授業コード 63000800 クラス
科目名 心理調査概論 単位数 2
担当者 西野 泰代 履修期 前期授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 心理調査概論
授業の概要 心理調査の意義と諸類型および方法論について概説する。目標は、社会の中で調査結果がどのような形で利用されているかを全般的・包括的に理解することである。具体的には、適切な調査方法の選択、標本抽出方法などを概観した後、質問紙法を用いた調査法などについて説明する。
学習の到達目標 心理調査の意義を理解した上で、データの採取に際し、適切な調査法を選択し、分析ができるようになることを目的とする。
授業計画 第1回 イントロダクション
第2回 心理調査の基本的な考え方と調査データの見方
(心理調査の基本的な考え方を修得する)
第3回 心理調査法とその種類
(心理調査の方法について基礎的知識を修得する)
第4回 調査法その1:標本の選び方
(心理調査の標本選定についての知識を修得する)
第5回 調査法その2:誤差を見抜く:推測統計(オンデマンド;課題の提出あり)
(推測統計についての知識を修得する)
第6回 調査法その3:信頼性および妥当性
(心理調査の信頼性と妥当性についての知識を修得する)
第7回 心理学研究の倫理と実践:質問紙のデザイン
(心理調査における質問紙のデザインについての知識を修得する)
第8回 質問項目の作成
(心理調査で用いる質問項目についての知識を修得する)
第9回 質問紙調査の実際
(質問紙調査を実施する際に必要な知識を修得する)
第10回 質問紙調査の分析:データの傾向を知る
(質問紙調査で得られたデータの扱いについて修得する)
第11回 心理学統計の基礎:データを分析する
(質問紙調査で得られたデータの分析方法について修得する)
第12回 実験と組み合わせた調査法
(実験と組み合わせた調査法についての知識を修得する)
第13回 フィールドワークにおけるデータ収集
(フィールドワークによる調査法についての知識を修得する)
第14回 パネルデータについて(オンデマンド;課題の提出あり)
(パネルデータを用いた調査についての知識を修得する)
第15回 全体のまとめ
授業外学習の課題 毎回の授業の前には参考文献などを読んで予習を、授業の後にはノートや資料で復習をすること。目安の時間はそれぞれ2時間とする。
履修上の注意事項 ・ オンデマンド授業については、Moodle上に教材を掲示する。
・ 授業内容についての質問など、随時、Moodle上、および個別にて対応する。
・ 授業で提出を求められる課題については、期限内に提出すること。
・ 公認欠席は欠席として扱う。ただし、小テスト時に公認欠席となる場合、追試または代替措置で対応する。
成績評価の方法・基準 授業内容確認テストへの回答(60%)、レポートおよび受講態度(課題への取り組み・提出状況)(40%)によって総合的に評価する。
テキスト 特に指定しない。パワーポイントを用いて授業を進める。
参考文献 調査データにだまされない法 渡辺久哲(著)創元社
心理学研究法 村井潤一郎(編著)サイエンス社
主な関連科目 心理学科目全般、特に心理調査領域の科目
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
質問等があれば都度対応する。  
連絡先: nishino@shudo-u.ac.jp
小テスト、課題などについてはそれぞれ事後に授業内で解説をする。

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
健康科学部心理学科(専門基礎) FHPS13304 2018~2022 1・2・3・4 - - - - -
健康科学部心理学科(心理調査) FHPS14002 2023~2023 2・3・4 - -
健康科学部心理学科(心理) 61300 2024~2024 2・3・4 - -