健康状態を測定・評価し、健康を保持・増進させたり疾病を予防する取り組みへの結びつきを理解すること」を、到達目標とします。人々の健康状態を測定・評価のために、疫学の基礎知識は必ず身につけたいところです。その上で、わが国における公衆衛生を理解し、諸外国と比較することで、現代社会の公衆衛生上の課題を探ります。 |
授業計画 | 第1回 | 公衆衛生とは(衛生学の始まり)。 エコヘルスとは。 |
第2回 | 健康と環境。 疫学的方法(疫学の始まり)。 |
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第3回 | 健康の指標。 国立社会保障・人口問題研究所。 |
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第4回 | 感染症とその予防。 主要感染症の疫学。 ワクチンとは。 |
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第5回 | 食品保健と栄養。5月3日の振替授業日として土曜日に開講することとなります。オンデマンド授業とします。 | |
第6回 | 生活環境の保全。 広島広域都市圏の生活環境。 |
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第7回 | 医療・介護の保障制度。 介護保険施設(老人保健施設と老人介護施設)。 |
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第8回 | 地域保健活動。 介護保険サービスの利用事例。 |
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第9回 | 母子保健。 先天異常の疫学・遺伝学。 医療的ケア児。 |
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第10回 | 学校保健。 脳脊髄液減少症。 |
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第11回 | 生活習慣病。 サルコペニア, フレイル。 |
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第12回 | 難病対策。 筋ジストロフィーの疫学・遺伝学・治療。 小テスト |
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第13回 | 健康教育とヘルスプロモーション。 介護医療院。 小テスト |
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第14回 | 精神保健福祉。 麻薬(カンナビノイド)。 小テスト |
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第15回 | 産業保健。 中毒(金属元素、特定化学物質)。 小テスト |
授業外学習の課題 | ワンヘルスまたはグローバルヘルスについて、課題を出します。内容と評価方法の詳細を、第1回授業で説明します。 授業外課題のレポートの作成には、資料収集と調査、執筆、まとめにそれぞれ1時間程度を要すると想定しています。 |
履修上の注意事項 | 対面授業です。 出席確認は、カードリーダーで行います。 10回以上の出席を、成績評価の必要条件とします。 Shudo Moodleの公衆衛生学2024に、授業内容等を掲載しますので、確認してください。やむを得ず欠席された場合には、授業内容と資料を必ず確認してください。質問等へ、随時対応します。 ブレンド型授業を実施します。第5回(5月3日の振替日程日)はオンデマンド授業です。 |
成績評価の方法・基準 | 確認レポートまたは小テスト(60%)。授業外学習課題(40%)。授業外学習課題の評価を卒業論文評価用ルーブリックの形式に準じておこなうことを、第1回授業で説明します。 公認欠席は欠席として扱われます。 |
テキスト | 清水忠彦•佐藤拓代(編) 公衆衛生学(第4版) ヌーヴェルヒロカワ |
参考文献 | |
主な関連科目 | 健康管理概論 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
随時、対応します。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) | FHNU20102 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) | FHNU20102 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
健康科学部健康栄養学科(社会・環境と健康) | 62200 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |