授業コード 63005703 クラス 03
科目名 演習Ⅰ 単位数 2
担当者 増田 尚史 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 実験心理学セミナー(1) Experimental Psychology Seminar (1)
授業の概要 認知心理学を中心としたテキストを精読・報告し,全員で討論する。合わせて,論文検索,論文の読み方,レジメの作成要領について修得する。これらの活動を通じて「卒業論文」で実施する研究テーマの方向性を絞り込む。
なお,この授業は心理学科が求めている「思考力」「表現力」「協創力」を涵養するのための科目です。
学習の到達目標 ・認知心理学的研究の知見・技法に関する全体像を習得し,説明できるようになること。
・習得した知見・技法を参考に,卒業論文研究のテーマの絞り込みができるようになること。
・他のメンバーの発表・報告がより良いものとなるように協働する態度を養うために,他のメンバーの発表・報告に対して積極的に質問・コメントできるようになること。
授業計画 第1回 イントロダクション(1):「卒業論文」完成までの授業の方針説明と興味・関心のある研究領域の報告
第2回 イントロダクション(2):論文検索の方法と論文の読み方
第3回 認知科学概論
第4回
第5回 感覚
第6回 知覚・認知
第7回 錯覚
第8回 注意
第9回 記憶
第10回 知識
第11回 問題解決,創造
第12回 言語理解
第13回 情動
第14回 社会的認知,コミュニケーション
第15回 夏季休暇中の研究計画:研究計画書の提出
授業外学習の課題 テキストの精読とレジメの作成・提出などを課す。これらには,平均すると授業1回あたりに4時間ずつ,合計で少なくとも60時間を要する。
履修上の注意事項 ・授業の性質上,欠席は厳に慎むこと。公認欠席を除いて4回以上欠席した場合には単位を認定しない。
・公認欠席の場合には,資料等を後日配布する。
・討論へ積極的に参加すること。
成績評価の方法・基準 発表内容(テキスト読解の正確性=30%,読解に必要な周辺知識量=20%,発表プレゼンテーション=10%,計60%)と,討論への参加度(質問量=10%,批評の正確性=10%,計20%),および学期末の研究計画書(20%)により評価する。
なお,発表内容と研究計画書には思考力および表現力が反映され,討論への参加度には思考力および協創力が反映されていると想定している。
テキスト 『イラストで学ぶ認知科学』(講談社,¥3,080)
参考文献 適宜紹介する。
主な関連科目 「演習II_03」「知覚・認知心理学」「学習・言語心理学」
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
・研究テーマや報告内容に関するフィードバックは,その都度,授業内において行う。
・より複雑な事案については,事前にアポイントメントを取った上で,質問・相談をすること。
 電話:082-830-1202(直通)もしくは内線3220
 電子メール:hmasuda@shudo-u.ac.jp
 面談場所:協創館8410教室もしくは3号館2階談話スペース(質問・相談の内容による)

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部心理学科(専門発展) FHPS37303 2018~2022 3・4 - - - - -
健康科学部心理学科(専門発展) FHPS35303 2023~2023 3・4 - -
健康科学部心理学科(専門発展) 61400 2024~2024 3・4 - -