授業コード | 63006111 | 単位数 | 4 |
科目名 | 卒業論文 | クラス | 11 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 森平 准次 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 心理学に関する卒業論文の指導 |
学修の概要 | 心理学、特に心理臨床にかかわる主題とする研究について、テーマの設定、リサーチクエスチョンの明確化、先行研究のレビュー、仮説および研究計画の策定、研究の実施、データの分析、結果の考察、という論文の作成について指導を行う。 卒業論文提出後には、発表会を行う。 【実務経験内容:精神科クリニック,学生相談室,私設心理臨床教育センターにおける心理学的支援】 |
学修の到達目標 | 日本心理学会の「心理学研究 執筆・投稿の手びき」に従った研究論文が執筆できること。 オリジナリティのある実証的な研究の実施、研究計画の立案、必要十分な文献レビュー、データの適切な分析、得られた結果についての考察、という一連の作業ができ、卒業論文を作成できることが到達目標である。 その際、研究倫理を遵守できること。 |
授業計画 | 第1回 | 研究テーマの検討1:研究したい内容についてのイメージを固め、それが扱えるものかどうかを検討する。 |
第2回 | 文献レビュー1:テーマについてどのような研究が行われてきたか、先行研究や関連する文献を探し、対象となるテーマのこれまでを確認する | |
第3回 | 文献レビュー2:先行研究や関連する文献から、問題点について検討する | |
第4回 | 研究テーマの検討2:リサーチ・クエスチョンを明確化する。 | |
第5回 | 研究方法の検討1:具体的な研究方法(仮説含む)の提案と検討 | |
第6回 | 研究方法の検討2:具体的な研究方法(仮説含む)の提案と検討 | |
第7回 | 実験・調査準備1:先行研究を参考に、実験・調査の手続きを書き出し、必要なマテリアル(道具・機材・尺度)を確認、検討する | |
第8回 | 実験・調査準備2:実験・調査のマテリアルのブラッシュアップを行う | |
第9回 | 中間報告1 序論・方法の記述 | |
第10回 | 実験・調査の実施1:実験や調査の実施にあたり、不備がないかを確認する | |
第11回 | 実験・調査の実施2:実験・本調査を行い、データを収集する① | |
第12回 | 実験・調査の実施3:本実験・本調査を行い、データを収集する② | |
第13回 | データ整理:収集したデータの確認や入力を行う | |
第14回 | データ分析1:記述統計等の算出・確認 | |
第15回 | データ分析2:図表作成 | |
第16回 | データ分析3:仮説の検証 | |
第17回 | データ分析4:結果の記述 | |
第18回 | 中間報告2 結果の記述について | |
第19回 | 考察1: 得られた結果から言えることについて整理する | |
第20回 | 考察2: 得られた結果から推論したことを記述する | |
第21回 | 考察3: 仮説の検証について考察し、記載する | |
第22回 | 考察4: 自身の考察を先行研究と照らし合わせる | |
第23回 | 卒業論文全体の見直し | |
第24回 | 文献リストの整理 | |
第25回 | 抄録の作成 | |
第26回 | 中間報告3 卒業論文の完成について | |
第27回 | 発表資料の作成①:発表で重視すること | |
第28回 | 発表資料の作成②:発表用スライド作成・各自の発表内容についての議論 | |
第29回 | 発表資料の作成③:発表用スライドの完成まで | |
第30回 | 発表・総括 |
授業外学習の課題 | <授業外学習に要する目安時間:全体で150時間程度> 先行研究の確認、データの収集や分析を含めた研究の実施、本文の執筆、等は授業時間外に行っておくこと。スケジュールを意識し、計画的に研究をすすめること。 |
履修上の注意事項 | スケジュールを意識し期限は必ず守ること。相談は早めにすること。自身の研究を進めることはもちろん、ほかの人の研究についても積極的にコメントすること。議論には積極的に参加すること。 なお、提出期間に公認欠席があっても提出の締め切りは厳守する必要がある。そのため、締め切りまで待たずに早めの提出を強く推奨する。 |
成績評価の方法・基準 | 提出された卒業論文について、評価ルーブリックにもとづいて総合的に評価する(100%)。 卒業論文の評価ルーブリックについては,下部にある添付ファイル「卒業論文・ルーブリック」を参照すること。 |
テキスト | 必要に応じて適宜紹介する。 |
参考文献 | 日本心理学会 執筆・投稿の手引き ほかに必要に応じて適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 演習Ⅲ_11、演習Ⅳ_11 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
研究をすすめるための質問・相談は、授業内、メール等で随時受け付ける。連絡は早めにすること。 課題(作成物,発表)に対して、授業内で講評を行う。 |
添付ファイル | 卒論評価ルーブリック.pdf | 説明 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37307 | 2018~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS35307 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
健康科学部心理学科(専門発展) | 61400 | 2024~2024 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |