授業コード | 62000200 | 単位数 | 2 |
科目名 | インターンシップ | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 亀井 勇統 他 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | インターンシップ (Summer internship) |
学修の概要 | 健康科学部では、食関連企業でのインターンシップを実施します。健康栄養学科では、3年生以上で、施設や病院等での学外実習があるため、原則2年生の参加となりますが、将来、食品系企業で働くことも考えている人には、貴重な体験になるでしょう。企業側にとって、学生が就職してくれたにも関わらず早期に退職していった場合には、利益をあまり生み出していない若い社員へ、企業はそれなりの給与を払い続けた形になり、経費面でデメリットとなります。さらに、近い将来の中堅社員が不足するという切実な人材不足の問題にもつながることになります。学生側にとっては、働く場を実際に見ておらず少しも仕事を経験していないと、職業意識を持たないまま就業することになり、早期退職の要因の一つになりかねません。このミスマッチを予防するために作られたのが、この制度といえるでしょう。しかし、企業側にとっては負担の大きい制度でもあります。 企業での実習期間は、5日間ですが、夏休み期間中のみの実施です。新年度の早い時期に実習期日が確定することは稀で、原則キャンセルは不可のため、夏休み期間中に他の予定を入れる人は困難と考えて下さい。お盆休み中に企業での説明会に参加したり、細菌検査で事前訪問する企業もあります。実習先は本学とは離れたところが多く、出勤時刻が早いことにも注意してください。また、通常の授業時間割に含まれない形で、事前のマナー講習や実習先との打合せがあります。実習後には学部および全体会でのプレゼンに向けての準備があり、これも単位認定に重要です。実習には、広島修道大学を代表して出向くことになりますので、非常に高い意識を持って取り組んでもらうことが前提となります。 【実務経験内容:代表教員はビール会社に6年間勤務し、ビール以外の新規事業につながる研究開発を行ってきた。その間,米国の大 学との共同研究のために3年間出向して米国の大学での研究も経験している。これらの実務経験を通じて,企業の新規事業に対する 関心や積極性,事業への投資等などについて理解している。】 |
学修の到達目標 | 様々な経験を通じて、仕事をすることの意味、社会人として求められている人物像を自分自身で強く認識できるようになり、就職活動を今後行っていく際の注意点も整理できていることを目標とする。 |
授業計画 | 第1回 | ガイダンス(プログラムの目的、全体の流れ、実習概要の説明) |
第2回 | ビジネスマナー講習 1回目 6月頃、4週連続で学内にて実施の予定。平日の5限目に開催(教学センターの掲示や知らせに注意すること) | |
第3回 | ビジネスマナー講習 2回目 | |
第4回 | ビジネスマナー講習 3回目 | |
第5回 | ビジネスマナー講習 4回目 | |
第6回 | 事前準備、実習受け入れ先についての事前学習、実習先への提出書類(履歴書、誓約書等)の作成 | |
第7回 | 実習先への事前訪問(実習先での実習内容の確認、企業担当者と面会、交通手段・出社時刻・持参物・服装等の確認)、実習目的の明確化(担当教員への報告など) | |
第8回 | 各実習先での実習(1)夏休み期間中に5日間の実施で、授業計画の第12回目までに該当 | |
第9回 | 各実習先での実習(2) | |
第10回 | 各実習先での実習(3) | |
第11回 | 各実習先での実習(4) | |
第12回 | 各実習先での実習(5) | |
第13回 | パワーポイントによるプレゼン資料の作成、実習報告書の作成(過去に実習先の企業名を誤って記述したことがあり、そのまま印刷されたため、この点は特に注意して報告書を作成すること) | |
第14回 | 学部報告会(全学報告会の予行演習で、報告内容に問題がないかのチェックをインターンシップ担当教員から受ける場であり、指摘を受けた場合はすぐに修正すること) | |
第15回 | インターンシップ全学報告会(実習先の担当者が参加される場合もある:2023年も10月の第4水曜日の5時限目に開催される予定) |
授業外学習の課題 | ・受け入れ先や業界についての調査を行う。 ・他人任せでなく、自分なりの実習目的を考える必要があり、その上で実習先や担当教員と相談する。 ・報告用文書やパワーポイントのプレゼン資料の作成には想像以上の手間がかかるので、時間の確保が必要。 |
履修上の注意事項 | ・対面授業を実施します。 ・履修希望者は、事前説明会への参加が望ましい。応募する場合には、できれば第二希望まで書いて申込書類を提出してもらいたい(各企業の定員枠が多くないため)。 ・企業での実習日と本学の後期授業日とが重複する場合、学内で検討が行われる。 ・派遣前に学内でのマナー講習(4回実施)を前期の平日の5時限目に必ず受ける必要があるが、通常の講義科目ではないため、他の選択したい授業科目(教職)と重複する可能性が大きい。インターンシップ受講希望者は事前に自分の授業時間割を充分に把握しておくこと。重複した場合は、インターンシップを原則諦めてもらうことになる。 ・派遣先は本学から遠方のところもある。8:00前後に到着可能か、実習場所や交通手段を含め事前に充分調べておくこと。最寄りのJRの駅から送迎用マイクロバスが出ている企業もあるが、この場合は担当教員から事前に説明の予定。 ・一部の企業では、夏のお盆休みの時期に自社内で事前説明会を開催し、これへの出席が必須とするところもある。県外など遠隔地に、この時期に帰省する人は注意が必要。 ・応募者が定員を超える場合は、担当教員による選考を経た上で決定する。企業側は、ある意味で業務を一部犠牲にして学生を受け入れるため、学生の質に対する要求は厳しい。したがって、一定レベル以上の学生の該当者がいない場合は、定員に関係なく派遣は行わない場合もありうる。日頃の授業への取り組みや成績が考慮されるので注意すること。特に必修科目等を落として、チューターによる面談指導が続いている場合、インターンシップには原則参加できないと考えておくこと。 ・学内説明会が開催され、1月中旬には申込が締め切られる。選考結果は2月~3月に発表されるが、決定した後の辞退は原則不可であるので注意が必要。 ・事前指導中および実習中に問題が発生した場合には、派遣を中止することもありうる。 ・前期の追試験の期間中に実習を行う企業もありうる。追試験への参加のために、実習を休むことは原則許されないので、前期試験期間中は体調管理に充分注意すること。 ・報告書はワードで、プレゼン資料はパワーポイントで作成するため、操作法を知らない学生は、実習までに基本操作法を習得しておくこと。 ・教学センターの掲示版や連絡を、こまめにチェックすること。 ・公認欠席は欠席として扱います。レポート提出時に公認欠席になったときは,代替措置で対応します。 |
成績評価の方法・基準 | 実習先での評価(40%)、事前学習の態度や積極性(20%)、実習報告書の内容(20%)、報告会での発表・協力の程度(20%)を総合して評価する。 |
テキスト | なし。実習中に記載していく実習日誌は事前に配布する。 |
参考文献 | 必要に応じて配布もしくは紹介する。 |
主な関連科目 | 企業によって異なる。インターンシップ募集要項に記載ずみのため、それを参照のこと。 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
各担当教員が随時相談に応じますので、事前に教員へ連絡して、日時を調整した上で行います。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
健康科学部心理学科(健康科学部総合科目) | FHPS41007 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |
健康科学部健康栄養学科(健康科学部) | FHNU10401 | 2018~2022 | 2・3・4 | - | - | - | - | - |