授業コード | 63006001 | 単位数 | 2 |
科目名 | 演習Ⅳ | クラス | 01 |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 志和 資朗 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | 「実証科学としての臨床心理学的研究Ⅱ」 Seminar of clinical psychology based on evidence based sciences II |
学修の概要 | 実証科学としての臨床心理学的をベースにして各自の行動理論を明確にし、その理論が実地臨床(あるいは将来の職業)においてどのように応用できるかについて討議します。そのために、各自のテーマに沿った資料・文献を収集、整理し、研究計画を発表してもらいます。本演習では、的確な情報収集と客観的な分析、そして実証科学としての心理学をベースとした研究計画の立案と実践が求められます。 本演習では、進路(就職・進学)や適性に合わせて各自の能力や可能性を最大限に引き出したいと考えています。また、演習活動をとおして、信頼、尊敬、自己受容といった基本的なカウンセリングマインドや社会人として必要な約束を守る(契約を履行する)基本的な態度を養ってもらいます。 【実務経験内容:法務省少年鑑別所で鑑別技官として非行少年の鑑別業務等の非行臨床、市立総合病院精神科で心理療法士として心理療法等の病院臨床、大学でカウンセラーとして学生相談等の心理臨床】 |
学修の到達目標 | ・自己受容、相互信頼、相互尊敬、貢献感をベースに建設的な対人関係のあり方を学び実践すること。 ・討論において、受容的に話を聴き、自身の意見を主張的に話ができるようになること。 ・約束やルールに基づいて、自身でスケジュール管理をして課題を達成できること。 |
授業計画 | 第1回 | 演習IVの講義概要と予定について |
第2回 | 心理査定と査定結果の取り扱いについて 個人情報の保護について理解する |
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第3回 | 結果の処理の仕方 統計処理のためのデータベースが作成できるようになる |
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第4回 | 統計処理の仕方と書き方(1) 記述統計、グラフが描けるようになる |
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第5回 | 統計処理の仕方と書き方(2) 分散分析、相関分析を活用することができる |
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第6回 | 統計処理の仕方と書き方(3) 多変量解析について理解する |
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第7回 | 心理学論文の書き方(1) 心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」に準拠した書式様式で記載できるようになる |
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第8回 | 心理学論文の書き方(2)科学論文の書き方 心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」に準拠した書式様式で記載できるようになる |
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第9回 | 研究結果の発表と集団討論(ロールプレイ) 発表者、座長、指定討論者としての役割をとおして自分にできることを実践する (Aグループ:発表、Bグループ:議長、Cグループ:指定討論、Dグループ:質問者) |
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第10回 | 研究結果の発表と集団討論(ロールプレイ) 発表者、座長、指定討論者としての役割をとおして自分にできることを実践する (Bグループ:発表、Cグループ:議長、Dグループ:指定討論、Aグループ:質問者) |
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第11回 | 研究結果の発表と集団討論(ロールプレイ) 発表者、座長、指定討論者としての役割をとおして自分にできることを実践する (Cグループ:発表、Dグループ:議長、Aグループ:指定討論、Bグループ:質問者) |
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第12回 | 研究計画の発表と集団討論(ロールプレイ) 発表者、座長、指定討論者としての役割をとおして自分にできることを実践する (Dグループ:発表、Aグループ:議長、Bグループ:指定討論、Cグループ:質問者) |
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第13回 | アドラー心理学講座: 上手な自己主張について |
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第14回 | 臨床心理学の応用 社会に出るということ、そして自分に何ができるかについて述べることができる |
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第15回 | 4年間心理学を学んだこととは 卒業研究発表と討議 |
授業外学習の課題 | 心理学の理論を用いて実践的な活動を行ってください。 授業以外の演習活動をとおして、信頼、尊敬、自己受容といった基本的なカウンセリングマインドや社会人として必要な約束を守る(契約を履行する)基本的な行動を実践してください。 授業時間外での学修時間の目安は、課題の遂行を含め、事前学修(2時間程度)、事後学修(2時間程度)。 |
履修上の注意事項 | 基本的に対面で授業を行います。やむを得ず欠席する場合は、事前に必ず連絡をください(事後でも必ず連絡をしてください)。 公認欠席制度の配慮内容は以下のとおりです ・公認欠席は欠席として扱いますが、単位認定要件には影響しないように配慮します。 ・公認欠席時の資料は別途配付します。課題が出た場合は別途指示します。 ・プレゼンテーション時に公認欠席となる場合、個別に対応します。 課題レポートやレジュメは、心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」に準拠して作成してください。 |
成績評価の方法・基準 | 【期末試験】無 課題レポートの内容(20%)、発表の際のレジュメの内容、発表の仕方、座長等のロールの果たし方(50%)、日頃の授業への取り組み方(30%)で評価します。 |
テキスト | 適宜紹介します。 |
参考文献 | 心理学研究「執筆・投稿の手びき(2022年版)」https://psych.or.jp/manual/ 日本心理学会 認定心理士資格認定委員会(編)(2015). 認定心理士資格準拠 実験・実習で学ぶ心理学の基礎 金子書房 |
主な関連科目 | 「臨床心理学概論」「心理学応用実習I」「心理学応用実習II」「演習Ⅰ」「演習Ⅱ」「演習Ⅲ」「卒業論文」 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中に随時質問タイムを設けます。 授業時間外においてはメールやE-Learningシステム(Shudo Moodle)でも随時受けつけます。 小レポート等に記載された質問や意見、教員からの所感については次回授業時にフィードバックします。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37306 | 2018~2018 | 4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門発展) | - | 2019~2021 | 4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS37306 | 2022~2022 | 4 | - | - | - | - | - |
健康科学部心理学科(専門発展) | FHPS35306 | 2023~2023 | 4 | - | ○ | - | ○ | ○ |
健康科学部心理学科(専門発展) | 61400 | 2024~2024 | 4 | - | ○ | - | ○ | ○ |