授業コード | 63007903 | 単位数 | 2 |
科目名 | 心理学統計法Ⅲ | クラス | 03 |
履修期 | 第3学期 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 横田 晋大 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | コンピュータを用いたデータ処理ならびに多変量解析の習得 |
学修の概要 | 心理学の実験・調査データの処理・検定・分析に必要な知識と手法を身につけることを目的とする。具体的には、Microsoft Excel・統計ソフトSPSS・HADを使用し、因子分析・重回帰分析を中心とした多変量解析、ノンパラメトリック検定を学習する。また、実際の論文の結果の見方や、論文と同じように分析するにはどのようにしたらよいかなど、実践的に学んでいく。 |
学修の到達目標 | SPSSとHADを用いて、分散分析・因子分析・重回帰分析ができるようになる。分析の知識を元に論文の結果を解読することができる。 |
授業計画 | 第1回 | イントロダクション SPSSによる心理統計法Ⅰ・Ⅱの履修内容の復習 記述統計量、t検定、相関分析をSPSSで実施することができる。 |
第2回 | HADの使い方 HADでデータの読み込み、変数の選択をすることができる。 |
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第3回 | SPSSで行う対応の無い二元配置の分散分析 SPSSを用いて対応の無い二元配置の分散分析を実施し、結果を解釈することができる。 |
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第4回 | HADで行う対応の無い二元配置の分散分析(対応なし&対応あり) HADを用いて対応の無い二元配置の分散分析を実施し、結果を解釈することができる。 |
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第5回 | SPSSで行う対応のある二元配置の分散分析 SPSSを用いて対応のある二元配置の分散分析を実施し、結果を解釈することができる。 |
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第6回 | HADで行う対応のある二元配置の分散分析 HADを用いて対応のある二元配置の分散分析を実施し、結果を解釈することができる。 |
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第7回 | SPSSとHADで行う重回帰分析その1(独立変数間の説明力の比較) SPSSとHADの両方で重回帰分析を行い、結果を解釈することができる。 |
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第8回 | SPSSとHADで行う重回帰分析その2(交互作用項を含めた分析) SPSSとHADの両方で交互作用項を含めた重回帰分析を行い、結果を解釈することができる。 |
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第9回 | SPSSとHADで行う重回帰分析その3(媒介分析) SPSSとHADの両方で媒介分析を行い、結果を解釈することができる。 |
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第10回 | SPSSで行う因子分析その1(因子分析) SPSSで因子分析を行い、結果を解釈することができる |
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第11回 | HADで行う因子分析その1(因子分析) HADで因子分析を行い、結果を解釈することができる |
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第12回 | SPSSで行う因子分析その2(確証的因子分析) SPSSで確証的因子分析を行い、結果を解釈することができる |
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第13回 | HADで行う因子分析その2(確証的因子分析) HADで確証的因子分析を行い、結果を解釈することができる |
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第14回 | 分析方法の選択と結果の解釈、総復習 仮説に応じて適切な分析方法を選択することができる。これまでの講義の知識を得た上で、適切に分析し、その結果を解釈することができる。 |
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第15回 | まとめ これまでの分析方法の算出と結果のまとめをレポートとして提出する。 |
授業外学習の課題 | 事前学修として、各授業のテーマについて、心理学統計法Ⅱで行った内容を復習しておくこと(30分)。 各回の講義は前回の講義内容が基礎になっているため、各回の講義内容をよく復習し,理解を確認した上で次回の講義に臨むこと。特に、前回行われた課題は、もう一度取り組むようにすること(事後学修:30分)。 毎回、そのテーマの復習として練習問題を用意する(授業の学修補助)。 |
履修上の注意事項 | 演習形式で進めるため、原則、欠席は認められない。やむを得ず欠席する場合は、周囲の力を借りるなどして、進度の回復に努めること。なお、1年次に開講されている「心理学統計法Ⅰ」および「心理学統計法Ⅱ」を履修しているほうが望ましい。また、3年次以降での履修が望ましい。 公認欠席制度の配慮内容は以下の通りとする。 1.公認欠席は欠席として扱う。ただし、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しない。 2.公的欠席の際の資料は、毎回Moodle上にあげるPDFファイルをダウンロードすること。 |
成績評価の方法・基準 | 期末試験 60% + 受講態度 40%(出席20% + 課題の提出20%)により総合的に評価する。 |
テキスト | 適宜資料を配布する。 |
参考文献 | 吉田 寿夫 (著)「本当にわかりやすい すごく大切なことが書いてある ちょっと進んだ 心に関わる 統計的研究法の本 I・Ⅱ・Ⅲ」北大路書房 南風原 朝和 (著)「心理統計学の基礎―統合的理解のために」有斐閣アルマ 高橋 信 (著), 井上 いろは (著), トレンド・プロ (著)「マンガでわかる統計学 因子分析編」オーム社 高橋 信 (著), 井上 いろは (著), トレンド・プロ (著)「マンガでわかる統計学 回帰分析編」オーム社 |
主な関連科目 | 心理学研究法、心理調査概論、心理統計法Ⅰ・Ⅱ・Ⅳ、心理学実験、心理学調査実習、心理学特殊実習、演習、心理学基礎演習、卒業論文 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業時間内に机間巡回するため、積極的に呼び止めて質問すること。授業開始前・終了後にも、出来る限り質問に応じる。 また、授業外の質問への対応はメールにて対応する。対面での質問を希望する場合には、メールまたは口頭にて問い合わせること。 kyokota@shudo-u.ac.jp |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(心理) | FHPS25103 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門基礎) | FHPS22301 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門基礎) | 61200 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | - | - | - | - |