授業コード | 63006105 | 単位数 | 4 |
科目名 | 卒業論文 | クラス | 05 |
履修期 | 年間授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 西野 泰代 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 教育心理学および関連領域に関する卒業論文の指導 |
学修の概要 | 教育心理学および関連領域に関する卒業論文を執筆するための指導を行う。 ● 充分な先行研究レビューに基いた研究計画が求められる。 ● 観察,実験,調査等を行って得られた実証的データをもとに,適切な統計処理を用いた心理学論文を完成させることを目指す。 ● 研究テーマにオリジナリティがあり,かつ,心理学論文としての形式(学術誌に投稿可能な要件を満たす形式)が整った論文を作成することが求められる。 |
学修の到達目標 | 日本心理学会発行『心理学研究』の「執筆・投稿の手びき」に従った研究論文を執筆すること。 |
授業計画 | 第1回 | オリエンテーション |
第2回 | リサーチクエスチョンの確認(テーマの設定) (自分で「研究の問い」を立てることができる) |
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第3回 | リサーチクエスチョンの確認(仮説について) (リサーチクエスチョンから仮説を導き出すことができる) |
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第4回 | 研究計画について(スケジュール管理) (研究スケジュールを立てることができる) |
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第5回 | 研究計画について(データ収集) (データ収集についての計画を立てることができる) |
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第6回 | 研究計画について(分析手法) (データ分析についての計画を立てることができる) |
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第7回 | 文献レビュー(日本語文献) (研究テーマに関する日本語文献を収集することができる) |
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第8回 | 文献レビュー(英語文献) (研究テーマに関する英語文献を収集することができる) |
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第9回 | 文献レビュー(論文引用文献の確認) (研究テーマに関する文献についてメタ分析することができる) |
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第10回 | 「問題と目的」に関する検討(問題意識の提示) (研究の問題意識を提示することができる) |
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第11回 | 「問題と目的」に関する検討(研究目的の提示) (研究の目的を提示することができる) |
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第12回 | 「問題と目的」に関する検討(研究モデルの提示) (研究モデルを提示することができる) |
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第13回 | 「問題と目的」に関する検討(仮説の設定) (研究の仮説を提示することができる) |
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第14回 | 「問題と目的」に関する検討(論旨の展開) (研究論文の作成における論旨の展開について概要を提示できる) |
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第15回 | 「方法」に関する検討(研究対象について) (研究対象について妥当性を明らかにしたうえで概要を提示できる) |
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第16回 | 「方法」に関する検討(倫理的配慮について) (研究における倫理的配慮について丁寧に説明できる) |
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第17回 | 「方法」に関する検討(研究方法の妥当性について) (研究方法の妥当性について丁寧に説明できる) |
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第18回 | 「方法」に関する検討(尺度について) (研究で用いる尺度について提示できる) |
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第19回 | 「方法」に関する検討(分析方法について) (研究で用いる分析方法について説明できる) |
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第20回 | 「結果」に関する検討(尺度の妥当性など検証) (尺度の妥当性・信頼性について検証できる) |
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第21回 | 「結果」に関する検討(基礎統計量について) (基礎統計量について算出できる) |
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第22回 | 「結果」に関する検討(仮説の検証:相関分析) (仮説を検証するために適切な分析方法を用いて結果を示すことができる) |
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第23回 | 「結果」に関する検討(仮説の検証:分散分析) (仮説を検証するために適切な分析方法を用いて結果を示すことができる) |
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第24回 | 「結果」に関する検討(仮説の検証:重回帰分析) (仮説を検証するために適切な分析方法を用いて結果を示すことができる) |
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第25回 | 「考察」に関する検討(結果の解釈) (結果について適切な解釈を示すことができる) |
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第26回 | 「考察」に関する検討(先行研究の知見との比較) (結果について先行研究との比較を適切に示すことができる) |
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第27回 | 「考察」に関する検討(研究のオリジナリティについて) (研究のオリジナリティを明確に示すことができる) |
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第28回 | 「総合考察」に関する検討(研究の意義) (研究の意義を明確に示すことができる) |
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第29回 | 「総合考察」に関する検討(今後の課題) (今後の課題を明確に示すことができる) |
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第30回 | 総括 |
授業外学習の課題 | 研究計画にもとづき,主体的に研究を進めて行くこと。 ● 先行研究論文のレビュー ● 観察,実験や調査の実施 ● データ分析など |
履修上の注意事項 | ●授業は対面により実施する。 ●履修希望者は事前に担当者の了解を得ること。 ●「演習Ⅲ」「演習Ⅳ」を必ず履修していること。 |
成績評価の方法・基準 | 卒業論文の評価ルーブリックにもとづいて総合的に評価する(100%)。 卒業論文の評価ルーブリックについては、下部にある添付ファイル1「卒業論文・評価ルーブリック」を参照すること。 |
テキスト | 使用しない。 |
参考文献 | 必要に応じて適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 演習Ⅲ 演習Ⅳ |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
個別に相談に応じる。 |
添付ファイル | 【心理学科】卒業論文・ルーブリック.pdf | 説明 | 卒業論文評価のルーブリック |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37307 | 2018~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS35307 | 2023~2023 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
健康科学部心理学科(専門発展) | 61400 | 2024~2024 | 4 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |