授業コード 63007100 クラス
科目名 心理的アセスメント 単位数 2
担当者 児玉 恵美 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 心理アセスメント入門 Introduction to Psychological Assessment
授業の概要 心理アセスメントを幅広く外観し、その基礎となる理論や考え方について学ぶ。そして、心理アセスメントの目的や、具体的な方法について実際の体験を通して理解する。また、心の現象を量的に測定し理解することの意義と限界、心理アセスメントを行う上での倫理について習得する。
【実務経験内容:精神科の病院やクリニックなど主に医療現場にて、臨床心理面接や臨床心理査定の実施】
学習の到達目標 心理検査や心理面接の中でどのように個人をアセスメントするのかについて知ることができる。心理診断や治療方針、または予後について考えることができる。
授業計画 第1回 心理アセスメントとは
第2回 パーソナリティ構造
第3回 精神発達理論
第4回 適応論
第5回 心理面接によるアセスメント(1)話の聴き方
第6回 心理面接によるアセスメント(2)情報のまとめ方
第7回 行動観察によるアセスメント(オンデマンド)
第8回 心理検査によるアセスメント(1)知能検査・発達検査
第9回 心理検査によるアセスメント(2)人格検査(作業検査法)
第10回 心理検査によるアセスメント(3)人格検査(質問紙法)
第11回 心理検査によるアセスメント(4)投映法(描画法)
第12回 心理検査によるアセスメント(5)投映法(文章完成法)
第13回 テストバッテリー
第14回 心理アセスメントの実際
第15回 心理アセスメントのまとめ
授業外学習の課題 関連のある文献を購読し、自分の検査結果を分析・解釈し、レポート作成する。
授業の事前学習および事後学習にそれぞれ2時間は要する。
履修上の注意事項 授業には積極的に参加すること。心理検査の内容や結果を、一般に公開したり自分勝手に判断することは厳に慎むこと。
適宜Moodleを使用する。
公認欠席は欠席として扱うが、単位認定要件または期末試験の受験要件には影響しないよう配慮する。
成績評価の方法・基準 定期試験(70%)、レポート課題(30%)で評価する
テキスト 適宜必要な資料を配布する
参考文献 願興寺礼子・吉住隆弘(編)『心理検査の実施の初歩』(ナカニシヤ出版)他、適宜紹介する。
主な関連科目 臨床心理学概論、精神疾患とその治療,心理演習,心理実習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問は授業内にて積極的に行うこと。授業外で質問・相談がある場合には,事前にE-mailにてアポイントメントを取ること。
課題に対するフィードバックは授業内に行う。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部心理学科(心理) FHPS24103 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部心理学科(専門基礎) FHPS22309 2023~2023 2・3・4 - - - -
健康科学部心理学科(専門基礎) 61200 2024~2024 2・3・4 - - - -