授業コード 50027900 単位数 2
科目名 自然観察方法論 クラス
履修期 前期授業 カリキュラム *下表参考
担当者 奥田 圭 配当年次 *下表参考

授業の題目 自然観察方法論 Research Methods for Natural Environment
学修の概要 野生生物の保全・管理を図る上では,その種の分布や生息密度,生息環境条件等の生態に関するデータを取得し,定量的な評価に基づいた保全・管理手法を講じる必要がある.
本講義では,野生生物の保全・管理を図る意義を学ぶとともに,野生生物の分布や生息密度,生息環境条件等の生態に関わるデータを取得するための基本的なフィールド調査手法を解説する.また,フィールド調査で得られたデータを定量評価するための解析手法を解説する.
学修の到達目標 ・野生生物の生態を明らかにするための基本的なフィールド調査手法を行うことができるようになる.
・フィールド調査で得られたデータを定量的に評価する解析手法を用いることができるようになる.
授業計画 第1回 ガイダンス:本講義の概要の説明
第2回 野生動物のフィールド調査手法の解説
第3回 地形図の読み方とコンパスの使用法
第4回 野生動物のフィールド調査手法の実践
第5回 野生動物の生体捕獲と安全管理
第6回 電波発信機を利用した動物の追跡
第7回 野生動物の生息密度推定手法(オンデマンド)
第8回 野生動物の痕跡の同定と調査手法
第9回 野生動物の食性の評価手法
第10回 野生動物の生息地の評価手法
第11回 地理情報データベースの基礎(オンデマンド)
第12回 フィールド調査データの解析手法①基礎編(検定)
第13回 フィールド調査データの解析手法①応用編(多変量解析)
第14回 人獣共通感染症と衛生管理(オンデマンド)
第15回 授業の復習・まとめ
授業外学習の課題 参考文献として挙げているものについて,講読をすすめること.
授業の予習・復習を1時間程度実施することが望ましい.
履修上の注意事項 ブレンド型授業を実施する.
オンデマンド授業回はGoogle Classroom上に授業動画をアップロードする(クラスコードはMoodle上で公開する).
随時,課題を設定するので,確実に実施すること.
公認欠席は単位認定要件には影響しないように配慮する.
成績評価の方法・基準 【期末試験】:無
課題提出(70%),期末レポート(30%)で評価する.
※希望者には課題および期末レポートの採点結果(本人のみ)を開示する.
テキスト 使用しない.
参考文献 關義和ほか『野生動物管理のためのフィールド調査法』(2015)京都大学学術出版会
その他,各講義で適宜参考文献を紹介する.
主な関連科目 里地里山学,野生動物管理学,生物調査実習
オフィスアワー及び
質問・相談への対応
講義終了後およびメール(kokuda@alpha.shudo-u.ac.jp)において随時受け付ける.

■カリキュラム情報
所属 ナンバリングコード 適用入学年度 配当年次 身につく能力
知識・技能 思考力 判断力 表現力 協創力
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) FHES16102 2023~2023 1・2・3・4 - -
人間環境学部人間環境学科(フィールド科目) 51300 2024~2024 1・2・3・4 - -