授業コード | 63007000 | 単位数 | 2 |
科目名 | 障害者・障害児心理学 | クラス | |
履修期 | 前期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 蓑﨑 浩史 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 障害者・障害児心理学(Psychology for Adults & Children with Disabilities) |
学修の概要 | 本講義では、さまざまな障害の具体的な特徴、心理的側面のアセスメントや心理学的支援に関する具体的な方法論について学ぶ。また、一次的な障害に伴って生じやすい二次的な心理的問題を理解し、本人への適切な支援のあり方についての理解を深めていく。さらに、障害受容のプロセスについて理解し、家族への支援の重要性についても理解を深める。 【実務経験内容:児童発達支援センター(旧知的障害児通園施設)、認定子ども園、市町村保健センター、医療機関等における心理的アセスメント及び心理学的援助】 |
学修の到達目標 | 身体障害、知的障害、発達障害、精神障害の特徴をそれぞれ説明することができること、また、各障害における心理アセスメントと心理学的支援について説明できることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション:障害者(児)心理学とは |
第2回 | 障害児・者にかかわる制度及び法律 | |
第3回 | 身体障害の特徴1:視覚障害、聴覚障害、音声言語障害 | |
第4回 | 身体障害の特徴2:肢体不自由、遺伝性疾患 | |
第5回 | 知的障害の特徴 | |
第6回 | 身体障害・知的障害の心理アセスメントと心理学的支援 | |
第7回 | 発達障害の特徴1:自閉症スペクトラム障害 | |
第8回 | 発達障害の特徴2:注意欠如多動性障害 | |
第9回 | 発達障害の特徴3:限局性学習障害 | |
第10回 | 発達障害の心理アセスメントと心理学的支援 | |
第11回 | 精神障害の特徴1:定義と分類 | |
第12回 | 精神障害の特徴2:統合失調症 | |
第13回 | 精神障害の特徴3:うつ病、その他 | |
第14回 | 精神障害のアセスメントと心理学的支援 | |
第15回 | 障害受容過程、二次障害 |
授業外学習の課題 | <授業外学習に要する目安時間:全体で60時間程度> ・配布プリントに基づいて毎回授業の復習を行うこと。 ・レポート及び試験を課すので、授業内で学んだことについて、自分なりの考察をまとめておくこと。 ・授業内で解消されなかった疑問点等については自分なりにも調べておくことが望ましい。 ・授業内で紹介した文献は図書館等で確認することが望ましい。 |
履修上の注意事項 | 知識的な理解だけでなく、体験的な理解や多様な視点の獲得を目指すため、自分の意見を表明するなど、積極的に授業に参加することが必要となる。 【公認欠席の取扱い】 公認欠席時の資料は後日配付するので、授業開始あるいは終了時に教員に声をかけること。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】有 中間レポート(20%)、期末試験(40%)、リアクション・ペーパーの内容(25%)、授業への参加態度(15%) |
テキスト | 資料を配布する。 |
参考文献 | 佐々木和義(監修)『認知行動療法を生かした発達障害児・者への支援』(ジアース教育新社) その他、授業中に適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 福祉心理学、心理的アセスメント、臨床心理学概論、発達心理学、学習・言語心理学、精神疾患とその治療 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
質問は、授業内、リアクションペーパー、授業終了後、メール等にて受けつける。 リアクション・ペーパーに書かれた質問には、次回以降の講義で可能な限り回答する。 中間レポート課題については、授業内で講評を行う。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(心理) | FHPS24102 | 2018~2022 | 1・2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門基礎) | FHPS22310 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門基礎) | 61200 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | - | - | - | - |