授業コード 63005906 クラス 06
科目名 演習Ⅲ 単位数 2
担当者 古満 伊里 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 演習Ⅲ Research Seminar in Psychology III
授業の概要 実験法や調査法といった実証データを収集するための心理学研究法について,各自の研究テーマに沿った文献を実際に講読しながら学びます。なおこの演習は,「卒業論文」と密接に連動して進行するため,授業で発表する文献は自らの研究テーマに一致したものを選択して下さい。可能であれば英語論文にも果敢に挑戦しましょう。
学習の到達目標 主体的・計画的に研究を遂行し,その成果をわかりやすく発表できる。
授業計画 第1回 各自のリサーチ・クエッションの紹介:自身のリサーチ・クエッションを心理用語を使用して説明できるようになる。
第2回 心理学研究法についての復習:自身の研究を説明する際に,量的研究と質的研究,実験法と調査法,独立変数と従属変数,統計的仮説検定等の用語を使用できるようになる。
第3回 各自の研究テーマやリサーチ・クエッションの源となった文献の紹介1(担当:A班):発表者は文献を要約して発表し,その内容と自身のリサーチ・クエッションとの関連性を説明できるようになる。また聞き手としては傾聴力を養い,適切な質問を発することができるようになる。
第4回 各自の研究テーマやリサーチ・クエッションの源となった文献の紹介2(担当:B班):発表者は文献を要約して発表し,その内容と自身のリサーチ・クエッションとの関連性を説明できるようになる。また聞き手としては傾聴力を養い,適切な質問を発することができるようになる。
第5回 各自の研究テーマやリサーチ・クエッションの源となった文献の紹介3(担当:C班):発表者は文献を要約して発表し,その内容と自身のリサーチ・クエッションとの関連性を説明できるようになる。また聞き手としては傾聴力を養い,適切な質問を発することができるようになる。
第6回 各自の研究テーマやリサーチ・クエッションの源となった文献の紹介4(担当:D班):発表者は文献を要約して発表し,その内容と自身のリサーチ・クエッションとの関連性を説明できるようになる。また聞き手としては傾聴力を養い,適切な質問を発することができるようになる。
第7回 研究計画書 (Research Proposal) の書き方について:研究計画書を適切な心理用語を使用して書けるようになる。
第8回 各自の研究計画書のプレゼンテーション,ディスカッション1(担当:A班):自身の研究計画を他者に理解してもらうための説明力を獲得する。また聞き手としては他者の研究計画の問題点を指摘し,修正案を提示できるようになる。
第9回 各自の研究計画書のプレゼンテーション,ディスカッション2(担当:B班):自身の研究計画を他者に理解してもらうための説明力を獲得する。また聞き手としては他者の研究計画の問題点を指摘し,修正案を提示できるようになる。
第10回 各自の研究計画書のプレゼンテーション,ディスカッション3(担当:C班):自身の研究計画を他者に理解してもらうための説明力を獲得する。また聞き手としては他者の研究計画の問題点を指摘し,修正案を提示できるようになる。
第11回 各自の研究計画書のプレゼンテーション,ディスカッション4(担当:D班):自身の研究計画を他者に理解してもらうための説明力を獲得する。また聞き手としては他者の研究計画の問題点を指摘し,修正案を提示できるようになる。
第12回 各自の研究計画書改訂版のプレゼンテーション,ディスカッション1(担当:A班とB班):さらに精緻な研究計画を立案できるようになる。
第13回 各自の研究計画書改訂版のプレゼンテーション,ディスカッション2(担当:C班とD班):さらに精緻な研究計画を立案できるようになる。
第14回 予備実験・予備調査によるデータのプレゼンテーション,問題点の把握1(担当:A班とB班):予備実験・調査によって取得したデータを整理して提示し,当初の研究計画の問題点を把握できるようになる。
第15回 予備実験・予備調査によるデータのプレゼンテーション,問題点の把握2(担当:C班とD班):予備実験・調査によって取得したデータを整理して提示し,当初の研究計画の問題点を把握できるようになる。
授業外学習の課題 1.研究計画書の作成に向けて,各自の研究テーマに沿った論文を講読・整理して下さい。
2.研究計画書についてのプレゼンテーション資料を作成して下さい。
3.以上の課題を遂行するために毎週およそ4時間はこの演習のために費やしてください。タイムスケジュールをしっかり立て,常にそれを意識しながら作業を進めてください。
履修上の注意事項 1.各回の冒頭で,就職活動状況や研究進捗状況について一人3分程度で報告できるようにしておくこと。
2.毎回出席すること。やむを得ず欠席する場合には必ず事前に連絡して了解を得ること。なお公認欠席は欠席として扱いますが,単位認定要件には影響しないよう配慮します。また欠席日に発表が義務付けられていた場合には,後日の授業において発表を行ってください。
3.授業中は積極的にディスカッションに参加すること。
4.発表資料は前日までにメールで提出すること。なお提出された資料はMoodle上にアップロードします。参加者は各発表資料を事前にダウンロードして通読しておくこと。
成績評価の方法・基準 研究計画書の提出とプレゼンテーション(70%)ならびに授業中のディスカッションへの参加頻度とその内容(30%)。
テキスト 使用しない。
参考文献 授業内で適宜指示する。
主な関連科目 演習Ⅰ・Ⅱ,演習Ⅳ,卒業論文
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
1.質問・相談には随時応じます。必要がある場合は授業終了時に申し出て下さい。その場で解決しない場合は,面談時間・場所の設定を行います。
2.発表用のレジュメあるいは研究計画書は自分の発表日以前に電子メールで送付すること。送付されたレジュメにコメントを付して返却する。提出から発表日までの時間が長ければ長いほど良いレジュメになりますね。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部心理学科(専門発展) FHPS37305 2018~2022 4 - - - - -
健康科学部心理学科(専門発展) FHPS35305 2023~2023 4 - -
健康科学部心理学科(専門発展) 61400 2024~2024 4 - -