授業コード 50028000 クラス
科目名 生物調査実習 単位数 1
担当者 岡西 政典 他 履修期 年間授業
カリキュラム *下表参考 配当年次 *下表参考

授業題目 野外での生物調査法を学ぶ Practical biological survey methods in the field.
授業の概要 動物は地球の生命圏のほとんどの部分に生息し,その多様性の把握は地球環境の理解に直結する.本実習では,哺乳類,昆虫類,海産動物を対象に,その生態や分類を把握するための野外での調査法を学ぶ.野外で収集したデータを室内に持ち帰り,観察や画像解析を通して,生物の多様性を把握する方法を身につける.
学習の到達目標 ・水陸の動物の基本的な観察方法を習得し,実践できるようになる
・各動物の観察を通し,多様な動物のボディプランを理解する
・各動物の種名の把握や画像データの解析法を身につける
授業計画 第1回 9月15日(日)3限:フィールド調査説明:プランクトン,水生昆虫と哺乳類の観察について(岡西,奥田,鈴木)
第2回 9月15日(日)4限:プランクトンの採集(岡西)
第3回 9月15日(日)5限:野外カメラの設置(奥田)
第4回 9月16日(月)1限 室内作業の説明:図鑑と顕微鏡の使い方の説明と実践(岡西)
第5回 9月16日(月)2限 瀬戸内海のプランクトンの観察(岡西)
第6回 9月16日(月)3限 瀬戸内海のプランクトンの同定(岡西)
第7回 9月16日(月)4限 哺乳類の画像データの抽出(奥田)
第8回 9月16日(月)5限 哺乳類の画像データの解析(奥田)
第9回 9月17日(火)1限 フィールド観察:水生昆虫の生息地確認(鈴木)
第10回 9月17日(火)2限 フィールド観察:水生昆虫の採集(鈴木)
第11回 9月17日(火)3限 水生昆虫の観察(鈴木)
第12回 9月17日(火)4限 水生昆虫の同定(鈴木)
第13回 9月17日(火)5限 まとめ:野外フィールド観察法のおさらい(岡西)
第14回 9月18日(水)1限 野外動物調査法の違いを学ぶ(奥田)
第15回 9月18日(水)2限 プレゼンテーション(岡西,奥田,鈴木)
授業外学習の課題 ・事前に参考文献を調べて,各自購読を進めること.
・各講義で1時間ずつに相当する予習と復習を期待する
履修上の注意事項 ・9/15から9/18にかけてのフィールド調査は広島大学竹原臨海ステーション(広島県竹原市)にて合宿形式で行う.宿泊費・食費(約8000円の予定)、ならびに実験所までの移動費は各自負担とする.
・海水に濡れる作業を行うため、受講希望者は履修検討にあたり教員と面談を行うこと.
・天候等の影響で実習が実施できない場合、授業内容や順序が変わる場合がある.
・他大学の施設に宿泊し、連日で作業を行う集中力を要することを良く理解して履修に望むこと.
・公認欠席は単位認定要件には影響しないよう配慮するが.,実習参加が主な成績評価であるため,講義と同様の配慮はできない可能性がある.
成績評価の方法・基準 授業への参加・取り組み(100%)によって評価する.
テキスト 使用しない.
参考文献 フィールドワークの達人(神奈川県立生命の星・地球博物館[編],東海大学出版会) 2010年
標本学-自然史標本の収集と管理-(松浦啓一[編著],東海大学出版会) 2014年
主な関連科目 自然をみるa, b、入門特殊講義(自然観察方法論)、生物学,生態学
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義中や講義終了後を含めて、質問については常に受け付ける。Moodleもしくは個別メール(mokanish@shudo-u.ac.jp)にて対応する
希望者には課題の返却を行う

■ルーブリック情報
  5 4 3 2 1
課題への取り組み 課題への取り組み・成果が極めて優秀であり,非の打ち所がない 課題に対して的確かつ網羅的に取り組んでいる 課題に対して一通り取り組んでいる 課題に対する取り組みが不十分である 課題に全く取り組んでいない

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) FHES26106 2023~2023 2・3・4
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) 51300 2024~2024 2・3・4