授業コード | 50027100 | 単位数 | 2 |
科目名 | 環境法演習b | クラス | |
履修期 | 後期授業 | カリキュラム | *下表参考 |
担当者 | 下村 英嗣 | 配当年次 | *下表参考 |
授業の題目 | トピックで考える環境法 |
学修の概要 | 時として知識は単なる「点」であり、無関係で役立たずのものと捉えてしまうことがある。しかし、一見、無関係で役に立たない知識=点も、別の知識=点とつなげることで「線」や「面」になり、大いに役立つ知識となり、また、知恵となりうる。 このゼミナールは、環境法のさまざまなトピックにもとづいて、一見無関係と思われるものと一緒に考えることで、現代の環境問題とその関連環境法について学ぶ。そして、環境問題に対して環境法がどのように対応し、どのような課題があるのかを考察する。トピックとして、たとえば次のようなものを予定している。「ミレーのオフィーリアと公害被害補償」「ビクトリア女王と焼き鳥」「チョコレートとクエーカー教徒と田園都市構想」「狼男伝説と狼の再導入」「赤の女王と外来生物」など。 *割り当てられたトピックに関連する文献を最低2冊は熟読し参照することを義務づける。 授業は次のように進める。時間配分は目安。 ①2冊以上の文献を参考にしながら、発表担当者に毎回1つのトピックについて発表してもらい(15分)、 ②受講者全員との質疑応答を行う(30分)。毎回、全員が必ず1度は質疑応答することを求める。 ③教員による解説(20分) ④ ①~③の内容を指定プリントに記述する(合計で800字程度)(25分) *フィードバックとして、提出されたプリントは、毎回赤入れ・コメントを記述して次回授業時に返却する。 |
学修の到達目標 | 環境問題に関する知識を高めることができ、環境法の制度内容と課題を理解できるようになる。 |
授業計画 | 第1回 | ・ガイダンス:授業の概要と進め方の説明、採点基準の提示 ・シラバスを読んできたか否かに関する確認プリント(授業への取り組みの一部として成績評価対象) ・トピックの割り当てと発表順の決定 |
第2回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成① | |
第3回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成② | |
第4回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成③ | |
第5回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成④ | |
第6回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑤ | |
第7回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑥ | |
第8回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑦ | |
第9回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑧ | |
第10回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑨ | |
第11回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑩ | |
第12回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑪ | |
第13回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑫ | |
第14回 | トピックに関する発表と質疑応答・解説・プリント作成⑬ | |
第15回 | (オンデマンド) ・発表を担当したトピックに関するレポート作成 ・フィードバックとして課題に関する講評 |
授業外学習の課題 | 指定トピックに関する課題図書2冊の読解(6時間) 質疑応答も指定用紙記述も、毎回のトピックに関して予備知識が必要になる。そのため、トピックに関する情報収集に日常的につとめること。具体的には、各トピック関連の文献を読む、関係する環境法の内容を調べることである(2時間)。トピックに関する参考文献や環境法、キーワードは、毎回提示する。 |
履修上の注意事項 | 【ブレンド型授業を実施します】*オンデマンド時はMoodleを使用する。 ①異なる知識・事例をつなげて考え、発表し、質疑応答することを想定しているため、文献調査および読書量が必然的に多くなることを覚悟すること。したがって、強い学習意欲、勉学意欲がなければ、ついてこられない。 ②文献の読解力があることを前提として進めるため、同じ担当教員の環境法演習aを履修しておくことを強く勧める。 ③環境法の知識がある程度必要であるため、環境法入門、環境法を履修することを強く勧める。 ④遅刻者、欠席者へのプリントの配布は、公認欠席を除いて、いかなる理由があろうとも行わない。 ※公認欠席制度利用時の欠席への対応は、以下の通りとする。 ・シラバス確認テストは代替措置 ・資料は後日配布 ・指定プリントは後日配布し、指定期限までに提出 ・トピックのレポートはMoodleまたはメールで後日の指定期限までに提出 |
成績評価の方法・基準 | ・授業への取り組み(第1回の確認プリントと発表)10%、毎回提出を義務づける指定用紙65%、発表を担当したトピックに関するレポート25% ・質疑応答で自分の意見を述べない場合、他人と同じ意見を述べた場合は2点減点する。 ・指定用紙とレポートは、日本語技術(誤字脱字、主語と述語、である調などで1つにつき1点減点)、空欄(1つにつき3点減点) ・発表をしなかった場合、本を読んでいない場合は、10点減点する。 |
テキスト | 各自が発表を担当するトピックに関連する文献を個別に提示する。 |
参考文献 | 授業の中で適宜紹介する。 |
主な関連科目 | 環境事例入門、環境法入門、環境法 |
オフィスアワー及び 質問・相談への対応 |
授業中の質疑応答と解説の時間に積極的に質問してください。 |
所属 | ナンバリングコード | 適用入学年度 | 配当年次 | 身につく能力 | ||||
知識・技能 | 思考力 | 判断力 | 表現力 | 協創力 | ||||
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) | FHES23106 | 2023~2023 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |
人間環境学部人間環境学科(基礎科目) | 51200 | 2024~2024 | 2・3・4 | ○ | ○ | - | ○ | - |